説明

ジェナシス株式会社により出願された特許

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【課題】 標的分子と高い親和性をもって結合する蛋白質を効率よくスクリーニングする方法,ならびにこの方法に適合するよう設計された核酸リンカーを提供すること。
【解決手段】 mRNAと,前記mRNAによりコードされる蛋白質との複合体を製造するための核酸リンカーが開示される。この核酸リンカーは,mRNAとハイブリダイズしうる1本鎖ポリヌクレオチド部分と,1本鎖ポリヌクレオチド部分から枝分かれした状態で結合しており,末端に蛋白質連結部分を有するアーム部分とを含み,アーム部分は光切断性部位または1本鎖核酸切断酵素切断部位を含むことを特徴とする。また,この核酸リンカーを用いて蛋白質をスクリーニングする方法も開示される。 (もっと読む)


【課題】 スリーフィンガー様スキャフォールドを利用して所望の標的に結合しうる新規な蛋白質を同定するための蛋白質ライブラリを提供すること。
【解決手段】 スリーフィンガー様スキャフォールドを有する蛋白質のN末端側1番目のループ領域を有する複数の蛋白質の群を含む蛋白質ライブラリであって、当該ループ中の特定の領域のアミノ酸残基がランダム化されていることを特徴とする蛋白質ライブラリが開示される。また、この蛋白質ライブラリを標的と接触させ、標的と結合した蛋白質を選択し、そのアミノ酸配列を決定することにより、標的と結合しうる新規蛋白質を同定する方法も提供される。 (もっと読む)


【課題】 IL−6シグナル伝達拮抗ペプチドの提供を課題とする。
【解決手段】 生体反応を制御するレセプターとリガンドの結合によるシグナルの伝達を阻害し、かつ当該分子の立体構造を認識するペプチドを進化工学的手段であるIn vitro virus法を用いてN末端側に一つのシステイン残基をもつ計35残基のランダムペプチドライブラリーから取得した。膨大なライブラリからより特異性、親和性が高い機能ペプチドを取得する試みを行いホモロジーのあるペプチドを見出した。特に、本発明では2つ以上のS-S結合を形成するシステイン残基とそのS-S架橋の方式によってペプチドの機能が大きく変化することを見出し本発明を完成させた。本発明のペプチドは、IL−6の受容体に結合してIL−6とIL−6受容体の結合を阻害する機能を有するIL−6シグナル伝達拮抗ペプチドである。 (もっと読む)


【課題】 IL−6受容体のアゴニストもしくはアンタゴニスト活性を有するポリペプチドの提供を課題とする。
【解決手段】 スリーフィンガー様スキャフォールドを有する蛋白質に由来するライブラリを用いて、IL-6Rと結合するポリペプチドを取得することに成功した。さらに、スリーフィンガー様スキャフォールドを有する蛋白質のN末端側1番目のループ領域のみを含むペプチドがIL-6Rと結合する活性を示すことを見出した。さらに、該ペプチドは細胞アッセイにより、IL-6Rのアゴニストもしくはアンタゴニストとしての機能を有することが見出された。 (もっと読む)


【課題】マイクロリアクター技術を用いた生体分子アッセイチップの作製方法、及び作製されたチップの提供を目的とする。
【解決手段】本発明は、(a)複数の同一種類の生体分子1を配列状に固定化した基板1を作製する工程、(b)工程(a)で作製した基板1上に固定化された生体分子1の配列位置と重なる位置に微小リアクターを具備するマイクロリアクターチップの微小リアクター内に、生体分子2を合成するための反応試薬を添加する工程、(c)生体分子2を合成するための反応試薬が生体分子1と接触するように該基板1と密着させ、微小リアクター内で生体分子2を合成する工程、(d)工程(c)を終了したマイクロリアクターチップを、基板2と重ね合わせ、生体分子2を該基板2上に結合させる工程を含む、生体分子が配列状に固定化されたチップの作製方法、及び該方法で作製されたチップを提供する。 (もっと読む)


【課題】 スリーフィンガー様スキャフォールドを利用して所望の標的に結合しうる新規な蛋白質を同定するための蛋白質ライブラリを提供すること。
【解決手段】 スリーフィンガー様スキャフォールドを有する複数の蛋白質の群を含む蛋白質ライブラリであって,3つのループ中の特定の領域のアミノ酸残基がランダム化されていることを特徴とする蛋白質ライブラリが開示される。また,この蛋白質ライブラリを標的と接触させ,標的と結合した蛋白質を選択し,そのアミノ酸配列を決定することにより,標的と結合しうる新規蛋白質を同定する方法も提供される。 (もっと読む)


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