説明

三和油化工業株式会社により出願された特許

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【課題】 ハイドロフロロエーテル(HFE)廃液から、HFEを高純度で回収することのできる方法を提供すること。
【解決手段】 HFEと共沸する成分を含む廃液から、高純度のHFEを回収するに際して、かかるHFEの廃液を、炭素数が6〜18の液状脂肪族アルコール及び炭素数が8以上の液状脂肪族炭化水素からなる群より選ばれた少なくとも1種の抽出溶媒にて、抽出処理する工程と、該抽出工程において得られる、前記抽出溶媒が混入したHFE相からなる抽残液を蒸留して、HFEを取り出す工程とを採用して、HFEの回収を実施する。 (もっと読む)


【課題】塩素を含むフロン類から高収率でハイドロフルオロカーボン類を得る事が出来る合成方法を提供する。
【解決手段】分子内に塩素を1個以上有するクロロフルオロカーボン類またはハイドロクロロフルオロカーボン類を、あらかじめ溶媒と塩化水素捕捉剤を混合し、脱酸素処理を行って調製した反応溶液に溶解させる。これに紫外線を照射することにより、クロロフルオロカーボン類またはハイドロクロロフルオロカーボン類中の塩素を水素に置換する反応のみを選択的に行う。生成したハイドロフルオロカーボン類は、低温と加圧を組み合わせた条件下で精製蒸留を行う。それによって、塩素を含有しないフロン類として再利用できるレベルの高純度のものとして回収できる。 (もっと読む)


【課題】 実機レベルの大スケールにおいても剥離工程での静置状態で油相と水相のエマルジョン化を抑制し得て抽剤液の循環使用を十分に可能ならしめて、酢酸−硝酸−リン酸系混酸廃液からリン酸を高効率でかつ選択性良く分離回収できる方法を提供する。
【解決手段】 この発明の分離回収方法は、酢酸、硝酸及びリン酸を含む廃液と、トリアルキルホスフェートを含有してなる抽剤液とを混合することによって、該抽剤液中に前記酢酸及び硝酸を選択的に溶解させて抽出する酢酸・硝酸抽出工程と、前記抽出工程で出た抽出残液から前記リン酸を回収する工程と、前記酢酸・硝酸抽出工程で得られた酢酸・硝酸含有抽剤液と、塩を含有した剥離用水とを接触させることによって、酢酸及び硝酸をこの剥離用水に溶解移動せしめる剥離工程とを備え、前記剥離工程で出た油相の抽剤液を前記抽出工程に供給することによって抽剤液を循環使用することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 所定の物体の表面に形成された塗膜、特に、従来では剥離が困難とされている熱硬化型塗膜に対しても、容易に剥離可能と為すと共に、廃棄物の発生量が少なく、その取り扱いも容易である塗膜剥離用被覆剤、及びそれを用いた塗膜剥離方法を提供すること。
【解決手段】 少なくとも1種の被膜形成物質と共に、加熱により分解してガスを発生する少なくとも1種の発泡剤が添加、含有せしめられてなる、塗膜剥離用被覆剤を調製し、所定の物体の表面に、予め塗布せしめた。そして、その塗布により、物体の表面に塗膜剥離層を形成して、その塗膜剥離層上に、除去されるべき塗膜が形成されるように為し、塗膜の形成の後に、塗膜が形成された物体を発泡剤の分解温度以上に加熱することによって、塗膜剥離層中に存在する発泡剤を分解せしめ、生じた分解ガスにて塗膜を浮き上がらせて、塗膜を剥離・除去せしめるようにした。 (もっと読む)


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