説明

ノバルティス ヴァクシンズ アンド ダイアグノスティクス エスアールエルにより出願された特許

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本発明は、複数の血清群に由来する混合した髄膜炎菌の糖類の分析を、これらの血清群が単糖類単位を共有するにもかかわらず可能にする方法に基づく。血清群C由来、血清群W135由来および血清群Y由来の糖類の組み合わせに関して、本発明は、シアル酸含有量、グルコース含有量およびガラクトース含有量を分析する。このグルコースの結果およびガラクトースの結果が使用されて、血清群Y由来および血清群W135由来の糖類が、それぞれ直接定量化され、そしてこのグルコースおよびガラクトースの合わせた含有量は、このシアル酸含有量から減じられて、血清群C由来の糖類が定量化される。本方法が使用されて、結合体ワクチン中の全糖類および遊離糖類が分析され、そして複数の血清群の莢膜糖類を含むワクチンの品質管理が単純化される。
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ジフテリア、破傷風、百日咳、およびHibに対して免疫するための抗原を含有する組合せワクチンは、公知である(「DTP−Hib」ワクチン)。本発明は、コストを低減するために低用量のHib抗原を用い、現場における再構成を必要としない、そのようなワクチンに対する必要性に取り組む。従って、本発明は、少なくともジフテリア、破傷風、百日咳、およびHibから被験体を防御するための抗原を含有する組合せワクチンを提供し、ここで:(a)このHibから防御するための抗原は、Hib莢膜糖類の結合体であり;(b)このワクチン中のHib結合体の濃度は、15μg/ml未満であり;そして(c)このHib結合体は、一度も凍結乾燥されていない。本発明のワクチンは、安全であり、かつ免疫原性が高いことが見出された。
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対象とする抗原または抗体について単純放射状免疫拡散(SRID)アッセイを実施するための方法が、開示される。この方法は、(a)1つ以上の試験サンプルをゲルに適用する工程であって、上記ゲルは、(i)対象とする抗原に特異的な抗体および/または(ii)対象とする抗体により認識される抗原を含む、工程;(b)上記サンプルを、その適用点から放射状に拡散させる工程;(c)拡散が生じた後に、上記ゲルのデジタル画像を調製する工程;(d)上記デジタル画像内の沈殿ハロの外径を決定する工程;(e)上記決定した径を、既知濃度の対象とする抗原または抗体を含む1つ以上の標準サンプルから得られる外径と比較する工程;ならびに、必要に応じて、(f)工程(e)からの結果を使用して、上記試験サンプル中の対象とする抗原または抗体の濃度を決定する工程;を包含する。
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髄膜炎菌血清群C、血清群W135および血清群Y由来の結合体化莢膜サッカリドは、単回用量に組み合わされ場合、ヒトにおいて安全でかつ免疫原性である。この効果は、血清群A由来の結合体化莢膜サッカリドを添加した場合に保持される。これらの結合体化抗原は、単回水性用量において、凍結乾燥の必要性なしに、安定に組み合わされ得る。血清群B感染に対する広範な防御は、少数の規定されたポリペプチド抗原を用いることにより達成され得る。これらのポリペプチド抗原は、これらの5つの血清群のいずれかに対する防御効力を喪失することなく、これらのサッカリド抗原と組み合わされ得る。Hib結合体が添加された場合でさえ、効力は保持される。血清群W135結合体の効力は、血清群B株由来のタンパク質抗原の添加により増強される。髄膜炎菌結合体へのHib結合体の添加は、髄膜炎菌血清群W135に対する全体的活性を増強する。 (もっと読む)


Neisseria meningitidisの血清群W135およびY由来の莢膜糖類は、そのシアリン酸残基の7位および9位における変化したレベルのO−アセチル化を有し、そして免疫原生組成物を作製するのに使用され得る。未改変の天然の糖類に対し、本発明の誘導体は、キャリアタンパク質への結合の間優先的に選択され、その誘導体の結合体は、天然の多糖と比較して改善された免疫原性を示す。1つの実施形態において、改変された血清群W135髄膜炎菌の莢膜糖類であって、ここで(a)該糖類中のシアリン酸残基の29%以下は、7位においてO−アセチル化され;および/または(b)該糖類中のシアリン酸残基の26%以上は、9位においてO−アセチル化されている、糖類が提供される。 (もっと読む)


付着因子に関与するビルレンス関連抗原は、いくつかの生物において同定されている:Haemophilus influenzae aegyptius生物群;Escherichia coli K1;EHEC E.coli;Actinobacillus actinomycetemcomitans;Haemophilus somnus;Haemophilus ducreyi;EPEC E.coli;EAEC E.coli;尿路病原体E.coli;Shigella flexneri;Brucella melitensis;Brucella suis;Ralstonia solanacearum;Sinorhizobium meliloti;Bradorhizobium japonicum;およびBurkholderia fungorum。 (もっと読む)


本発明は、B群連鎖球菌(Streptococcus agalactiae)およびA群連鎖球菌(Streptococcus pyogenes)由来のタンパク質(アミノ酸配列および対応するヌクレオチド配列を含む)を提供する。このタンパク質がワクチン、免疫原性組成物および/または診断薬のための有用な抗原であることを示すデータを与える。このタンパク質はまた、抗体に対する標的である。本発明の組成物は、連鎖球菌細菌、特に、S.agalactiaeおよびS.pyogenesによって引き起こされる感染または疾患の処置または予防のために使用される。 (もっと読む)


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