説明

アルバック機工株式会社により出願された特許

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【課題】ポンプ室内の潤滑油に起因する異音や振動を低減することができる油回転真空ポンプを提供する。
【解決手段】第2のポンプ室P2の内周面N2に、第1の曲面部C1に連続して形成された第2の曲面部C2を有する。第2の曲面部C2は、例えばロータ42の外周面と同等の曲率半径を持つ曲面である。これによって、ベーン52が内周面N2上を回転し、第2の排気ポートE2を通過する際、ベーン52によってポンプ油も掻き出されるが、領域S1がポンプ油を収容する緩衝部として機能し、ポンプ油が第1の曲面部C1とロータ42との間の油膜に接触する衝撃をやわらげる。さらに、ポンプ油が領域S1内で急激な圧力上昇を起こしにくいため、ベーン52への衝撃もやわらぎ、ベーン52がロータ42内に押し込まれる際の異音や振動も抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】自己潤滑性の高い固体潤滑材を用いることなく軸受部の潤滑性を確保する。
【解決手段】油回転真空ポンプは、本体と、シリンダブロック31,32と、回転体R1,R2と、駆動部と、滑り軸受71とを有する。本体は、ポンプ油を貯留するタンク部を有する。シリンダブロック31,32は、ポンプ室P1,P2と、タンク部とポンプ室P1,P2との間でポンプ油を連通させるための潤滑ラインL1〜L4とを有する。回転体R1,R2は、ポンプ室P1,P2に回転可能に配置され、ポンプ室P1,P2の内面を摺動する摺動部を有する。駆動部は、本体に取り付けられ、回転体R1,R2を回転させる回転軸21を有する。滑り軸受71は、シリンダブロック32に設けられ、回転軸21を回転可能に支持する。滑り軸受71は、潤滑ラインL1〜L4に連通する通路70を有する。 (もっと読む)


【課題】ギヤ機構の安定した潤滑を確保できる真空ポンプを提供する。
【解決手段】上記真空ポンプ1は、ポンプ部2と、駆動部3と、回転伝達部4と、規制部材60とを具備する。ポンプ部2は、ロータ21,22と、ロータ21,22を収容するポンプ室23とを有する。駆動部3は、ロータ21を回転させる駆動機構と、上記駆動機構を収容するモータ室33と、ポンプ室23とモータ室33とを連通させる第1の脱気通路P1とを有する。回転伝達部4は、ロータ21とロータ22とを同期回転させる同期ギヤ41,42と、同期ギヤ41,42を収容し潤滑油Gを貯留可能なギヤ室43と、モータ室33とギヤ室43とを連通させる第2の脱気通路P2とを有する。規制部材60は、第2の脱気通路P2に設けられ、ギヤ室43からモータ室33への潤滑油Gの流れを規制する規制部61を有する。 (もっと読む)


【課題】シリンダとピストンとの間のシール性を維持しつつポンプの耐久性の向上を図ることができるシール部材の製造方法を提供する。
【解決手段】平面部50aとシール部50bとを有するシール部材の製造方法であって、第1の円筒部111と第1の底面部112とを有する第1の治具110に、第1の円筒部111の内径よりも大きい外径を有する円形の樹脂シート50Sを装着し、第1の円筒部111の内径よりも小さい外径を有する第2の円筒部121と、第2の底面部122とを有する第2の治具120を第1の治具110に装着し、第1の底面部112と第2の底面部122とによりシート部材50Sを所定圧力で挟圧し所定温度に加熱することで、第1の底面部112と第2の底面部122との間に平面部50aを形成し、第1の円筒部111と第2の円筒部121との間にシール部50bを形成する。 (もっと読む)


【課題】シール部材の耐久寿命を向上させることが可能なピストン及び同ピストンを備える真空ポンプを提供すること
【解決手段】本発明のピストン5は、ピストン本体51と、シール部材52と、シール部材固定板53と、締結部54とを具備する。ピストン本体51は、シリンダ6にストローク可能に嵌挿され、ストローク方向に対して垂直な第1の面51aを有する。シール部材52は、第1の面51aに装着され、シリンダ6とピストン本体51の間をシールする。シール部材固定板53は、第1の面51aに対向しシール部材52に当接する第2の面53aとその反対側の第3の面53bを有し、第2の面53aは中央側の第1の領域A1と周縁側の第2の領域A2とを有し、第1の領域A1はシール部材52を第1の押圧力で押圧し、第2の領域A2はシール部材52を第1の押圧力より大きい第2の押圧力で押圧する。 (もっと読む)


【課題】運転停止時に流体の吐出を制限することができるポンプ装置を提供する。
【解決手段】ポンプ装置3は、ケーシング10と、可動部材30と、吸入弁41と、吐出弁42と、弁機構50とを具備する。ケーシング10は、吸入口101と吐出口102と各々連通可能なポンプ室100を有する。可動部材30は、ケーシング10の内部を移動可能であり、ポンプ室100への流体の吸入とポンプ室100からの流体の排出とを交互に行う。吐出弁42は、ポンプ室100と吐出口102との間に取り付けられ、ポンプ室100から吐出口42へ向かう、第1の圧力以上の流体の流れを許容する。弁機構50は、ケーシング10に取り付けられ、吸入口101から吐出口102へ向かう、上記第1の圧力よりも大きい第2の圧力以下の流体の流れを制限する。 (もっと読む)


【課題】外気温度に依存せずに吐出流量を安定させることができるポンプ装置及びその制御方法を提供する。
【解決手段】上記ポンプ装置の制御方法は、ポンプ本体の吐出口から基準流量のガスが吐出する回転速度でモータを駆動するための駆動信号を出力し、前記ポンプ本体に取り付けられた温度センサによって、前記吐出口から吐出されるガスの温度又は前記ポンプ本体の温度を測定し、前記温度センサの出力に含まれる前記ガスの温度に関連する温度信号に基づいて前記吐出口から吐出される前記ガスの実流量を演算し、前記実流量が前記基準流量と一致するように前記駆動信号を補正し、補正された駆動信号を前記モータへ出力する。 (もっと読む)


【課題】小型かつ低消費電力の人工呼吸器及びその運転方法を提供する。
【解決手段】本発明の一実施形態に係る人工呼吸器100において、制御部17は、弁機構5,8の駆動を制御することで、リザーバタンク4内に貯留された吸気用気体を患者へ送出する第1の状態と、患者の呼気を解放する第2の状態とを交互に切り替える。加圧ポンプ1は、吸気により生じたリザーバタンク4内の圧力低下を呼気時間で回復させる吐出性能を有する。ここで、呼気時間(第2の時間)は吸気時間(第1の時間)以上の長さに設定されることで、必要とされる吸気空気を小容量の加圧ポンプでリザーバタンク4へ供給することが可能となる。これにより、加圧ポンプ1及びリザーバタンク4の容量を小さくすることができるとともに、加圧ポンプ1の駆動電力の削減を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】ダイアフラムの故障に起因するガスの漏出を防止しながらポンプ構造の小型化を図ることができるダイアフラムポンプを提供する。
【解決手段】本発明に係るダイアフラムポンプ30は、モータケース33とポンプヘッド44の間に設けられているポンプケース45が密閉構造を有している。これにより、ダイアフラム42に生じた疲労、劣化による切断部を介して、ポンプ室46からポンプケース45内へ吸引ガスが漏出したとしても、ポンプケース45から当該ポンプの外部への漏出ガスの放出を回避することができる。また、ポンプケース45は、ポンプヘッド44とモータケース33の間に配置される構成であるので、ポンプの大型化を回避することができる。 (もっと読む)


【目的】 酸素濃縮装置に使用されるコンプレッサのモーターの軸ブレないし振動を防ぎ、高度の静寂性および低消費電力化を図る。
【構成】 コンプレッサによって圧縮空気を供給して高酸素濃度ガスを得る加圧工程と、窒素吸着容器内の圧力を減じて吸着された窒素を外部に排気することで吸着剤の再生を行う減圧工程とを交互に繰り返し行うことで高酸素濃度ガスを得る方式の圧力変動吸着型の酸素濃縮装置で、コンプレッサ21に、駆動用のモーター23の回転軸23aの側部に、シリンダ24,25を配置したレシプロ式のものを用いる。各シリンダ24,25内のピストン26、27を回転軸23aの回転によってコンロッド26b,27bを駆動して往復動させるもので、モーター23の回転軸23aの先端又は先端寄り部位を軸受19によって支持した。回転軸23aの先端が自由端とならないため、軸ブレないし振動が防止される。 (もっと読む)


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