説明

川口金属工業株式会社により出願された特許

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【課題】既設支承の下沓のみならず上沓も撤去して、全面的に新設時とほぼ同様の支承に取り替え、支承の本来の機能を十分に発揮させることができる取り替え方法を提供する。
【解決手段】既設支承の下沓を撤去する工程と、上部構造1の下面を所要厚さだけ斫り、既設支承の上沓のアンカーバーを一部露出させて該アンカーバーを切断し、切断残部が前記斫り部に突出するように残置して上沓を撤去する工程と、斫り部から鉛直方向上方に複数のコア抜きを行う工程と、斫り部に、残置アンカーバー3aの挿入孔12と新設アンカーバー13とが設けられたソールプレート11を配置して、挿入孔に残置アンカーバーを挿入して溶接するとともに、コア抜き孔10に新設アンカーバーを挿入し硬化材を注入して固定する工程と、上部構造の上面にベースプレート18を設置して、該ベースプレートとソールプレートとの間に支承本体19を設置する工程とを備えてなる。 (もっと読む)


【課題】温度変化に伴う橋梁の伸縮に対して橋梁間の遊間部を恒常的に覆い、且つ地震時には制震作用をも奏する橋梁用伸縮装置及び橋梁用伸縮構造を提供する。
【解決手段】隣り合う床版4と床版4、または床版4と橋台7の遊間部に設置されてこれらを橋軸方向に接続する橋梁用伸縮装置10であって、上下方向に延びる壁部により構成され平面視において曲折形状をなすベローズ30、及び該ベローズの両端部に結合され床版又は橋台に埋設される固定部40を備えた金属製の作動部材20と、ベローズの上方で路面に沿って遊間部を覆う部分を有する伸縮構造部50とを備え、作動部材20は、遊間部の伸縮が温度変化による小さい伸縮の場合には金属疲労上問題のない範囲の応力状態で変形し、地震の揺れによる大きい伸縮の場合には塑性変形して制震作用をなす。 (もっと読む)


【課題】測定精度に優れた荷重検知機能を備えた積層ゴム及びその製造方法を提供する。
【解決手段】厚肉の上下部鋼板13,14及び薄肉の複数の中間部鋼板15からなる鋼板とゴム層16とを交互に積層してなる積層ゴム6であって、上下部鋼板13,14のいずれか一方にその厚み方向に貫通して、隣接するゴム層16内部に達する複数の測定孔21を互いに間隔を置いて設け、各測定孔21に粘性流体を充填するとともに、各測定孔21の鋼板側部分に圧力センサー24を取り付けて該測定孔21を閉鎖したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】単純な構造で多数の摩擦面を持つ、全体の高さを抑えた装置を得ること。
【解決手段】下部構造物Sbに固定したベースプレート1に中央板4が起立状態で取り付けられ、その中央板4の両側に摩擦材5、滑り板6、摩擦材5、押え板7及び皿ばね8が順次重ねられ、ルーズホールが設けられた滑り板6が中央板4と押え板7に対して横移動可能な状態でこれらが滑り板6のルーズホールを通るボルト6によって締め付けられ、押え板7と中央板4の相対的な水平変位はこのボルトのみにより拘束されており、上部構造物Saに固定されたベースプレート12上にガセットプレート15が起立状態で取り付けられ、そのガセットプレート15に滑り板6の上端部が連結されている。押え板7はボルト9の軸部で面内方向の移動を拘束されるため、構造が簡単となり、装置全体がコンパクトとなる。 (もっと読む)


【課題】積層ゴムの構造およびその製造工程をほとんど変えることがなく、積層ゴムに作用する鉛直荷重を測定することができる方法を提供する。
【解決手段】鋼板2,3,4とゴム層5とを交互に積層してなる積層ゴム1に作用する鉛直荷重を測定する方法であって、1つのゴム層5a内部に鋼板3との間に間隔が形成されるように電極板8を平行に埋め込んでおき、この電極板8とこれと対向する鋼板3との間の静電容量を測定し、この静電容量に基づいて鉛直荷重を算出することを特徴とする。
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【課題】積層ゴムのせん断変形による支圧面積の変化の影響を受けず、鉛直荷重を正確に測定することができる荷重検知機能を備えた積層ゴムを提供する。
【解決手段】厚肉の上下部鋼板13,14及び薄肉の複数の中間部鋼板15からなる鋼板とゴム層16とを交互に積層してなり、上下部鋼板13,14に上下部構造2,3との間で水平力を伝達するための上下部せん断キー18,19が設けられた積層ゴム6であって、下部鋼板14の下方に下部せん断キー22が貫通する補助ゴム層19及び補助鋼板20が順に積層され、下部鋼板14の下面にその中央部から外周側に所要大きさの平面的な広がりを持つ凹部21が形成されるとともに、該凹部21が薄肉の蓋23で閉鎖されて内部に粘性流体が充填され、下部鋼板14の側面に粘性流体に作用する圧力を検知するための圧力センサー26が設けられている。
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【課題】水密性、耐久性に優れ、取付作業が容易であって、コストも低減することができる止水ゴムユニット及び止水ゴム装置を提供する。
【解決手段】樋状部8の両側部上端から張り出す1対の張出し部の一方が継手部9a,9bを形成し、他方が取付け部9cを形成し、継手部9a,9bには係合部11,15が設けられている2つの端部止水ゴムユニット5,6と、樋状部8の両側部上端から張り出す1対の張出し部のいずれもが継手部9a,9bを形成し、継手部9a,9bには係合部11,13が設けられている少なくとも1つの中間部止水ゴムユニット7とを備え、端部止水ゴムユニット5,6及び中間部止水ゴムユニット7は、遊間Sに並列して配置され、互いに隣接する止水ゴムユニット5,6,7は、それらの継手部の係合部11,15が互いに係合し、端部止水ゴムユニット5,6の取付け部9cがウェブ53に設けた嵌入部17に嵌入している。
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【課題】すべり樹脂プレートの交換の必要性が生じた場合、その交換作業を容易に行うことができる、すべりプレート及びそれを組み込んだすべり支承を提供する。
【解決手段】一方の面にすべり樹脂プレート4を設けてなるすべりプレート1であって、
プレート本体2と、すべり樹脂プレート4が接着された取付けプレート3とからなり、取付けプレート3はプレート本体2に着脱自在に装着されている。取付けプレート3に凹部5が形成され、凹部5にすべり樹脂プレート4が嵌め込まれている。プレート本体2に凹部6が形成され、凹部6に取付けプレート3が嵌め込まれている。
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【課題】鉛直荷重支持機能及び回転吸収機能に加えて、水平変位拘束機能及び上揚力抑制機能の全てを備え、全体構造がコンパクトで製造コスト及び施工コストを安価に抑えることができる、パッド型ゴム沓を用いた橋梁用固定支承構造を提供する。
【解決手段】ソールプレート3と、下沓4と、ソールプレート3の下面に固定される中間プレート7と、中間プレート7と下沓4との間に設置されるパッド型のゴム沓6と、中間プレート7及びゴム沓9を貫通して形成された貫通穴14に上部構造1の鉛直方向回転を許容するように配置され、上部にフランジ16を持つせん断キーと15を備え、せん断キー15は下沓4の少なくとも一部とともに一体に成形された鋳鋼品からなり、フランジ16がソールプレートに形成された貫通穴14よりも大径の嵌合穴18に嵌合されている。
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【課題】丈高を低く抑えることができて全体構造をコンパクトなものとすることができ、しかも大きな許容支圧応力を得ることができる鋼製支承を提供する。
【解決手段】中央に凹部10が設けられた下沓1と、下部に凸部14が設けられ、凹部10に嵌合される上沓2とを備え、凸部14の嵌合部外周には環状凸球面16が形成され、凹部10内には凸部14下面を支持する上向きの凸球面13を有する球面座12が設けられていることを特徴とする。
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