説明

株式会社イケヒコ・コーポレーションにより出願された特許

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【課題】藺草織物において、生地の皺や波打ちがないか又は低減されて、しかも藺草の密度が通常のものより低くなることによる生地の厚みの変化や藺草の本数の変化が、使用感や市松柄の表現力において実用上問題とならないようにして、畳表としてだけでなく、床に固定しない茣蓙や畳カバーとしての使用ができるようにした藺草織物を提供する。
【解決手段】無染色の藺草の自然な色合いを利用してグラデーションがかかった市松柄に織成される藺草織物であって、所要数の経糸が一様な張力及び長さで繰り出される条件下で、無染色の藺草の自然な色合いを利用してグラデーションがかかった市松柄に織成されており、打ち込まれた藺草1の経糸2方向の密度が二百十〜二百三十本/10cm、使用される経糸2は百五十八本/88cmである藺草織物。 (もっと読む)


【課題】竹製の線材を緯条として使用した敷物において、使用等に伴って竹製の線材にささくれが生じないようにして、使用感に優れるとともに、怪我をする危険がなく安全な敷物を提供する。
【解決手段】敷物(S)は、少なくとも表側に表れる竹製の線材である竹材(1,1a)の間に、これら竹材(1,1a)同士が接触しないようにするための、竹材(1,1a)よりやわらかい藺草(2)が緯条として配されて織成されている。 (もっと読む)


【課題】藺草等の断片そのものをクッション材として使用した断片織物において、クッション材である藺草の使用に伴うずれや偏りを防止してクッション材の厚さを均一状態で維持できるようにする。
【解決手段】断片織物は、断片を緯糸要素として織成されており、主体部(1)と、主体部(1)の裏面側に設けられたクッション部(2)を備えており、クッション部(2)は、藺草(20,20a)が所要の本数毎に主体部(1)の裏面側で多数の経糸(11)を連続してとばしており、かつこれらの藺草(20,20a)が所要の本数毎に経糸(11a,11c)に交叉する位置を経糸(11)の並ぶ方向へ所要本数ずらして織り込まれて、主体部(1)と一体に形成されている。 (もっと読む)


【課題】すぐれたクッション性を備えると共に透湿性、通気性にすぐれ、濡れても速乾性のあるクッション材を提供する。
【解決手段】高分子材料を発泡させてつくられており、連続気泡構造を有すると共に比重が0.02〜0.04であり、厚みが少なくとも30mmであるクッション材C。また、高分子材料を発泡させてつくられ、連続気泡構造を有すると共に、比重が0.02〜0.04であるクッション材の上に、吸水性または吸湿性及び通気性を有するマット体を積層した、マット積層構造体。 (もっと読む)


【課題】藺草を素材としたマットであって、すぐれたクッション性を備えると共に、製造の際、藺草を経糸方向に密に織り込むことが可能で、全体的な強度にもすぐれており、使用感がより良好なものを提供する。
【解決手段】藺草マット(M1)は複数の藺草シート(S)により形成されており、各藺草シート(S)は藺草が経糸に二本ずつ交互に通されて織成されており、藺草シート(S)の幅方向の両端側に、それぞれ経糸の間隔が通常間隔である部分(3)が藺草シート(S)の幅方向へ所要幅で設けられており、両端側の経糸の間隔が通常間隔である部分(3)の間に、経糸の間隔をさらに広く設定した部分(5)が藺草シート(S)の幅方向へ所要幅で設けられており、各藺草シート(S)は、厚み方向に重ねられて相互に繋がれている。 (もっと読む)


【課題】
積層部材の間に藺草の細片状物や織成物を挟むことにより湿度調整機能や脱臭機能等を確保すると共に、これが積層部材を通過して外部に出難く、万が一出たときでも汚れが目立たない藺草積層体及びそれを使用した製品を提供する。
【解決手段】
座布団Aは藺草積層体H1を備えている。藺草積層体H1は、通気性を有するマット部材1,1を備えている。マット部材1,1の間には藺草の細片状物2が設けてある。細片状物2は粉状にならないよう長さが2cm以下程度に藺草の茎の部分を切断してある。細片状物2はマット部材1,1の間の全体に拡げてある。マット部材1,1は、間に細片状物2の湿度調整機能や脱臭機能等が確保できる程度の量の接着剤を設けて接着してある。マット部材1,1は座布団カバー3で覆われている。 (もっと読む)


【課題】
多品種少量生産に好適であり、市場のデザイン評価などによる売れ残りのリスクも小さくすることができる茣蓙敷物などの線状材料を織成した製品を提供する。
【解決手段】
茣蓙敷物A1の柄や模様は、共通柄要素と、共通柄要素に付加される個別柄要素により構成されている。共通柄要素である野山の背景柄3、3aと縁柄30、線柄31は、色の異なる複数種の藺草を織成して茣蓙部1、1aをつくると共に織り出して表されている。個別柄要素である家の柄40、40a、木の柄41、41a、鳥の柄42、42aは、織成とは異なる刺繍により表されている。 (もっと読む)


【課題】
低反発ウレタンフォームの低反発性をほとんど損なうことなく、通気性も確保できるクッション素材を提供する。また、長時間使用した場合でも頭部の高さの位置が変わりにくくできる枕用詰め物及びそれを備えた枕を提供する。更に、今までにない新規な触感を有するクッション素材、枕用詰め物及びそれを備えた枕、クッション素材の製造方法を提供する。
【解決手段】
枕用詰め物Mは袋体1を備えている。袋体1の内部には、低反発ウレタンフォームの小片2と、変形性及び形状復元性を有する合成樹脂製のパイプ材3が、袋体1を膨らませて実質的に隙間ができない状態になるよう充填してある。低反発ウレタンフォームの小片2とパイプ材3は、混合した混合物が袋体1内において低反発ウレタンフォームの低反発性を備えつつ、かつパイプ材3によって通気性をも備える所要の配合割合で充填してある。 (もっと読む)


【課題】
使用者が長時間座ったり寝ころんだりしても内部に湿気や熱がこもって不快感を感じることがなく、また、不要になった際の処分も簡単な敷物を提供する。
【解決手段】
敷物Sは筵10,11を備えている。表面と裏面の筵10,11は、藺草が同じ方向に延びるよう設けている。筵10,11の間にはクッション材12を備えている。クッション材12は、藺草を直線状に延ばして筵10,11の幅と同じまたは略同じ長さを有するようにした茎材120・・・を集めて、所要の厚みを有するよう束ねている。藺草の長さ方向の両端側にあたる筵10,11の対向する縁部には縁布13が設けてあり、筵10,11の残りの両端側にあたる縁部には縁布14が設けている。縁布13は、筵10,11及びクッション材12も糸15により縫い合わせて設けている。 (もっと読む)


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