説明

ムネカタインダストリアルマシナリー株式会社により出願された特許

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【課題】 熱カシメ留めにおいて、溶着チップの強度に影響せず、かつ、溶着チップの外部に漏れ出した余剰樹脂(バリ)がカシメ留め部から離脱しない熱カシメ留め構造及びそのカシメ留め方法を提供する。
【解決手段】 被固定物10に穿設された熱カシメ留め用の固定穴11の周囲に複数の小穴12または切り欠き13を穿設することにより、溶着チップ30の凹部36と溶着チップ30の外部とが連通された余剰溶融樹脂迂回誘導流路12を形成する。
その結果、カシメ留め部38と余剰樹脂37である環状体50とが小穴12の効果にて繋がっているため、ここを通って余剰溶融樹脂は外に流出し、溶着ボス21側と一体となって固化することから、従来の熱カシメのように余剰樹脂37がバリとなって不安定に形成されることがなく、その結果、バリがカシメ部から離脱して製品内に異物となって散在したりするのを防止できる。 (もっと読む)


【課題】樹脂製下ケースと樹脂製上ケース間に抵抗発熱体を挟み込んで熱溶着する場合に、抵抗発熱体の線膨張による抵抗発熱体の膨らみ(反り)を防止して溶着強度が低下したり、樹脂製ケースの外観が損なわれたりするのを防止する熱溶着装置を提供する。
【解決手段】抵抗発熱体10の一部に水平方向に折り曲げた湾曲変形部11を形成すると共にこの抵抗発熱体10を組み付ける溝22とリブにも湾曲変形部11を形成し、この湾曲変形部11の変形作用により抵抗発熱体10の線膨張を吸収して抵抗発熱体10に膨らみ(反り)が発生しないようにする。 (もっと読む)


【課題】耐久性の向上を図りつつ質量のアンバランスを抑制する上で有利な空気入りタイヤ用静音具およびその帯状部材の両端の接合方法を提供する。
【解決手段】空気入りタイヤ用静音具10は、環状体12と、複数の多孔質吸音部材14とを備えている。環状体12は、弾性復元力を有する熱可塑性樹脂からなり断面が厚さよりも幅が大きい扁平な矩形状を呈して延在する帯状部材16の両端が接合されて形成されている。各多孔質吸音部材14は、環状体12に該環状体12の延在方向に等間隔をおいて取着されている。帯状部材16の両端の接合は突合わせ接合によってなされているので、接合部20における段差を低減することができる。 (もっと読む)


【課題】熱溶着において抵抗発熱体の位置ずれを防止して溶着強度及び耐漏洩性能の向上を図る。
【解決手段】熱可塑性樹脂で成形された成形品同士の接合面2b、3b間に抵抗発熱体4を挟み込み、この抵抗発熱体4に電圧を印加して発熱させると共に前記接合面2b、3b間に面圧をかけて接合面同士を熱溶着する方法及び装置において、先ず前記抵抗発熱体4に印加して発熱させる電圧を前記接合面2b、3bが軟化する温度に制御しながら接合面2b、3b間の距離を一定のところまで接近させて抵抗発熱体4の外形の一部を接合面2b、3bに喰い込ませ、次に、前記接合面2b、3bに抵抗発熱体4が喰い込んだところで抵抗発熱体4に対する電圧を接合面2b、3bの溶融温度以上となるように制御しながら接合面2b、3bに面圧をかけて接合面2b、3bを溶着する。 (もっと読む)


【課題】自動車の内装用等の基材の表面に貼り付けて用いられる表皮材の粘着面から、保護シートを自動的手段で簡単確実に剥離するための方法とその装置を提供する。
【解決手段】吸着ベース5上に保護シート103を上にして表皮材100をセットし、この表皮材100の輪郭部の側方にめくりエアー噴出孔付の押え刃31を配置する。保護シート103を剥離する場合には、押え刃31を前進させて表皮材100の端面に刃先を突き刺し、その上でめくりエアー噴出孔からエアーを噴出させてこの力で保護シート103の端部をめくり上げる。このめくり上げたところをチャック51で摘み、チャック51を移動させることにより表皮材本体の粘着剤の表面から保護シート103を剥がし取る。 (もっと読む)


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