説明

アンスティテュ・ナシオナル・ドゥ・ラ・サンテ・エ・ドゥ・ラ・ルシェルシュ・メディカル(イ・エヌ・エス・エ・エール・エム)により出願された特許

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本発明は、チミジル酸シンターゼをコードするthyA遺伝子がナンセンスコドン、好ましくはアンバーコドンを含む、細菌や酵母などの突然変異細胞に関し、このナンセンスコドンはあるアミノ酸をコードするコドンを置換し、thyA遺伝子の翻訳を中断して、この細胞をチミジン要求性とする。有利には、この突然変異細胞においては、エンドヌクレアーゼ1をコードするendA遺伝子および/またはリコンビナーゼをコードするrecA遺伝子が不活性化されている。本発明はまた、導入遺伝子およびサプレッサーtRNA構造遺伝子配列を含む発現プラスミドにも関し、このサプレッサーtRNAは、thyA遺伝子のナンセンスコドンと対になりうるアンチコドンを含み、そして突然変異thyA遺伝子の翻訳を回復し、それによってチミジル酸シンターゼ活性を有する野生型または変異型の蛋白質を得ることができるアミノ酸に特異的である。本発明はまた、この発現プラスミドを増幅する方法にも関する。 (もっと読む)


本発明は、高周波の深部脳刺激療法(DBS)中の神経細胞活性の信号をフィルタリングして、観測された信号中の刺激アーチファクトを除去するための方法に関し、該方法は、位相空間中で、観測された信号軌跡を近似する工程であって、該観測信号は、刺激信号によって誘起された刺激アーチファクトの和として見なされ、該刺激信号は、安定リミット・サイクルによる自励振動システムを含む常微分方程式の解であると仮定される、工程と、該観測信号およびその微分係数をセグメントにスライスする工程であって、各セグメントは、刺激期間に対応する、工程と、学習セットに、N個の選択された刺激期間を集める工程と、該自励振動システムの該リミット・サイクルを見積もる工程と、該観測信号の各アーチファクトを該見積もられたリミット・サイクルに同期させる工程と、該同期によって、位相空間中で各アーチファクトから該見積もられたリミット・サイクルを減じる工程と、フィルタリングされた信号全体を得るために、すべてのセグメントを集める工程と、最後に、時間領域中でその結果を表現する工程とを含む。 (もっと読む)


本発明は、商業的規模の量のヒト機能性β細胞を製造する方法、および細胞株の樹立に関する。また、β細胞腫瘍またはそれ由来の細胞を用いる、診断方法にも関する。本発明方法は、移植物を増殖性β細胞に富ませ、ヒトβ細胞株を作製することを可能にする継代移植操作を含む。このような株はインスリンの発現は少なく、成人β細胞に似た遺伝子発現プロフィールを有する。さらに、ヒトβ細胞株は、移植された場合に糖尿病マウスの血糖を正常化でき、このことは、この株のインスリン分泌能を実証する。 (もっと読む)


本発明は、siRNAと、4,5−二置換2−デオキシストレプタミン環の種類のアミノグリコシドが、スペーサー分子を介して、一般式:−(R1)R2(式中、R1およびR2は互いに独立して、水素原子もしくは脂肪性脂肪族鎖を意味するか、またはR1もしくはR2の一方は存在せず、ただしR1とR2の少なくとも一方は脂肪性脂肪族鎖を意味する)または一般式:−OR3もしくは−NR3(式中、R3はステロイド誘導体を意味する)で示される脂質部分に結合されてなるトランスフェクション用化合物とを含む組成物に関する。本発明はまた、これらの組成物のin vitroおよびin vivo用途にも関する。
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本発明は、結核感染患者および結核とHIV の両方に感染した患者における結核関連免疫再構築症候群 (TB-IRS) の診断のための方法およびキットに関し、この方法は、ツベルクリン、即ちPPD (Purified Protein Derivative) と称されるマイコバクテリア抽出物、および16kDa 蛋白質〔結核菌(マイコバクテリウム・ツベルクローシス、Mycobacterium tuberculosis) 由来の2つの抗原であるESAT-6またはCFP-10ではない〕に対して暴露後の、Th1応答における急性の増加を検出することを含む。
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