説明

第三化成株式会社により出願された特許

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【課題】 生体由来の材料を使用せず、工業的な量産が容易でかつ長期保管性、耐薬品性に優れ、良好な細胞接着性、長期培養性を持ち、さらに一般的な細胞培養に用いられる生体由来のコラーゲンと類似の細胞接着形態が再現可能な細胞培養用基膜、細胞培養用基材及び細胞培養基材の製造方法を提供する。
【解決手段】 細胞接着層として下記式(I)で表される重合体膜を膜厚0.2μm以上となるように細胞培養用基材の基体上に形成する。
【化1】


(但し、式中、R1、R2は、−(CH−NH基(nは1以上10以下の整数を表す。)又はHを表し、少なくともR1、R2のいずれかは−(CH−NH基である。また、l、mは重合度を表す正の整数である。) (もっと読む)


【課題】ポリパラキシリレン誘導体膜を用いることにより、充分なガスバリア性を有し、かつ良好な外観を有した樹脂包装材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】ポリ乳酸を主材料とする包装材本体と、この包装材本体を被覆する式(1)で表されるポリパラキシリレン誘導体膜とからなる樹脂包装材である。ポリ乳酸を主材料とする包装材本体に、CVD蒸着法を用いてポリパラキシリレン誘導体膜を被覆形成することを特徴とする樹脂包装材の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】工業的な量産が容易で、耐久性があり、安価に製造できる細胞培養用基材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】基体上に表面改質層を有し、前記表面改質層が、ホルミル[2.2]パラシクロファンの化学蒸着により形成された式(II)で表される重合体に、モノマー単位に少なくとも1個のシッフ塩基を形成する能力のあるアミノ基(−NH2)を含む重合体を反応させて得られたアミノ基を有する重合体を含有する構成の細胞培養用基材と前記重合体を基体上に合成する細胞培養用基材の製造方法とした。


[式(II)中、nおよびmはそれぞれ重合度を表す正の整数であり、n=0であってもよいが、m=0となることはない。] (もっと読む)


【課題】細かいパターンを所望の位置に再現性よく形成させることができる方法の提供。
【解決手段】基体に対し、下記式(1)で表される化合物(式中、R1は、−NH2または−CH2NH2を表す。R2は、−NH2、−CH2NH2または−Hを表す。)を加熱してモノマーとした後に蒸着を行って、アミノ基を有する被膜を基体の表面に形成させる蒸着工程を具備する基体の製造方法であって、基体の表面が、少なくとも第1の材料からなる領域と第2の材料からなる領域とを有し、アミノ基を有する被膜の表面に存在するアミノ基の単位面積あたりの量が、表面の第1の材料からなる領域と、表面の第2の材料からなる領域とで異なる、基体の製造方法。
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【課題】 被着体の材質によって殆ど影響を受けることなく、フィルムの被着体に対する接着性を大幅に向上させることが可能な被着体の表面処理液、その表面処理液を用いた被着体の表面処理方法、及びそのような表面処理方法によって表面処理が施された被着体を提供する。
【解決手段】 アルミニウム sec−ブチレートをイソプロパノールやsec−ブタノール等の低級側鎖アルコールに溶解させた表面処理液中に被着体を浸積させる。浸積後、上述と同じ低級側鎖アルコール、又は他の低級アルコールで被着体を洗浄し、洗浄後、被着体を乾燥させる。 (もっと読む)


【課題】ポリパラキシリレン誘導体からなる耐熱性材料を提供する。
【解決手段】下記一般式1で表されるポリパラキシリレン誘導体により耐熱性材料を構成する。


(式中、X1,X2は水素、低級アルキル基、またはハロゲン元素を表し、X1,X2は同一でも異なっていてもよい。X3は水素、または低級アルキル基を表し、Y1,Y2は水素またはアミノ基を表し、Y1,Y2の両方が同時に水素となることはない。n,m,pは重合数を表す。) (もっと読む)


【課題】 DNAやタンパク質等をプローブ物質として、感度の高い検出を行うことができるバイオチップを提供する。
【解決手段】 基板上に固定化基質として作用する結着層を有し、前記結着層が、所定構造のホルミル[2.2]パラシクロファンの化学蒸着物(ポリパラホルミルキシリレン)に、モノマー単位に少なくとも1個のシッフ塩基を形成する能力のあるアミノ基(−NH2)を含む重合体を反応させて得られたアミノ基を有する重合体を含有するバイオチップ。 (もっと読む)


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