説明

東レ・メディカル株式会社により出願された特許

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【課題】比較的単純な構造を用いて圧力損失の低減および湿分放出機能の向上を実現することにより、患者の負担が少なく、生産性に優れ、低コストで製造可能な人工鼻およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】呼気に含まれる湿分を捕捉し吸気を加湿する多孔質フィルターと、多孔質フィルターを収容するハウジングからなり、多孔質フィルターの内部に、患者側流路と人工呼吸器側流路とを直行的に連通する直行連通孔が設けられていることを特徴とする人工鼻。 (もっと読む)


【課題】手間を掛けず自動で血液処理器の血液ポート部に付着し滞留した気泡を効率よく除去することができる血液処理器のプライミングシステムを提供する。
【解決手段】血液ポートを備えた血液処理器と該血液ポートを介して該血液処理器中に血液を循環させる血液回路のプライミングを自動制御するプライミング制御手段を有するシステムにおいて、前記プライミング制御手段は、少なくとも前記血液処理器をプライミング液でプライミングした後に、少なくとも前記血液ポート内のプライミング液を一旦空気に置き換え、空気に置き換えた部位に再度プライミング液を充填することを特徴とする血液処理器のプライミングシステム。 (もっと読む)


【課題】患者体内への血液回路中のエア混入や血栓の混入のおそれを除去するために、血液ポンプの入口側におけるエアの残存や血液の滞留を確実に防止できるようにした血液浄化装置を提供する。
【解決手段】チューブセグメントをしごくローラを旋回させることによりチューブセグメント内への導入流体を圧送するチューブポンプからなる血液ポンプを備え、動脈側から血液を採取し血液を浄化した後静脈側に返血する血液回路を有する血液浄化装置において、血液ポンプの入口側の血液回路を形成する回路チューブと血液ポンプ内に配置されたチューブセグメントとを接続するコネクタの内部流路を、血液送り方向に向けてテーパー状に徐々に拡がる漸拡流路に構成するとともに、該漸拡流路の流路拡がり角θを3度〜10度の範囲内としたことを特徴とする血液浄化装置。 (もっと読む)


【課題】チャンパの切替異常等の作動不良を発生させることがない、安定した作動が可能な改良されたチャンバ方式の透析液給排装置を提供する。
【解決手段】膨出方向が反転可能な球面状の膨出部を有する可撓性チャンバ膜と、該チャンバ膜の両面側に配置され、前記球面状膨出部に対応する球面状の凹部を有する一対のチャンバピースとを備え、該一対のチャンバピースの球面状凹部同士を対面配置して内部にチャンバ膜の球面状膨出部の膨出方向の反転が可能な膜作動空間を形成するとともに、該膜作動空間に対し給排口を設けた、血液透析装置におけるチャンバ方式の透析液給排装置において、チャンバ膜の球面状膨出部の中心位置を、チャンバピースの球面状凹部の中心位置に対し、給排口が存在する位置とは反対の方向に所定量オフセットしたことを特徴とする透析液給排装置。 (もっと読む)


【課題】高度化するクリーン度を満たすために、洗浄・滅菌時に互いに連通状態で連結される一対のカプラをより確実に目標とする装着形態に維持できるようにしたカプラ保持装置を提供する。
【解決手段】相手部材への着脱用のスライド部を備え、透析時には透析器に接続され、洗浄・滅菌時には互いに連通状態で連結される一対のカプラを、該連結状態で保持するカプラ保持装置において、カプラのスライド部のスライド方向への動きを抑制する抑制機構を備えたことを特徴とする血液透析装置におけるカプラ保持装置。 (もっと読む)


【課題】短時間で粉末供給でき溶解時間を短縮して容易に大型のセントラル透析システムにも対応可能とし、粉末供給機構に高精度が不要で装置全体を簡素化し、しかも、粉末の付着や飛散等を容易に防止可能な、透析用粉末剤溶解方法および装置を提供する。
【解決手段】溶解槽において透析用粉末剤と希釈水を所定の混合比率にて混合、溶解して所定濃度の透析用原液を調製するに際し、先に透析用粉末剤を溶解槽内に供給し、供給された透析用粉末剤を溶解槽ごと計量し、次いで希釈水を供給するに際し、先に計量された透析用粉末剤の供給量に対応して希釈水の供給量が所定の混合比率になるように、希釈水の供給量を溶解槽ごと計量することにより制御することを特徴とする、透析用粉末剤溶解方法および装置。 (もっと読む)


【課題】逆浸透膜モジュールを比較的短時間で効率よく熱湯洗浄できるようにした透析液作成用希釈水の製造装置および方法を提供する。
【解決手段】原水貯留槽、原水を加圧供給する加圧ポンプ、前処理手段、原水をさらに加圧供給する高圧ポンプ、逆浸透膜により原水を透過水と濃縮水とに分離する逆浸透膜モジュール、透過水貯留手段、透過水貯留手段に貯留された透過水を透析液作成用希釈水として供給する透過水供給手段を有し、逆浸透膜モジュールの透過水および濃縮水をそれぞれ原水貯留槽に循環させる循環経路を設け、原水貯留槽に加温手段を付設し、該加温手段により循環水を徐々に昇温して逆浸透膜モジュールを熱湯洗浄可能に構成したことを特徴とする透析液作成用希釈水の製造装置、および方法。 (もっと読む)


【課題】簡単な改良により補液供給回路の閉塞を早期の段階で確実に検出でき、補液漏れの不具合や除水誤差の発生を未然に防止可能な血液透析装置における補液供給装置を提供する。
【解決手段】補液を収容した補液容器から補液を、補液ポンプにより補液供給路を介して血液回路に供給する血液透析装置における補液供給装置において、前記補液供給路に、第1、第2のドリップチャンバを直列二段に配置し、両ドリップチャンバ間に、第2のドリップチャンバ側からの気液界面の上昇を検知するエア検出手段を設けたことを特徴とする血液透析装置における補液供給装置。 (もっと読む)


【課題】洗浄液が流れる流路の流路断面積に着目して特定の構造を採用することにより、カプラ内部を十分に効果的に洗浄できるようにした血液浄化器用カプラの洗浄装置を提供する。
【解決手段】血液浄化器の接続口に接続されるカプラを、血液浄化器をバイパスさせて設けられるアダプタの接続口に接続して洗浄液を流すようにした洗浄装置であって、アダプタの入口側において、カプラの洗浄液入口部からアダプタ内に形成された洗浄液流路の入口部に至るまでの流路を、洗浄液の流れ方向に見て、流路断面積がカプラの洗浄液入口部に比べ2倍以下を限度に増加しながら延びる形態、流路断面積がカプラの洗浄液入口部に比べ2倍以下を限度に増加しながら延びる部位と流路断面積が同一にてあるいは減少しながら延びる部位とを有する形態、カプラの洗浄液入口部と同じ流路断面積にて延びる形態、カプラの洗浄液入口部に比べ流路断面積が減少しながら延びる形態のいずれかに形成したことを特徴とする血液浄化器用カプラの洗浄装置。 (もっと読む)


【課題】高流量での逆濾過透析液の送液を可能とする、血液透析装置における逆濾過透析液の送液方法およびその方法を用いた血液透析装置を提供する。
【解決手段】血液回路3と透析液回路4との間に血液透析要素1を備え、透析液回路内に、伸縮自在な隔膜23,24により、新鮮透析液側小室25,26と使用済み透析液側小室27,28との2小室に区分された定量容器からなるチャンバ21,22を少なくとも2つ有する血液透析装置を用い、一方のチャンバの新鮮透析液側小室に新鮮透析液を受け入れ、隔膜を介して該一方のチャンバの使用済み透析液側小室から押し出され排出される使用済み透析液を、他方のチャンバの使用済み透析液側小室へ送液し、隔膜を介して該他方のチャンバの新鮮透析液側小室から押し出され排出される新鮮透析液を、血液透析要素へ送液し、送液された新鮮透析液を透析膜を通して逆濾過方式にて血液回路内に流入させる。 (もっと読む)


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