説明

バイナックス インコーポレイティッドにより出願された特許

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【課題】肺炎連鎖球菌を検出するための、迅速、特異的かつ高感度の免疫クロマトグラフィーアッセイ法の提供。
【解決手段】肺炎連鎖球菌からC多糖細胞壁抗原を入手し、該抗原を用いて肺炎連鎖球菌に対する抗原特異的抗体を得た。該抗体を用い免疫クロマトグラフィーアッセイ装置を作製した。該抗体の一部は、可視的色調変化を示す標識物質と結合させ、装置の第1の区域に包埋し、一部は、観察用ウィンドウを有する反応区域に結合した。患者の尿、脳脊髄液または血液などの液体試料を第1の区域に適用すると、抗体と標識物質との結合物および試料は吸収性材料の流動ストリップに沿って反応区域に移動し、試料が肺炎連鎖球菌またはその細胞壁抗原を含む場合には標識結合物、抗原および結合抗体のサンドイッチが形成されて色調変化が観察される。本アッセイ法は、肺炎連鎖球菌によって引き起こされる種々の病的状態に対して、迅速かつ信頼性のある診断をもたらす。 (もっと読む)


【課題】糖質抗原を有することにより特徴付けられる細菌によって引き起こされる細菌感染の、感受性および特異性の高い、迅速および正確な診断方法を提供する。
【解決手段】以下の段階を含む液体試料中におけるインフルエンザ菌の検出方法:(a)液体試料を多孔性試験用細片に加える段階;ここで前記細片は流体流路を形成し、(b)前記試料を、試験用細片の流路に沿って横方向に流す段階;及び(c)液体試料中のインフルエンザ菌の標的糖質抗原の存在下で、インフルエンザ菌の存在を示唆する抗原に結合された結合剤の一つを含む複合体と結合する段階。 (もっと読む)


迅速な酵素駆動式アッセイ法を実施するための側方流動クロマトグラフィーアッセイ形式を記載する。意図された試料には存在しないか、または所望の反応を完了させるには不十分にそこに存在する、特異的酵素反応を誘発するために必要な構成成分の組合せは、乾燥型の基質として、所望の反応の発生時に所望の色を形成するのに必要な成分と共に、予め沈着されている。ストリップには、 液体試料が適用された、流動流中の基質沈着の前方に配置された試料パッドが装着されている。この試料は、試料パッドから基質ゾーンへと流動し、そこで直ちに、乾燥成分を再構成すると同時に、それらを密に混合し、それらと流体最前部で反応する。流体最前部は、迅速に最終「リードゾーン」へ移動し、そこで発色した色は、所望の反応について予め決定された色標準に対して読みとられる。必要ならば、試料の前処理パッド(例えば、全血中の赤血球溶解のための溶解パッド)が、適宜流路中の試料パッドの最前部に配置される。本発明の形式のアッセイ法は、類似の湿式化学アッセイ法よりも、迅速かつ容易に行うことができる。グルコース-6-リン酸デヒドロゲナーゼ(「G-6PD」)、総血清コレステロール、β-ラクタマーゼ活性およびペルオキシダーゼ活性に関する特異的アッセイ法を開示する。 (もっと読む)


本態様の一つまたは複数は、テストサンプルを収集およびテストするための、サンプル受け取りデバイスならびにこの使用方法に関し、テストサンプルの収集およびテストサンプルのテストは別個の行為であり、受け取りテストデバイスの別個の部分を利用する。本態様の一つまたは複数は、特にテスト受け取り部材として適合可能であり、これは所望のサンプルを収集するために患者によって自宅に持ち帰られ、後にサンプル受け取り部材が解除可能なヒンジによってテスト部材に接続可能なテスト施設に送られる、または持って行かれることが可能であり、これによってテストサンプルはテストされてテスト結果を生成することができる。本態様の一つまたは複数は、テストサンプルが提供されて、テスト結果を生成するために別個にテストされる必要がある任意のテスト方法と組み合わせてもよい。

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本発明は、凝集アッセイ法、特にクロマトグラフ排除アッセイ法およびそれらの使用法に関する。本発明は、試験装置の特定の無作為でない位置に蓄積された、結合した検出可能な特異的結合試薬の集合体のクロマトグラフ排除を使用することによる、被験試料中の1種または複数の関心のある被検体の存在を決定する新規方法を含む。試験される試料中に関心のある被検体が存在しない場合、特異的検出可能な結合試薬の集合体は形成されず、従ってクロマトグラフィー媒体から排除されず、明確で容易に識別できる事象を生じる。本発明は特に、診療所または自宅における疾患の検出または治療のモニタリングのための簡易な試験装置に適用可能である。

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