説明

中村土木株式会社により出願された特許

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【課題】地中に所定深さまで土留め用として構築されるソイルセメント連続壁内に、構築可能な地中熱利用ヒートポンプシステムの地中熱交換器の提供。
【解決手段】本発明は、ソイルセメント連続壁構築工法で構築された連続土留め壁10内に建て込まれるH形鋼12に設置される地中熱利用ヒートポンプシステムの地中熱交換器20である。H形鋼12の溝空間の少なくとも一方に設けられ、地中と熱交換を行うための循環流体が循環する地中熱交換用チューブ23と、H形鋼12のフランジ部またはウェブ部に設けられ、地中熱交換用チューブ23を保持する保持部を有するチューブ取付部材21,24と、H形鋼12の下端または下端近傍に、地中熱交換用チューブが設けられた溝空間の下方側を覆うように設けられ、固化前のソイルセメントにH形鋼及び地中熱交換用チューブを挿入する際、地中熱交換用チューブの保護を行う保護部材25とを備えている。 (もっと読む)


【課題】 地下構造体の構築に要する施工時間、施工コストを低減することが可能な地下構造体の施工方法を提供する。
【解決手段】 地下構造体の施工に際して、地盤10の掘削前に、地中にソイルセメント21を主体としH形鋼22で補強される土留壁20を四方に施工し、この土留壁20の上端部に補強枠30を施工し、地盤10の掘削後に、掘削底面上に耐圧底盤40を施工し、その後に地盤10の掘削によって露呈した土留壁20の内側面に内装50を施工する。補強枠30と耐圧底盤40は鉄筋コンクリート製であり、土留壁40にはH形鋼22が所定間隔にて立設されていて、補強枠30と耐圧底盤40の各鉄筋31,42はH形鋼22に溶接されている。土留壁20の内側面は地盤の掘削時またはその後に所定厚で削り取られていて、この削り取られた部位に内装50が施工されている。 (もっと読む)


【課題】 掘削底面に仮底盤や耐圧底盤を施工する際に、掘削底面や仮底盤がドライ状態とされ得て、施工作業を容易に行うことが可能な地下構造体の施工方法を提供する。
【解決手段】 地下構造体の施工に際して、地盤10の掘削に先行して、または掘削と並行して、地中に土留壁20を施工し、地盤10の掘削後に、掘削底面11に集水桝31とこの集水桝31に水を導く透水管32を敷設し、その後に集水桝31を除いて掘削底面11に透水管32を埋めるべく仮底盤40を施工し、その後に集水桝31の貯水部31aを除く上面と仮底盤40の上面に耐圧底盤50を施工する。 (もっと読む)


【課題】 熱交換効率を高めることが可能であるとともに、耐久性を向上させることが可能な地中熱交換器を提供する。
【解決手段】 地中熱交換器Aは、地表面GLから地中に構築されるソイルセメント壁10と、流入管21と流出管22の各上端部が地表面GLに露出するようにしてソイルセメント壁10に埋設される管組立体20を備えている。管組立体20は、流入管21に比して細くて流入管21の下端部に連通接続される複数本の流入細管23を有するとともに、流出管22に比して細くて流出管22の下端部と流入細管23の流出側端部にそれぞれ連通接続される複数本の流出細管24を有していて、流入管21の上端部から流入管21、各流入細管23、各流出細管24および流出管22を通して流出管22の上端部に媒体が流動可能である。 (もっと読む)


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