説明

クリスオプティクス株式会社により出願された特許

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開示される偏光子は、複屈折材料で作られた少なくとも1つの基材と、基材の上に配置された偏光板とを備える。基材は、ポジティブA型の異方性を有するとともに基材表面に平行な遅軸を有する。偏光板は、可視スペクトル領域の少なくとも1つの小領域において電磁放射の異方性吸収を有し、偏光板の透過軸と基材の遅軸とは、互いに実質的に平行に向けられる。 (もっと読む)


組成物は、少なくとも1つの第1のタイプの一般式Iの有機化合物および少なくとも1つの第2のタイプの一般構造式IIの有機化合物を含み、式I中のCoreは剛体棒状マクロ分子を形成可能なコンジュゲートされた有機単位であり、Gkは、第1のタイプの有機化合物の溶媒中での可溶性を提供する1セットのイオン形成性側基であり、棒状マクロ分子に剛性を与え;式II中のSysはπ−π相互作用を介して板状超分子を形成可能な少なくとも部分的にコンジュゲートされた実質的に平面の多環分子系であり、X、Y、ZおよびQは置換基である。組成物は、可視スペクトル範囲における電磁放射に対して実質的に透明な二軸性タイプの固体リタデーション層を形成することができるリオトロピック液晶溶液を形成可能である。前記光学リタデーション層の二軸性のタイプおよび程度は、組成物中の第1のタイプの有機化合物および第2のタイプの有機化合物のモル比によって制御される。組成物から形成された固体リタデーション層を含む光学フィルム、光学フィルムを製造する方法、および前記リタデーション層を使用する垂直配向液晶ディスプレイも提供される。
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有機化合物が一般構造式(I)を有する。式(I)において、Coreはロッド状高分子を形成し得る共役有機単位であり、nはロッド状高分子中の共役有機単位の数であり、Gは一組のイオン形成性側基であり、kはその組Gの中の側基の数である。一組のイオン形成性側基は、有機化合物またはその塩の溶解性を提供し、そしてロッド状高分子へ剛性を付与する。数nは、有機化合物またはその塩の溶液中で高分子の自己集合を促進する分子異方性を提供してリオトロピック液晶を形成させる。その溶液は、可視スペクトル範囲内の電磁放射に実質的に透過性のポジティブA型の固体光学位相差層を形成させることができる。一般式(I)で示される有機化合物を基にした光学フィルムおよびそれを製造する方法も、開示される。

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本発明の一態様では、スペクトル分散の制御可能な屈折率を有する光学異方性補償パネルを提供する。この補償パネルは、整えられたゲスト−ホストシステムに基づく1つ以上の光学異方性層を備え、ゲスト−ホストシステムは、可視スペクトル範囲の電磁放射に透過性の有機化合物を含む異方性ホストマトリクスと、ゲスト粒子を含むゲスト成分と、を含む。別の態様では、本発明は、開示の光学異方性補償パネルを製造する方法を提供する。また、さらに別の実施形態では、本発明は、開示の補償パネルを有する液晶ディスプレイを提供する。
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本発明は一般構造式(I)の多環式有機化合物に関する。前記式中、Yは少なくとも部分的に芳香性である主に平面の多環系であり、W、WおよびWは有機溶媒中における可溶性を提供する異なる基であり、(n1+n2+n3)の合計は1、2、3、4、5、6、7または8である。多環式有機化合物は、可視スペクトル範囲の電磁放射に対して実質的に透過性であり、有機溶媒中において超分子を形成することができる。
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可視スペクトル領域において電磁放射に対して実質的に透過性である多環式有機化合物、少なくとも一つの多環式有機化合物を含む異方性光学膜及びその製造方法が開示されている。多環式有機化合物は一般式(I)を有し、ここで、A及びBは酸性基であり、nは3乃至10の範囲であるフェニル環の数であり、mは0、1、2又は3であり、lは1、2又は3であり、pは1、2、3、4、5又は6であり、CはH、NH、Na、K、Li、Cs、Ca2+、Mg2+、Sr2+、La3+、Zn2+、Zr4+、Ce3+、Y3+、Yb3+、Gd3+及びそれらの任意の組み合わせからなる群より選択される対イオンであり、かつkは(−p)と等しい負の電荷を補償するために必要な対イオンの数である。
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本発明は、主に平面のヘテロ環式有機化合物の合成、およびこれらの化合物に基づいた光学フィルムの製造に関する。前記有機化合物は、構造式を有し、式中Hetが親水性を所有する主に平面のヘテロ環式分子系;Bは結合基;pは3から8までの範囲内の数;Sは有機化合物の可溶性を与える基;mは0から8までの範囲内の数である。前記有機化合物は、400から700nmまでの可視スペクトル範囲内の電磁放射に対しては透明である。また、化合物またはその塩の溶液は、基板上で本質的に透明な光学層を形成することができ、該光学層は基板表面に対して主に平行に配向したヘテロ環式分子の平面を持つ。
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本発明は、一般に、有機化学の分野に関し、詳細には異方性ポリマー・フィルムに関する。より詳細には、本発明は、マイクロエレクトロニクス、光学、通信、コンピュータ技術、およびその他の関連分野のための材料に関する。本発明は、異方性ポリマー・フィルム、およびこれを生成する方法を提供し、このフィルムは、基材と、非共有ポリマー材料の異方性層とを含んでいる。異方性層は、一般組成(I)の混合物を含み、ここで、Hetは、i番目の種類の複素環式分子系であり、Kは、混合物中の異なる種類の複素環式分子系の数であり、かつ1、2、3、4、5、または6に等しく、iは、1からKまでの範囲内の整数であり、P、P、...、Pは、0から1までの範囲内の実数であり、かつP+P+...+P=1の条件に従い、Aは、分子結合基であり、nは、2、3、4、5、6、7、または8であり、Bは、複素環分子系の溶解性を確実にする分子基であり、mは、0、1、2、3、4、5、6、7、または8であり、R1は、−CH、−C、−NO、−Cl、−Br、−F、−CF、−CN、−CNS、−OH、−OCH、−OC、−OCOCH、−OCN、−SCN、−NH、−NHCOCH、および−CONHを含むリストからの置換基であり、zは、0、1、2、3、または4であり、Stは、スティッカとして働く分子基であり、Pxは、0から1までの範囲内の実数であり、Spは、ストッパとして働く分子基であり、Pyは、0から1までの範囲内の実数であり、前記結合基は、主に、ポリマー・フィルムの異方性光学特性が確実になるように配向されている。
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本発明は一般に、液晶ディスプレイ装置の分野に関し、より詳細には、負誘電異方性を有する液晶分子が液晶ディスプレイのパネル表面に略垂直に配向される、垂直配向モード(VAモード)で動作する液晶ディスプレイ装置に関する。本発明による液晶ディスプレイは垂直配向モードの液晶セル(6)と、液晶セルの両側に配列された少なくとも1つの偏光子(2、10)と、液晶セルと少なくとも1つの偏光子との間に配置された少なくとも1つの補償構造(3、7)と、を備える。偏光子は互いに垂直な透過軸(11、18)を有する。
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本発明は、ディスプレイ・デバイス及びこれを組み込む液晶ディスプレイ用のバックライト・モジュールに係り、より詳しくは、単一の偏光状態にある光を発生させるバックライト・モジュールに関する。本発明は、光学キャビティの正面に入射した光を反射し偏光を解消するための光学キャビティと、複数の層を含む多層偏光子とを含むバックライト・モジュールを提供する。多層偏光子は、光学キャビティの正面に面し、これらの層は、可視波長範囲の少なくとも1つの所定波長の部分的範囲内で、多層偏光子の透過軸にほぼ平行な偏光を実質的に透過させ、かつほぼ直交する偏光を多層偏光子により実質的に反射させるように配置されている。層の少なくとも1つは、層内に少なくとも部分的に3次元構造を形成する棒状の超分子を含む。本発明は、液晶セル、正面偏光子、及び本発明の第1の態様によるバックライト・モジュールを含む液晶ディスプレイも提供する。バックライト・モジュールの多層偏光子は裏面パネルに面し、液晶ディスプレイの裏面偏光として機能する。
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