説明

株式会社MSTコーポレーションにより出願された特許

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【課題】HSKシャンクを有する工具ホルダにおいて、その剛性の低下を極力抑制してその軽量化を図る。
【解決手段】HSK−A125シャンク部材10と、チャック部材30の間に延長部となる中間部材20を設けた工具ホルダである。中間部材20の長さを適宜に設定することによって任意の長さのホルダとし得る。チャック部材には焼き嵌め式で切削工具Aを装着して、強固な把握、高い剛性、回転バランス性の高いものとする。中間部材とチャック部材の外周面は円弧状テーパ面として剛性を担保しつつワークとの干渉のないものとする。中間部材の中空部内周面24はその外周面20’に沿う形状とし、剛性を担保しつつ軽量化を図る。シャンク部材、中間部材及びチャック部材の接合は電子ビーム溶接し、その各接合端面は同一大きさとして、その接合部における重量等の偏位も極力少なく、回転バランスが良いものとするとともに、最少接合面積で最大の接合強度を得る。 (もっと読む)


【課題】アングルヘッド型工具ホルダにおいて、切削工具Aの取付け方向をその軸方向における左右両方向とする(リバーシブルとする)。
【解決手段】工作機械の主軸Mに着脱可能に嵌合されるシャンク部10と、工作機械の固定部材に固定されるホルダ本体20と、チャック部30とからなるアングルヘッド型工具ホルダである。チャック部内の最終従動軸40を、最終段ギア35の軸心孔40aに嵌る筒状部41aと、その筒状部一端の鍔部41bと、その筒状部41a他端に嵌るカバー43とからなるものとする。この従動軸を最終段ギアの軸心孔40aに嵌めた状態で、鍔部41bとカバー43でケーシング27、31を挟み、止め輪44でもって抜け止めして、従動軸40をケーシングに回転可能かつ抜け止めして取付ける。その従動軸の軸心孔への装着を左右逆として切削工具Aをその刃が前後逆に取付けることにより、2通りの切削態様を得ることができる(図(a)又は(b))。 (もっと読む)


【課題】ドリルを強固に保持することができ、且つ、ヘッド先端部をコンパクトに構成したアングルヘッドを提供する。
【解決手段】工作機械に装着されるヘッド本体と、出力軸芯4aの周りに回転可能にヘッド本体に設けられた出力軸4と、ドリル30が装着され、出力軸芯4aに直行するドリル軸芯20aの周りに回転するドリル駆動軸20と、出力軸4の回転をドリル駆動軸20に伝達する回転連動機構Cとを備え、ドリル30の一方に、ネジ部34が形成されたテーパシャンク部31を備え、ドリル駆動軸20に、回転連動機構Cからの回転が伝達されるドリル駆動ギヤ22と、テーパシャンク部31を挿入可能なテーパ状のドリル取付孔21と、ドリル取付孔21の底部に位置する貫通孔24とを設け、ドリル30を締結する連結ネジ61を、貫通孔24を介してテーパシャンク部31のネジ部34に螺合する。 (もっと読む)


【課題】クランプユニットでワークパレットを確実にクランプする。
【解決手段】ワークパレット1の挿し部4の筒内面奥側に、前記内面の手前側の挿し部端部5の内径よりも大きな内径を有する段差部6を形成し、挿し部端部5とこの段差部6の内面とをつなぐテーパ面7を形成する。その一方で、クランプユニット3の受け部8に、挿し部4の内面側に向けて、受け部8の周面から突出、及び、この受け部8内に収納自在な突部9を一端側に形成したレバー部材10を設け、この突部9の受け部8奥側に、その奥側ほど軸心側に向かって傾斜するテーパ面11を形成する。この挿し部4を受け部8に挿しこんで、前記突部9を突出させると両テーパ面7、11同士が面接触して、ワークパレット1が確実にクランプされる。 (もっと読む)


【課題】ワークのチャッキングを確実かつ簡便に行う。
【解決手段】ワークWを挟持する固定ジョー3a及び可動ジョー3bのそれぞれの先端のクランパ部4に、ベース部2側に向けて起立する面法線をもつテーパ面5aを形成する一方で、このクランパ部4によって挟持されるワークWにも、クランパ部4に形成したテーパ面5aとほぼ同一の角度で対面するテーパ面Tを形成する。両クランパ部4、4を相対的に接近させて、両テーパ面5a、Tを当接させるようにすると、この当接力によりワークWがベース部2に押し付けられて、このベース部2へのワークWの固定が確実になされる。このため、5軸制御加工機のようにワークWに比較的大きなモーメントが作用する構成においても、加工中にこのワークWが動いたり、外れたりすることがなく、高い加工精度を確保することができる。 (もっと読む)


【課題】 構造が簡単で、工具の自動交換が可能であり、さらに切削粉の吸引効率が高く、内部蓄積を防止できる工具ホルダを提供する。
【解決手段】 先端面19aに開口し、刃具12を取り付け可能な装着穴19bと、該装着穴19bに連通するとともに基端面に開口するクランプ穴14dとを有し、工作機械の主軸3に取り付けられる工具ホルダ4において、
該工具ホルダ4は、前記先端面19aに開口し、前記クランプ穴14dに連通するよう形成された吸引穴a3を有する。 (もっと読む)


【課題】工具ホルダの被加工物Wとの干渉を少なくし、かつ剛性を高める。
【解決手段】マシニングセンタに着脱可能なシャンク部11と、R刃5aの切削工具5を焼嵌め式によって保持するチャック部12とを備えた焼嵌め式工具ホルダAである。チャック部12の外周は、その先端からシャンク部11に向かって所要長さLの凹孤状面12aとなっている。傾けて切削する場合、被加工物と干渉する突部を避ける凹孤状とすれば、円錐状台状の場合に比べて、チャック部の先端から同一距離の位置における径は大きくし得るため、チャック部の剛性は高くなる。剛性が高くなれば、加工精度が高くなり、仕上げ精度も向上し、さらに切削工具5の寿命も向上する。凹孤状面12aは被加工面に沿う曲率とすることができ、また、チャック部はその長さ方向において分割されたもの(12a、12a)とし、その各分割体は嵌め合いでもって一体化されているものとすることができる。 (もっと読む)


【課題】焼き嵌め式ホルダに取り付けた工具の振れ量を1μm以下に抑制する。
【解決手段】工具6を焼き嵌め式工具ホルダ3に焼き嵌めする際に、工具6のシャンクの外径と、工具ホルダ3に形成された、工具6を嵌め込むための穴の内径の差である締め代が1〜7μmの範囲内になるようにする。締め代がこの範囲に入っていれば、シャンクの真円度及び円筒度、工具ホルダ3に形成された穴の真円度、シャンクと穴の同軸度が一定の範囲内に収まっていれば、この工具6の回転時の振れ量を1μm以下に抑制することができるので、小径の工具6を用いた際に、振れに起因した工具6の折損や、短寿命化を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】工具への保護具の取り付け及び取り外しの際に、工具の切削刃を折損することなく、かつ、作業者が負傷しないようにする。
【解決手段】一端が切削刃である工具10のシャンクを固定具9に設けられた孔に差し込み、この固定具9を固定具支持台8で支持し、上記切削刃を上にして工具10を起立させる。この工具10と垂直方向同軸に設けた押し込み棒5の下端にこの切削刃を保護する保護具7を取り付け、この押し込み棒5をばね6の付勢力に抗して押し込み、この工具10に保護具7を嵌め込む。さらに、押し込み棒5を上記付勢力によって元の位置に戻すと、工具10に保護具7が装着された状態で上記固定具9から引き抜かれる。この押し込み棒5と工具10の同軸が常に確保されているので、工具10の切削刃が保護具7に接触してその切削刃が折損したり、折損の際に作業者が負傷したりする恐れがない。 (もっと読む)


【課題】加工範囲を広げると共に、ワークWとの干渉を少なくする。
【解決手段】ホルダ本体2の側面に工具チャッキング部3をその軸心回りに回転可能に取付けた工具ホルダである。ホルダ本体2には、シャンク部1の入力軸12を挿入して回転自在に支持するとともに、入力軸12に直交する伝達軸24を回転自在に設ける。チャッキング部3の回転軸32は伝達軸24に直交させて回転自在に設けて、入力軸12と伝達軸24を傘歯車機構23、25、26、27によって回転力を伝達可能とする。チャッキング部3の回転は傘歯車機構により許容する。チャッキング部回転中心は、通常、そのチャッキング部の中心近くとなるため、そのチャッキング部の回転エリヤは小さく、チャッキング部のワークとの干渉度合は少なくなる。また、ホルダ本体側面下部の突出物はないため、チャッキング部の回転範囲も大きくなって加工範囲が広がる。 (もっと読む)


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