説明

クラリス環境株式会社により出願された特許

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【課題】有機性廃棄物から簡単な設備を利用し、無臭の状態で、かつ低コストに液肥を製造すること、及び植物の育成に適した性状を有し、かつ土壌の透水性を改善することができる液肥の製造方法を提供することである。
【解決手段】畜舎汚水等の有機性廃棄物を低曝気処理した後、汚泥分離処理して得られた分離水を液肥とする。前記分離水は再度低曝気処理してもよい。このような低曝気処理により、液肥の硝酸イオン濃度が100mg/L以上となるように調整する。前記低曝気処理はDO値0〜3mg/Lで曝気するのが好ましい。 (もっと読む)


【課題】低曝気活性汚泥法により、廃水からリン及び窒素を同時に、安定して除去する。また、新たな処理工程を増設することなく、低曝気活性汚泥法の処理工程のなかで脱窒処理と脱リン処理を実現し、設備建設コストや運転管理コストを安く抑える。
【解決手段】有機物を含む流入廃水を低曝気処理する反応槽1と、該低曝気処理の処理水を沈殿分離処理する沈殿槽2と、該沈澱分離処理した沈殿汚泥を再低曝気処理する汚泥消化槽3を有し、汚泥消化槽3で得られた上澄水を流入廃水に混入する廃水処理方法において、汚泥消化槽3の上澄水の強熱残留物濃度を、前記流入廃水よりも高濃度に維持する。上澄水の強熱残留物濃度が300mg/L以上であり、反応槽3のDOはは1mg/L以下である。 (もっと読む)


【課題】分離膜の膜面に付着する汚泥量を減少させ、汚泥除去のための消費電力を削減すること、また、処理施設をコンパクト化し、効率的でバルキングの発生等の心配がない汚泥分離処理を行うとともに、余剰汚泥の削減、汚泥臭の低減、脱窒,脱リン処理の促進等を図ることを目的とする。
【解決手段】有機物を含む廃水原水を低曝気により生物学的処理する低曝気処理工程2と、低曝気処理工程2の処理水を膜分離により汚泥分離する膜分離処理工程3と、膜分離処理工程3で分離された汚泥を低曝気処理する汚泥消化処理工程4とを有し、汚泥消化処理工程4の処理水を電子受容体調整水として低曝気処理工程2に返送する。低曝気処理工程3の溶存酸素量は3mg/L以下、好ましくは1mg/L以下である。膜分離処理工程3の分離膜5は、中空糸膜モジュール5が好ましい。 (もっと読む)


【課題】曝気槽に使用する空気を利用して、極めて簡便かつ安価な状態にて測定用センサーの洗浄を可能とする洗浄システムの構成を提供すること。
【解決手段】廃水処理施設における各種測定用センサー1の洗浄システムにおいて、曝気用空気配管から分流させ、当該分流ラインのバルブ4の開閉に関与しているタイマー制御装置の測定の時間毎の制御に基づいて、測定を行っていない段階にて、当該分流した空気及び当該空気と共に移動する水を前記測定用センサー1における測定素子が存在している測定部分11に衝突させることに基づき、前記課題を達成することができる測定用センサー1の洗浄システム。 (もっと読む)


【課題】余剰汚泥の発生を極力少なくすると共に、効率的な汚泥の分解を行うことを可能とする廃水処理システムの構成を提供すること。
【解決手段】流入して来る有機物を含有している廃水の流量を調整する流量調整槽1、当該流量調整槽1から送られた廃水に対し、曝気によって微生物を活性化させながら、有機物の分解処理を行う曝気槽2、当該曝気槽2から送られた当該処理水を沈澱分離させる沈澱槽3、当該沈澱槽3から送られた沈澱汚泥を分解する汚泥消化槽4を設け、当該分解に基づく上澄液を、曝気槽2に帰還させる廃水処理システムにおいて、曝気槽2における溶存酸素の濃度を約0.01mg/L〜約0.6mg/L、好ましくは、約0.2mg/L〜約0.5mg/Lの範囲に調整することによって、通性嫌気性菌を活性化させることに基づき、前記課題を達成することができる廃水処理システム。 (もっと読む)


【課題】家畜糞尿等の有機廃棄物を堆肥化する過程で発生する臭気の低減化を低コストで効率的に実現できるようにした堆肥の製造方法を提供する。
【解決手段】有機廃棄物の堆積物に、有機物を含む廃水を微生物学的に処理して得られ、かつ硝酸塩及び硫酸塩を含んだ電子受容体水を混合する。前記電子受容体水は、有機物を含む廃水を低曝気処理した後、静置して得られる上澄水である。また、前記電子受容体水は、溶存酸素0〜3mg/L、酸化還元電位0〜300mVの条件で曝気した後、静置して得られる上澄水である。前記電子受容体は、硝酸塩5〜500mg/L、硫酸塩5〜700mg/Lを含んでいる。 (もっと読む)


【課題】処理する有機性廃棄物の条件が変化しても、効率的で安定的な分解処理を行うことができ、臭気の発生を抑制し、発生汚泥量を大幅に抑制することができる有機性廃棄物の処理法を提供する。
【解決手段】 処理槽内に、脱窒素菌を主体とする微生物群のバイオフィルムを生成させ、溶存酸素量3mg/L以下の条件で、及び微生物学的に生成されると共に、少なくとも硝酸塩を含む電子受容体液の存在下で、有機性廃棄物を分解処理する。電子受容体液は、硝酸塩5〜500mg/L、硫酸塩5〜700mg/L、酸素量0.1〜3mg/Lであり、酸化還元電位は0〜300mVに調整される。微生物群中には、脱窒素菌が少なくとも20%を占めている。 (もっと読む)


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