説明

アリファックス ホールディング エスピーエーにより出願された特許

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診断分析方法、特に生体試料に存在するウイルス、細菌、その他の微生物等の病原体を同定する方法は、分析試料が接種され、病原体が存在する場合には内部で複製が起こる液体培地の濁度及び/または病原体の濃度を、機器計測法により測定と連続的にモニタリングする第1工程を有し、該測定とモニタリングは培養培地で増殖する病原体の複製の間に動的に行われる。さらに該方法は、マクファーランド濁度スケールなどの標準化した尺度による所望の濁度値及び/または病原体の濃度に達した、第1工程で直接得られた生体試料を含有する液体培地の少なくとも一定分量を使って行う、病原体を同定する第2工程を有する。病原体を同定するために質量分光光度法的同定手段(15)は、第1工程の測定結果に基づいてその機能を校正されており、該一定分量を直接使用する。濁度及び/または病原体の所望の値は、第2の同定工程を行うために各段階において確認される特定の必要性に基づいて第1工程の間に前もって選択される。 (もっと読む)


本願の生体サンプルの細菌検査方法により、生体サンプルが播種された液体培地または発育良好の培地から形成された懸濁液のマクファーランド濁度標準に従って、光散乱測定を実行し濁度を決定することができる。また、この方法においては、マクファーランド濁度標準に従って表示される所定の濁度閾値が達成されるまで、細菌の増殖ステップ中に分析されるサンプルの懸濁液から連続的・直接的に濁度が測定される。 (もっと読む)


液体形態の発育良好な培地と混合された少なくとも1つの生体サンプル中の細菌の有無を検証し、少なくとも細菌のタイプを分類し、少なくとも同定された細菌のタイプに特徴的な抗生物質群から選択される一連の抗生物質をテストして、抗生物質治療を決定するのに有効な抗生物質を同定する診断解析に使用される統合装置。この装置は、内部に、一体化された構造体(11)と;分析される生体サンプルが分配される包含要素(13)を具備する第1の包含手段(12)と;容器(15)、またはウェル(67)を有する恒温化されたマイクロプレート(66)、並びに第1の容器(15a)および第2の容器(15b)、または相対的な第1のウェルおよび第2のウェルを有するプレートを含む第2の包含手段(14)とを含む。ウェル67は、分析される生体サンプルの第1の画分が分注される液体形態の発育良好な培地を含有し、第1および第2のウェルには、分析に対して陽性の結果が得られた生体サンプルの別の画分が分注される。この統合装置は、第1の包含手段(12)に含まれる生体サンプル中の細菌の有無を検証できる第1の検査手段を含み、細菌に適切な抗生物質群を検出するために、この生体サンプルは容器(15)、またはウェルを有するマイクロプレートに分注されて、対応する陽性生体サンプルが検出され、少なくとも陽性生体サンプル中の細菌のタイプが分類または同定される。この装置は、第1の容器(15a)または第1のウェル、および第2の容器(15b)または第2のウェル上で、第1の検査手段により選択される抗生物質群の一連の抗生物質に対する各陽性生体サンプルの感受性または耐性応答の検証ができる第2の検査手段と;固体培養手段を含有するプレート(116a、116b)を含み、細菌の単離および/または同定を行うために、第1の検査手段(40、49)により陽性と判明したサンプルに対応する生体サンプルの第2の画分が播種される第3の包含手段(16)とを含む。また、この装置は、制御ユニット(18)により制御され、包含手段(14)および第3の包含手段(16)における、陽性生体サンプルの少なくとも採取および分配を自動的に実行する動作/選択ユニット(20)を含む。
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容器(12)内に収容された生体サンプル(11)の分析装置であって、前記分析装置は前記生体サンプル(11)に対して光拡散技術に基づいた光学的測定を行うことができる試験器具(16)を有し、試験器具(16)は少なくとも前記生体サンプル(11)内の細菌培養に対して用いられる。前記試験器具(16)は第1光線(B0)を前記生体サンプル(11)の前記容器(12)に向かって放つことのできるエミッタ手段(20)と、前記生体サンプルの前記容器(12)から拡散される光線を少なくとも検出し、前記拡散される光線と相関性を有する相対信号(S2、S4)をコントロールユニット(18)に送信するセンサー手段(22、24)とを有し、前記コントロールユニット(18)は直接的または間接的に前記信号(S2、S4)を処理することで少なくとも前記生体サンプル(11)内で起こり得る細菌培養を確認できる。容器(12)は規定の平面(P)に沿って配置され、さらに、前記生体サンプル(11)の少なくとも1部を収容可能で、且つ、前記生体サンプル(11)内で細菌培養が可能となるように内部に液体培地を有するマイクロ容器(14)を少なくとも有している。前記エミッタ手段(20)および前記センサー手段(22、24)は前記マイクロ容器(14)に対応するように配置可能である。前記センサー手段(22、24)は前記平面(P)に対して前記エミッタ手段(20)と同じ側に位置する第1センサー手段(22)と、前記平面(P)に対して前記エミッタ手段(20)と反対側に位置する第2センサー手段(24)とを有している。前記第1センサー手段(22)は規定の前記マイクロ容器(14)から発せられる後方散乱放射物(B2)を検出し、前記第2センサー手段(24)は規定の前記マイクロ容器(14)から発せられる前方散乱放射物(B4)を検出し、前記後方散乱放射物(B2)および前記前方散乱放射物(B4)から各々、第1信号(S2)および第2信号(S4)を導きだし、前記コントロールユニット(18)に送信する分析装置。 (もっと読む)


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