説明

不二精工株式会社により出願された特許

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【課題】ビードワイヤの巻き始め端部における段差に起因するカーカスコードのエンド乱れを防止することのできる空気入りタイヤ用ビードコア及びそのビードコアを用いた空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】本発明の空気入りタイヤ用ビードコア10は、一本のビードワイヤ12を複数回巻き回して環状に形成したビードワイヤ束13から構成されたものであり、ビードワイヤ12の巻き始め端部15によって生じる段差部17に段差低減部材20が設けられている。また、本発明の空気入りタイヤ1は、上記段差低減部材20を有した空気入りタイヤ用ビードコア10が配置された一対のビード部4と、一対のビード部4,4間に架け渡され、その両端部が各ビードコア10の周りで折り返されたカーカス5とを備える。 (もっと読む)


【課題】ユニフォミニティに優れた空気入りタイヤが提供できるビードインシュレーションゴム組成物の提供。
【解決手段】加硫剤を含み加硫可能で、未加硫時におけるJIS硬度Aが室温下70〜99、加硫時におけるJIS硬度Aが室温下90〜99であり、前記ビードワイヤを被覆する工程での温度における未加硫時のムーニー粘度が60以下であることを要旨とする。未加硫時、室温における硬度を大きくしているので、製造工程時にビードコアに捻り方向の外力が加わってもビードワイヤの配列に対する影響が少なくなり、本来発揮すべき性能が発揮できる。また、加硫後の硬度も適正にすることで最終的に空気入りタイヤに適用した場合に充分に高い性能が発揮できる。更に未加硫時におけるムーニー粘度を60以下にすることで、未加硫時における成形性・取扱性に優れる。 (もっと読む)


【課題】長さの異なる複数のゴムシート片を重合接合し、重合接合したゴムシート片の端面同士を突合せ接合によって接合するゴムシート接合方法および接合装置を提供する。
【解決手段】切断手段13によって異なる長さに切断された複数種類のゴムシート片S1、S2を所定位置に揃えて重合接合するシート重合手段16と、シート重合手段によって重合接合された1組のゴムシート片の接合端部を開放可能に保持する第1保持体63、64と、第1保持体に対して相対移動可能に設けられ別の組のゴムシート片の接合端部を開放可能に保持する第2保持体65、66と、第2保持体を第1保持体に対して相対移動させて2組のゴムシート片の端面同士を圧接して突合せ接合しゴムシート体を生成する動作手段(73)を備える。 (もっと読む)


【課題】接合部が盛り上がることがなく、しかも、ゴムシートを挟持するローラがゴムシートにくっ付きにくく、ゴムシートを損傷することがないゴムシート突合せ接合装置を提供する。
【解決手段】ゴムシートSの送り方向に軸心が離間して配設された第1の前方ローラ群21および第1の後方ローラ群22と、ゴムシートの送り方向に軸心が離間して配設された第2の前方ローラ群41および第2の後方ローラ群42とを、ゴムシートを挟んで対向配置させ、ゴムシートを挟持する第1および第2の前方ローラ群を同期して回転駆動する前方駆動手段(23、43)と、ゴムシートを挟持する第1および第2の後方ローラ群を同期して回転駆動する後方駆動手段(24、44)とを、速度差をもって回転制御するようにした。 (もっと読む)


ブラダを下金型装置内の加硫位置において膨出及び縮小可能とすると共に加硫位置から下金型装置の中心線に沿って所定距離離れたタイヤ受け渡し位置においても膨出及び縮小可能とする。調芯軸を上金型、ブラダ、下金型装置を挿通させた状態で、タイヤ受け渡し位置に搬入された生タイヤをブラダを膨出させてブラダに保持させ、ブラダにより下金型装置内へ型込めし、加硫処理後にブラダが加硫済みタイヤを加硫位置から受け渡し位置へ型抜きし、調芯軸を下金型及びブラダから抜いた後、受け渡し位置でブラダを縮小させてこのブラダから取り外し可能とした。
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【課題】 本発明は、コードで補強されたゴムシートを、必要なときに必要な量だけ、しかも高品質の製品を簡便に生産できる手段を提供することにあり、コードの素材やコードの配列角度などを種々変化させて、タイヤ用ベルト材、ボディプライ材等をコンパクトな装置で多品種少量生産を可能にすることにある。
【解決手段】 本発明は、コードで補強されたゴムシートの製造方法および製造装置において、円筒の軸を中心に回転することにより、その円筒の表面にゴム被覆コードが巻き付くように構成されている第一円筒と、その第一円筒円筒径より円筒径が小さく、第一円筒と円筒軸方向を揃えて並設されている第二円筒とからなり、第一円筒から第二円筒にゴム被覆コードを移行させることで、多数本のゴム被覆コードを円筒の表面に互いに接触させながら連続的に螺旋巻きさせることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 成形および加硫兼用のブラダを用いて、タイヤ成形時に成形された所要形状を加硫時まで維持できるようにした。
【解決手段】 内側可撓膜および骨材層を備えた成形ドラムに、成形、加硫兼用の外側可撓膜を嵌装し、これら内側可撓膜、骨材層および外側可撓膜からなる三層構造のブラダを膨出拡径させて、タイヤをトロイダル形状に形成し、生タイヤ成形後に、前記外側可撓膜に対して内側可撓膜および骨材層を収縮縮径させて、内側可撓膜および骨材層と外側可撓膜とを分離させ、前記外側可撓膜内を密閉してトロイダル形状を維持した状態で移動して、生タイヤを加硫し、加硫後、前記外側可撓膜を収縮縮径させて、タイヤ内部から前記外側可撓膜を取り外すようにした。 (もっと読む)


ゴムに被覆された1本又は複数本のベルトコードがタイヤ周方向にほぼ平行に螺旋巻きして配列されたベルト層がボディプライの外周に少なくとも1層配置されている。該ベルトコードは、所定伸度以下の場合は、伸度の増加に対する引張荷重の増加割合が小さく、所定伸度を超えると前記引張荷重の増加割合が大きくなる。これにより、加硫成型時にベルトコードが小さい引張荷重で未加硫配合ゴムとともに拡張し、ボディプライコードの拡張を阻止することがないので、生タイヤが正規の形状を保持して拡張し各部が確実に密着されて加硫成型される。
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本発明は、コード素材やコードの配列角度、シートの幅などを種々に変化させて、タイヤ用のベルト材、ボディプライ材等のコードで補強されたゴムシートを、コンパクトな装置で多品種少量生産を可能にすることにあり、一対の同方向に回転する円筒状回転体の表面、または円筒の側面に複数本の小径ローラ群が配置されている円筒状回転体の表面に、連続的にゴム被覆コード群を巻き付けることによるコードで補強されたゴムシートの製造装置およびその製造方法に関する。 (もっと読む)


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