説明

プレシジョン・システム・サイエンス株式会社により出願された特許

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【課題】 新規なDNAポリメラーゼを提供すること。
【解決手段】 野生型Taqポリメラーゼのアミノ酸配列中の742位のグルタミン酸と743位のアラニンの電荷の総和を増加する変異が導入された改変Taqポリメラーゼ。それをコードするDNA、組換えベクター及び形質転換体も提供される。 (もっと読む)


【課題】簡便かつ効率的にビオチン標識された磁気微粒子を製造する方法を提供する。
【解決手段】磁性細菌由来の磁気粒子膜タンパク質又はその断片と、ビオチン標識配列との融合タンパク質を、磁性細菌内で発現させ、前記磁性細菌から磁気微粒子を単離する。前記ビオチン標識配列は、特定のアミノ酸配列又は当該アミノ酸配列において1又は複数のアミノ酸が欠失、置換、付加及び/又は挿入されたアミノ酸配列からなり、かつ磁性細菌内でビオチン化されうることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】微小物識別装置およびその識別方法に関し、数種類の微小物を識別する場合に止まらず、数十、数百、数千、数万以上の多種類を容易に、確実にかつ効率良く識別することができる微小物識別装置およびその識別方法を提供することである。
【解決手段】複数種類の標識要素の有無もしくは程度の組合せによって標識化された多種類の微小物を多数分散させる分散工程と、2個以上の測定点に前記標識要素の種類を配分して対応付け、各測定点に対応付けられた種類の前記標識要素の有無またはその程度を、分散された前記各微小物について、各測定点間に相対的な時間関係をもって各測定点で測定する測定工程と、各測定点で測定された測定結果を、前記測定点間の前記時間関係および位置関係に基づいて関連付けることによって前記微小物を識別する識別工程とを有するように構成する。 (もっと読む)


【課題】ハイスループットかつ効率的な機能解析及びスクリーニングを実現することができる、改変タンパク質の作製方法を提供する。
【解決手段】(a)微生物を含有する試料から、微生物に由来するDNAを調製し、(b)同一種類の機能を有する第1〜第nの既知タンパク質の間で保存されているアミノ酸配列に基づいて縮重プライマーを作製し、(c)前記微生物に由来するDNAの存在下、PCRを行い、(d)前記PCRにより増幅されたDNA断片の塩基配列を決定し、前記DNA断片にコードされるアミノ酸配列を確定し、(e)既知タンパク質のアミノ酸配列との相同性を評価し、相同性を示すアミノ酸配列を有する既知タンパク質を見出し、(f)前記工程(e)で見出された既知タンパク質をコードするDNAのうち前記相同性を示す領域を前記DNA断片で置換して、改変DNAを作製し、(g)前記改変DNAを発現させて、改変タンパク質を作製する。 (もっと読む)


【課題】細胞等の生体から効率的、迅速にタンパク質を生産すること、また、細胞等の生体からタンパク質の生成を、自動的に一貫して行うことができるタンパク質捕獲担体およびタンパク質捕獲処理方法を提供する。
【解決手段】生体を捕獲可能な生体捕獲用分子と、生体に発現させた目的タンパク質を捕獲可能なタンパク質捕獲用分子と、前記生体捕獲用分子および前記タンパク質捕獲用分子を表面に有する粒子状担体とを有するように構成する。 (もっと読む)


【課題】貫通穴の下層に気泡(空気)が溜まることなく、所望の塗布スポット面積に確実に塗布でき、試薬塗布を効率よく行うことができる試薬の塗布方法を提供する。
【解決手段】フロースルー型アッセイ装置に備えられる検体試料中の被測定物を捕捉するための膜部材に対し、塗布用治具を用いて捕捉試薬を塗布する試薬の塗布方法において、塗布用治具に対して所定量の試薬を吐出する分注操作を複数回に分けて分注する。また、分注操作を少なくとも塗布用治具が膜部材に当接する前に1回行い、当接後に1回行う。これによって、塗布用治具に設けられた貫通穴に存在する気泡(空気)を貫通穴から外へ逃がすことができるので貫通穴の下層に気泡(空気)が溜まることなく、所望の塗布スポット面積に確実に塗布でき、試薬塗布を効率よく行うことができる。 (もっと読む)


【課題】膜部材への捕捉試薬塗布を効率よく行うことができるとともに、偽陽性の発生を防止することができる試薬塗布用治具およびそれを用いた試薬塗布方法を提供する。
【解決手段】フロースルー型アッセイ装置に備えられる検体試料中の被測定物を捕捉するための膜部材に対し、捕捉試薬を塗布する試薬の塗布方法において、前記膜部材との当接面に突出部を備える塗布用治具を用いる。塗布用治具を用いることにより、捕捉試薬を所望のスポット箇所のみに塗布することができ、捕捉試薬の塗布を効率よく行うことができる。また、捕捉試薬液がアダプターに残存しないため、偽陽性の発生を防止し、被測定物の精度の高い検出が可能である。 (もっと読む)


【課題】 従来用いられているイオン交換樹脂粒子等よりも分離・回収が容易で扱いやすい機能性の高い複合粒子を提供する。
【解決手段】 略球状の有機ポリマ粒子(母粒子)1と、前記母粒子1の表面を被覆するように固着する子粒子(群)2とからなる複合粒子であって、前記子粒子2は、目的物を捕捉できる有機ポリマ粒子(通常は、母粒子よりも小さい)であることを特徴とする。子粒子の有機ポリマ粒子は多孔性粒子又はゲル型粒子であることが好ましい。 (もっと読む)


本発明は、所望の磁性粒子を包含した微小粒子において取り扱いが容易で表面積が大きく、沈降しにくく、かつ緻密な粒子表面にカルボキシル基等の官能基を有する微小粒子に関する。微小粒子は、少なくとも1種のポリオレフィン又はポリオレフィン共重合体および少なくとも1種の磁性材料を含み、密度が0.9乃至1.5g/ccであり、平均粒子径が0.5μm乃至1000μmの略球状粒子であって、該粒子表面に官能基を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 液体及び液体中に含まれる目的高分子物質の定量・分離・分取・分注・清澄・濃縮・希釈等の作業および抽出・回収・単離作業を、分注機による液体の吸引・吐出作業および磁性体粒子の磁力体による制御または/およびフィルターと、を組み合わせることによって自動的に、かつ、高精度に行うことができる。
【解決手段】 液体吸引・吐出ラインの吸引口または吐出口に着脱自在に挿着されるチップを介して容器内から目的高分子物質が含有された液体を吸引し、この液体または目的高分子物質を目的の次処理位置へと移送するように構成されてなる分注機を利用した液体処理方法を技術的前提とし、上記チップは、吸引した目的高分子物質を、磁性体粒子に吸着させ、及び/または、チップに装着されたフィルターで分離するように構成した。 (もっと読む)


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