説明

メッツォオートメーション株式会社により出願された特許

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【課題】 完成された巻取紙の紙質等の検査に供するための検査試料を採取する際に、簡単な作業により、抄紙機の走行方向に沿って確実に直線状に切断して、所望の長さの検査試料を得られる巻取紙の検査試料の採取装置を提供する。
【解決手段】 台車2に昇降自在な支持フレーム2cと揺動自在な首フレーム2f、支持軸5bを介して採取フレーム3を設ける。採取フレーム3に、カッティングフォーク32aとロータリカッター32bとからなる一対のカッターユニット32を設け、これらカッターユニット32で切断された検査試料Sを巻き取るコア6を設ける。カッターユニット32を巻取紙Rの周面に対向させて配し、巻取紙Rの巻尻の端部をカッターユニット32に導入し、これらで切断させながらコア6で巻き取れば、検査試料Sを採取できる。 (もっと読む)


【課題】ECF漂白あるいはTCF漂白した漂白パルプ中のヘキセンウロン酸含量を、非破壊的に、短時間に、しかも正確に測定できる漂白パルプ中のヘキセンウロン酸含量の測定方法を提供する。
【解決手段】本発明の漂白パルプ中のヘキセンウロン酸含量の測定方法は、リグノセルロースから調製したパルプ原料を、ISO白色度が80%以上になるまでエレメンタリークロリンフリー漂白あるいはトータリークロリンフリー漂白した漂白パルプを測定試料として用い、測定試料の230〜240nmの紫外光吸光度からヘキセンウロン酸含量を求める。 (もっと読む)


【課題】 厚さや摩擦係数などの物性を異ならせた品種のサンプルシートの搬送にも対応し、前記サンプルシートの試験、検査、加工等の作業能率の向上と経費の削減に貢献することのできるサンプルシート分離供給装置およびサンプルシートの分離供給方法を提供すること。
【解決手段】
制御手段17により、給紙ローラ3、下側ローラ5および上側ローラ6を正方向へ回転させ、下側ローラ5および上側ローラ6間に挟持されて正方向へ搬送されるサンプルシートSを検知した第1センサ15の検知信号の入力を契機として、下側ローラ5の正方向への回転を停止させ、その後、サンプルシートSを検知した第2センサ16の検知信号の入力を契機として、給紙ローラ3および上側ローラ6の正方向への回転を停止させ、かつ、前記給紙ローラ3を給紙カセット2から離間させるとともに、下側ローラ5を逆方向へ回転させ、電流検出器18が下側ローラ5を駆動させるモータの電流値の所定時間内における安定状態を検知したことで、1枚のサンプルシートSの分離を判断し、下側ローラ5の逆方向への回転を停止させるとともに、下側ピンチローラ8および上側ピンチローラ9間に分離させた1枚のサンプルシートSを挟持させ、下側ピンチローラ8および上側ピンチローラ9を正方向へ回転させて、1枚のサンプルシートSのみを搬送するように、各モータ3M、5M、6Mの駆動を制御する。 (もっと読む)


【課題】 製紙原料懸濁液濃度を測定するに際して、2%以上を正確に測定できる濃度計が存せず、手作業で測定を行っているが、この濃度測定の自動化の要望に鑑みて、2%以下の濃度を最も正確に測定できる光学式濃度計を用いて、2%以上の濃度を測定できる製紙原料の試料濃度測定方法及び測定装置を提供する。
【解決手段】 採取口1a〜1fから計量槽3に採取した試料に対して予め求められている希釈倍率となるように希釈槽6で希釈し、希釈された希釈試料を光学式灰分計41と光学式濃度計15に供給し、この希釈試料の希釈濃度データx、wを測定する。希釈試料と採取されることになる試料との関係で予め求められたゲイン値a、pとバイアス値b、qとから、y=ax+b、w=sp+qより、試料の固形成分濃度yと灰分濃度wを求める。 (もっと読む)


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