説明

プロメディオール, インコーポレイテッドにより出願された特許

1 - 7 / 7


ポリペプチドは、血液、肝臓、又は腎臓において、変性作用や酵素分解を受けやすい。幾つかのポリペプチドではその安定性が低いことが原因となって、効能のある物質について血漿中での有効濃度を維持するために、ポリペプチド薬剤を継続して患者に投与することが必要であった。更に、治療用ペプチドの医薬的組成物は、通常の使用に適するべく、有効期限が数年であることが好ましい。しかし、ペプチド組成物は、化学的又は物理的な変性・分解を受けやすいため本来不安定である。一側面において、本発明は、ヒトSAPと比べて、長くなったインビボ半減期、延長された有効期限、又はより上昇したインビトロ安定性、又は上昇した製造効率を有するSAP変異体の蛋白質、組成物、医薬製剤、及び配合物を提供する。長くなったプラズマ半減期の利点として、投与量及び/又は投与頻度の減少が含まれるがこれらに限定されない。 (もっと読む)


本発明の一態様は、ヒトSAPポリペプチド上のグリカン構造を改変することにより、ヒト血清から単離した野生型SAPの対応サンプルと比べて、前記SAPポリペプチドの生物学的活性を増加させることができるという驚異的な発見に関するものである。前記開示内容は、変異型ヒトSAPポリペプチドと同ペプチドの製造方法の両方を提供するものである。特に、本発明は、糖残基の付加、削除、改変をインビトロ及びインビボで行って、所望のグリコシル化パターンを有するSAPポリペプチド(例えば、ヒトSAPポリペプチド)を生成するための方法及び組成物を提供する。 (もっと読む)


本開示は、血清アミロイドPを呼吸器系に送達するための方法に関する。呼吸器送達に適したSAPを含む薬学的組成物もまた、提供される。SAPの薬学的組成物が提供され、これは、気道への投与に適切である。液体組成物は、約0.1mg/ml〜約200mg/mlのSAPを含む一方で、固体組成物は、約1%〜約100% w/wのSAPを含む。いくつかの実施形態において、上記組成物は、約0.5mg/ml〜約100mg/ml、約1mg/ml〜約50mg/ml、もしくは約1〜約10mg/mlを含む。いくつかの実施形態において、上記組成物は、約10%〜約100%、約20%〜約90%、約30%〜約80%、もしくは約40%〜約70% w/wのSAPを含む。 (もっと読む)


アレルギー性気道疾患の処置のための現在の標準のケアとしては、短時間および長時間作用型βアゴニスト、ならびに吸入、または全身性コルチコステロイド、クロモリンおよびキサンチンが挙げられ、その全てが有害な副作用の可能性を有する。本発明は、アレルギー性気道疾患、および過度のTh2の病理学に関連する疾患の処置のための新規の機械的なタンパク質ベースの治療的アプローチを記載する。本発明は、血清アミロイドP(SAP)が、過敏性障害の処置において治療的作用を実証するという目ざましい発見に関する。 (もっと読む)


本発明は、1つまたはそれより多くのSAPアゴニストを用いて、エクスビボまたはインビボにおいて、T調節細胞を増やす方法および組成物を提供する。上記方法および組成物は、自己免疫疾患の処置において、および外来移植片拒絶を予防することにおいて有用である。本開示は、治療上有効な量のSAPアゴニストを投与することにより移植片対宿主病を処置または予防する必要のある患者における移植片対宿主病を処置または予防する方法をさらに提供する。 (もっと読む)


ある態様において、本発明は、粘膜炎を治療するための組成物および方法を提供する。本発明の一態様は、治療有効量のSAPアゴニストを投与することによって、患者における粘膜炎を治療し、予防し、またはその重症度を低下させるための方法を提供する。SAPアゴニストの投与は、粘膜炎の発症を遅らせ、患者が粘膜炎に罹患している日数を低下させ、かつ/または粘膜炎の重症度を低下させることができる。本発明はまた、粘膜炎に罹患している患者および粘膜炎を発症する危険性にさらされている患者を治療するための方法を提供する。 (もっと読む)


患者における、C反応性タンパク質(CRP)に対する血清アミロイドP(SAP)の濃度の比を利用する線維化関連障害の治療のための組成物および方法が提供される。その方法は、FcγRIIAのR131/H131多型を決定するステップをさらに含んでもよい。診断法もまた提供される。本発明はまた、患者における線維化関連障害を治療し、予防し、またはその重症度を低下させるための方法をさらに提供する。CRPおよびSAPの濃度を生物学的サンプルから測定して、SAP対CRP比を決定する。 (もっと読む)


1 - 7 / 7