説明

ユミコア ソシエテ アノニムにより出願された特許

21 - 23 / 23


本発明は、リチウム二次電池、特に、非水系の電気化学的電池においてLi+/Liに対して2.8V高い電位で運転される正極材料に関する。特に本発明は、粒度が小さくかつ粒度分布が狭い、結晶性のナノメートルオーダーのオリビン型LiFe1-xxPO4[式中、MはCo及び/又はMnであり、かつ0<x<1である]粉末に関する。以下の工程:−双極性非プロトン性添加剤、及び、前駆体成分としての、Li(I)、Fe(II)、P(v)、及び、Co(II)及びMn(II)のうちの一方又は双方を含有する、pH6〜10の水性混合物を製造する工程、−前記水性混合物を大気圧下での前記水性混合物の沸点以下の温度に加熱し、それによって結晶性のLiFe1-xxPO4粉末を沈殿させる工程を含む、直接沈殿法を開示する。Mnに関しては約80nm、Coに関しては275nmという極めて小さな粒度が、それぞれ狭い粒度分布で得られる。微細な粒度によって優れた高ドレイン特性がもたらされ、その一方で、導電性添加剤の必要量が最小化される。狭い分布によって、電極製造プロセスが容易になり、かつ電池内での均一な電流分布が保証される。
(もっと読む)


ナノサイズの金属を有する粉末およびドープされた粉末を、不揮発性の金属を有する前駆体粉末あるいは粉末混合物を比較的低い温度で熱ガス流中で分散させる方法によって合成する。第一の揮発性作用物質を添加し、前駆体中の金属を揮発性金属化合物に変換する。次に、第二の揮発性作用物質をガス流に注入し、該揮発性金属化合物を、急冷中にナノサイズの金属を有する粉末として凝縮する固体に変換する。最後に、蒸気/金属を有する粉末混合物をガス流から分離する。
(もっと読む)


本発明は、亜鉛含有残留物からの、特に亜鉛及び鉛産業の副産物、例えば針鉄鉱及びジャロサイトからの、非鉄金属の回収のための単工程の乾式製錬法に関する。Zn、Fe及びSを含有する産業Zn残留物からの金属の回収のための方法は、Znはヒューミングされ、Feはスラグにされ、かつSはSO2に酸化される場合において、Znのヒューミング、Feのスラグ形成及びSの酸化が、酸化性ガス混合物を生じる少なくとも1つの液中プラズマトーチを含有する炉中で前記残留物を溶錬することによって、及び固体還元剤をその溶融物に供給することによって、単工程法で実施されることを特徴とすることを定義する。その方法は、Sの酸化及びFeのスラグ化を達成する一方で、同時に金属、例えばSの還元及びヒューミングを達成する。 (もっと読む)


21 - 23 / 23