説明

ブルーカー バイオシュピン アー・ゲーにより出願された特許

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【課題】測定容積の周りに簡単なやり方で配列することができ、さらに、互いに電磁的に減結合され、且つ受信されるMRI画像が、最大限に高い信号対ノイズ比を有することを確実にするために、測定容積に接近して設置しうる、個別アンテナモジュールを提供する。
【解決手段】位相制御アレイとして設計され、少なくとも1つの導体ループと、1つの同調回路と、1つの整合回路とをそれぞれが備える少なくとも2つの個別アンテナを備え、同調回路が少なくとも1つの同調用コンデンサを含み、整合回路が少なくとも1つの整合用コンデンサを含み、個別アンテナがそれぞれ、支持体上に位置決め・装着されると共にそこから非破壊的に取り外すことができる別個のモジュールを構成する、磁気共鳴装置で使用するためのアンテナ構成であって、個別アンテナが、減結合素子を通して互いに接続され、減結合素子が、取り外しできないやり方で支持体に装着されること。 (もっと読む)


【課題】等核カップリングのデカップリングの効果的で速い方法を提供する。
【解決手段】本発明は、励起パルスを印加すると共に、データ点を取得する高解像度NMR(核磁気共鳴)の測定方法であって、滞留時間Δtだけ間隔を空けて2つの連続したデータ点を取得する方法において、持続時間がτである1つ又は複数のティックリングRF(=無線周波数)パルスを、各滞留時間Δt内に加え、且つティックリングRFパルスの各々の平均RF場振幅が、条件<ω>=ωτ/Δt=πJをほぼ満たし、ここでJはスカラーJカップリング定数であり、ω=γBでγは磁気回転比であり、Bは各ティックリングRFパルスの磁気成分の強度であることを特徴とする方法に関する。この方法は、等核カップリングをデカップリングするのに有効である。 (もっと読む)


【課題】場の均質性および効率が最適化される2重同調RF共振器を提供する。
【解決手段】2つの導電性リング素子と、4よりも大きい偶数であるN個の導電性導体棒11とを備える鳥かご型共振器を含むRF共振器であって、各リング素子がN個の全ての導体棒11に電気的に接続され、少なくとも1対の導電性リングセグメント32a、32bが配置されており、対をなすリングセグメント32a、32bがZ軸に関して互いに離隔されており、1対のリングセグメント32a、32bが2つの導体棒11間の追加の電気接続を形成するとともに電流経路を形成し、この電流経路が少なくとも1点で容量的に遮断されており、リングセグメント32a、32bおよびリングセグメント32a、32bに電気的に接続された導体棒11がyz平面に関して対称に配置されている。 (もっと読む)


【課題】冷却装置の振動の伝達を抑制し、NMRスペクトルの側波帯を最小にするNMR測定システムを提供する。
【解決手段】NMR磁石システムの真空ハウジング39内に第1の冷却装置5aにより冷却されるNMRプローブヘッドを備え、冷却装置5aが揺動質量素子を備えた吸振器9aに機械的に接続され、揺動質量素子の共振周波数が冷却装置の振動周波数および/またはその高調波の1つに調節され、冷却装置の冷却ヘッドが接続素子7aを介して第1の熱伝導接続素子に接続され、真空ハウジングが2つの部分で構成され、かつ少なくとも1つの減衰素子30aを介して機械的に接続され、真空ハウジングの下部および上部が、波形ベローズ8aを介して真空気密に互いに接続され、断熱取付具13を備えた接続素子が真空ハウジングに固定され、NMRプローブヘッドがシムシステム38に機械的に堅く接続される。 (もっと読む)


【課題】従来の同程度の装置に比べてよりコンパクトであり、より少ない空間を必要とし、装置の運転快適性がより高く、取得費、運転費および維持費が相当に低減した装置を提供する。
【解決手段】液体窒素(5b)を受け取る窒素タンク(3b)を少なくとも1つ有するクライオスタット(1)内に配置された磁石システムと、発信/受信システム(9)を含むNMRプローブヘッド(8)を受け取る室温ボア(7)とを備えるNMR(核磁気共鳴)装置であって、供給管路(14)を通して液体窒素(5b)を供給することにより、プローブヘッドの部分(1つまたは複数)またはプローブヘッドの全体を極低温に冷却することができるNMR装置において、クライオスタット(1)の窒素タンク(3b)から液体窒素(5b)を取り出し、NMRプローブヘッド(8)へ導くことができるように、クライオスタット(1)の窒素タンク(3b)が供給管路(14)によってNMRプローブヘッド(8)に接続されている。 (もっと読む)


【課題】大きい一次の四極子相互作用または超微細相互作用から生じる異なる化学シフトを伴う多数のスピニングサイドバンドおよびスピニングサイドバンドのファミリーの均一な励起を可能にする、MASを使用する磁気共鳴分光法を実施するための方法。
【解決手段】試料を静磁場に曝すことと、試料をマジック角でスピニングさせることと、対象とする核の横方向磁化の広帯域励起とを含む、スピン量子数Iを有する対象とする核を含有する固体試料に対して磁気共鳴分光法を実施するための方法は、広帯域励起が、パルス持続時間0.1μs<τ<2μsを用いて対象とする核に搬送周波数を有する第1のトレインのローター同期rfパルスを印加することによって実施され、第1のトレインのrfパルスは、1ローター回転周期τrot当たりnパルスでkローター回転周期τrotにわたって及ぶk・nパルスを含み、nは、n>1の整数であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】硬質金属アンビルに印加される圧力が低減された状態での高臨界電流密度Jを生み出す装置および方法を提供する。
【解決手段】圧縮した超伝導体材料または超伝導体前駆体粉末粒子から超伝導線材を高圧高密度化する装置であって、全長(L2)が全体として超伝導線材に平行である4つの硬質金属アンビル(5、6、7、8)を備え、この硬質金属アンビルが、外側の独立した圧力ブロック(9、10、11)によって支えられ、高圧装置、好ましくは液圧プレスに結果的に固定または接続される装置において、硬質金属アンビルの少なくとも1つを、隣接する硬質金属アンビル(5、8)に対して少なくとも0.01mm〜0.2mmの隙間を有する自由移動アンビル(6)とすることで、壁面摩擦が、自由移動アンビルと隣接するアンビルの間で生じないようにすることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】測定容積の周りに簡単なやり方で配列することができ、互いに電磁的に減結合され、且つMRI画像が、高い信号対ノイズ比を有すること様にを、測定容積に接近して設置しうる、個別アンテナモジュールを画定することができる、個別アンテナモジュールを提供する。
【解決手段】位相制御アレイとして設計され、少なくとも1つの導体ループと、1つの同調回路と、1つの整合回路とをそれぞれが備える少なくとも2つの個別アンテナを備え、同調回路が少なくとも1つの同調用コンデンサを含み、整合回路が少なくとも1つの整合用コンデンサを含み、個別アンテナがそれぞれ、支持体上に位置決め・装着されると共にそこから非破壊的に取り外すことができる別個のモジュールを構成する、磁気共鳴装置で使用するためのアンテナ構成であって、個別アンテナが、減結合素子を通して互いに接続され、減結合素子が、取り外しできないやり方で支持体に装着される。 (もっと読む)


【課題】温度勾配が小さくなるようなNMR試料管の温度制御を保証し、同時に高い温度制御性能を達成することができる温度制御装置を提供する。
【解決手段】流路のうちの少なくとも1つ、特に温度制御装置(20)の最も外側の流路(28)および/または温度制御装置(20)の外側から2番目の流路(31)が、一方の軸方向端に流体出口(35)を有し、この流体出口(35)を通って、温度制御装置(20)の最も外側の流路に沿って運ばれた温度制御流体流の少なくとも一部(MS)が、向流領域(GB)の流路の全てを通過することなく、温度制御装置(20)から流出することができることを特徴とする温度制御装置 (もっと読む)


【課題】NMRにおける縦緩和時間および横緩和時間を延ばし、同時に、過分極化された溶液からフリーラジカルを除去する方法を提供する。
【解決手段】本発明は、1.1)調査中の溶質に加えて、常磁性体を含む第1種の凍結ビーズを調製するステップと、2.1)分極マグネットへその凍結ビーズを挿入するステップと、3.1)磁場中で、核の高い分極状態を作り出すステップと、4.1)試料を室温まで加熱するステップと、5.1)試料をMRマグネットへ移すステップと、6.1)MR測定を行うステップと
を含む、溶解動的核分極による過分極を使用した、磁気共鳴測定用の試料を調製する方法であって、追加のステップとして、1.2)還元剤を含む第2種の凍結ビーズを調製するステップと、2.2)第2種の凍結ビーズを、第1種の凍結ビーズと共に分極マグネットへ挿入するステップとを含むことを特徴とする方法を含む。 (もっと読む)


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