説明

坂井製粉製麺有限会社により出願された特許

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【課題】本発明は、かん水やアルカリ化合物、食塩や塩化物、卵や牛乳、増粘多糖類、糖類、カルシウム系化合物、大豆や大豆粉、を使用しなくても、食感や風味や食味に優れ、かつ小規模または零細の製麺業者でも導入しやすい、麺類や麺製品、パスタ類やパスタ製品、およびその製造方法を提供するものである。
【構成】 2007年4月上旬、渡辺果樹園(新潟県三条市井戸場)の葡萄畑において、複数の剪定中の葡萄の枝より流出している樹液20lを殺菌済みの採取用ポリタンクに採取した後に、加熱殺菌し、保存用ポリタンクに入れた後に、冷蔵保管した。この葡萄樹液300mlと中華麺用に常用されている小麦粉3kgと適量のクチナシ色素を食品用ミキサーの中に投入し20分ほど混練した後に、保存料としてエチルアルコールをミキサーの内容物の1重量%から5重量%になるよう加配し10分程度のミキシングを行い、得られたそぼろ状のものを次にロールで圧延して、麺帯を作成する。この麺帯は20℃で2時間程度の、いわゆる寝かしを行い熟成させる。熟成の後は常法の製麺工程と同じく、圧延、めん線切り出し、打ち粉でんぷんの振りかけ、玉取り、包装という作業を経過することで、無かん水および無塩の中華麺を30個得た。 (もっと読む)


【課題】γ−アミノ酪酸を生成させたり蓄積させたり添加させたりした麺類及びパスタ類において、前記麺類やパスタ類を乾麺や乾燥パスタとして商品化する途中や商品化した後でもγ−アミノ酪酸を保持または蓄積させる麺類の製造方法を提供する。
【解決手段】脱脂処理済み米糠500gを粉体にして、食品混合用の容器に入れ、ミネラル水600gとヒマラヤ岩塩約25gを投入し攪拌しながら加熱処理して、練状の米糠約1000gを得る。次に、食品混合容器の中に中力粉700gと食塩30gを水370gに溶解した食塩水を加えて20分間混練し、上記練状米糠約200gを投入し10分間混練し生地を作り、これを半日ねかせた後、生地を製麺機によってうどん状に成形し生麺を得る。この生麺を更に約1時間程ねかせた後、約12時間程度自然乾燥させ、約800gの乾麺を得た。この段階で、乾麺約100g中に約80mg蓄積されている。 (もっと読む)


【課題】米の持つ風味を生かしたままで麺類やパスタ類の油揚げ処理を行なう食品の製造方法を提供することで、米粉を主原料にした麺類やパスタ類の即席食品化を図り、食品の賞味期間の延長や食品のスナック化が可能になり、米粉を主原料にした食品の消費が増大し、我が国の農業が活性化することを目的とする。
【構成】主原料としての汎用米粉と添加物としての適量の小麦粉をミキサーに投入し混合し、これに約5〜20重量%の範囲でかんすい水溶液を加え第一混練処理し、次に約0.5〜約1.5重量%の範囲で食塩や適当な量の温水または熱水とを混合して第二混練処理し、この混練物を複合ロールで板状にしたあと、常温で約60分間程度熟成させた後圧延し、切り歯を用いて切り出して麺状に形成し、この麺状形成物を熱湯で第一加熱処理をして十分にα化した後に130〜180℃のなたね油中に、0.5〜2.0分間で第二加熱処理をすることで、所望の揚げ麺または即席麺とすることができる。 (もっと読む)


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