説明

有限会社桐山製作所により出願された特許

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【課題】昇華性物質を含有する個体混合物から、昇華速度を速めて、昇華性物質を収率よく、かつ、純度を高めて得られる昇華性物質の精製装置を提供する。
【解決手段】マイクロ波加熱装置を使用して、昇華槽10内の固体混合物を先端が分岐したガス吸入管12で不活性ガスを吸入しながら加熱し、昇華性物質の昇華速度を速め、昇華蒸気を隣接する結晶析出槽20に導入し、析出槽内に設置され、冷媒で冷却された結晶析出管21の外壁面に結晶として付着させる。付着した結晶を自然剥離及び析出管内の冷媒を熱媒に交換して熱剥離させ、析出槽の下端部に設けた結晶受器に落下させて精製された結晶を得る。析出管は先細のテーパー状に形成されている。析出管内に冷媒及び熱媒を導入する導入管は、管の先端を検出管内の上部側に位置させて配置する。結晶受器は熱媒を循環させるジャケットを備える。結晶析出槽のユニットを複数基設置して、結晶純度を高める。 (もっと読む)


【課題】性能を向上し、生産コストを安くできる蒸留用充填物を提供する。
【解決手段】蒸留法に使用される蒸留用充填物1であって、扁平状の金属製細線11をコイル状にカールして形成した金属コイル状体10を製造し、この金属コイル状体で所望の大きさ、かつ、所望形状の成形物12を形成する。前記成形物で充填物1を構成する。金属製細線11としてステンレス鋼製細線を採用する。成形物12は略円柱形状に形成することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、昇華性の目的物質を含有する原料固体混合物から、昇華性目的物の特性(昇華性)を利用して、連続または半連続的に比較的大量に無塵的に昇華処理し、目的とする昇華性物質のみを純度良く、収率良く得るための分離精製装置を提供する。
【解決手段】 昇華性の目的物質を含有する固体混合物を昇華槽に仕込み、真空ポンプを用いて全系内を減圧にして、昇華槽ジャケット10に熱媒を流して加熱し、昇華槽で発生した昇華蒸気を、外部から吸引した不活性ガスと共に導入管18を経由して、析出槽に導き、析出槽内にあって内部に冷媒が循環した析出管の外壁周囲に結晶を析出させて、付着した結晶を自然剥離、または析出管内の冷媒を熱媒に交換することにより溶融剥離させて、直下の結晶回収受器20に回収する。
回収した結晶は、結晶状態のままで、または結晶回収受器のジャケット29に熱媒を流して結晶を溶解して液体状態にし、連続的または半連続的に排出する。 (もっと読む)


【課題】消費エネルギーを削減できると共に分離効率性及び分離性能を向上し、かつ、設備をコンパクト化できる液体混合物の分離装置を提供する。
【解決手段】液体混合物を分離する蒸留手段100と、この蒸留手段の塔頂部から留出する混合蒸気を膜分離法により分離する膜分離手段とからなる分離装置であって、蒸留手段は、充填物10を充填した蒸留塔1と、蒸留塔の塔頂に設けた分縮器2とを備え、膜分離手段は、蒸気分離処理室31及び処理室内に設けた分離膜32を有する分離膜モジュール3a…3dと、処理室内を加熱する加熱手段4とを備える。分縮器を通過して留出する混合蒸気を膜モジュールへ供給して処理室内で加熱し、膜分離する。 (もっと読む)


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