説明

サイペム・ソシエタ・ペル・アチオニにより出願された特許

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本発明は、尿素の合成工程において、アンモニア及び二酸化炭素を、場合によりこれらの凝縮物を含むこれらの水溶液から同時に回収する方法に関し、この方法は、疎水性微孔質膜上でのアンモニア、二酸化炭素及びこれらの塩類化合物又は凝縮物を含む水溶液の蒸留フェーズを含み、この蒸留を、温度50〜250℃及び圧力50KPa〜20MPa(絶対)で行うことで、場合により尿素を含む残留水溶液と、アンモニア、二酸化炭素及び水を含むガス状透過流とが生成されることを特徴とする。本発明は、上記の方法を実施するための装置及び上記の方法を含む尿素の製造工程にも関する。 (もっと読む)


本発明は、ガス流中に含まれるアンモニアを回収するための方法に係り、該方法は、以下の段階:(a) アンモニアを含む該ガス流を、7.0よりも低いpHを持つ水性洗浄溶液による洗浄処理に付して、精製されたガス流およびアンモニウム塩を含む水性溶液を生成する段階;(b) 前記段階(a)を由来とする、該アンモニウム塩を含む水性溶液を、縦型の落下液膜式熱交換器内で、50〜250℃なる範囲の温度および50KPa〜4MPaなる範囲の絶対圧力にて処理して、再生された洗浄溶液およびNH3とH2Oとを含むガス流を生成する段階;および(c) 該再生された洗浄溶液を前記段階(a)に再循環する段階を含む。本発明は、また上記方法を実施するための装置にも係る。
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本発明による液膜落下式の管束設備は、垂直方向の円筒形本体を有し、円筒形本体は、その両端部が閉鎖され、孔あきの2つの管板によって少なくとも上セクション、中間セクション及び下セクションに分割され、2つの管板は、横断方向に配置され、束を形成する管を支持する。膜の形態をなす液体の入口及び分配のためのフェルールが各管の上端部の上に位置する。フェルールは、その上部に蒸気の出口のための開口、その中間高さに位置する液体の入口のための接線方向の開口と、その下部に位置し且つ管の上に位置する環状ベースと、管内に挿入された円筒形部分を有する。円筒形部分と外側の金属製ストリップが環状ベースから下方に突出しており、ガスケットが、外側の金属製ストリップと円筒形部分の間に定められた環状領域に位置し、フェルールの環状ベースと管の上端部の間に挿入される。
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ガス流に含まれるアンモニアを回収するためのプロセスについて記載する。このプロセスは、以下の:(a)アンモニアを含有するガス流を、7.0未満のpHを有する水性洗浄液(5a)による洗浄(S)に供し、精製されたガス流(6)とアンモニア塩を含有する水溶液(7)とが生成される工程と、(b)工程(a)に由来するアンモニウム塩を含有する水溶液を、疎水性微孔性膜を使用した温度50〜250℃及び圧力50KPa〜4MPa(絶対圧)での蒸留プロセス(MD)に供し、再生された洗浄液(16)と、NH及びHOを含むガス流(18)とが生成される工程と、(c)再生された洗浄液を工程(a)に再循環させる工程とを含む。上記のプロセスを行うための装置についても記載する。 (もっと読む)


アンモニア及び二酸化炭素から尿素を、高圧、高温でカルバミン酸アンモニウムを中間体として生成して合成する改良された方法について説明する。本方法は、一般にストリッパと称される垂直型の装置において行われる、未転換のカルバミン酸アンモニウムのアンモニアでの分解・ストリッピングによる少なくとも1つの分離工程を含む高圧合成セクションを含み、分離工程が、方法に供給される新鮮なCO2の総質量に対して1〜15質量%の量である130〜230℃に加熱されたCO2流れのストリッパの下部への供給も含み、この流れが、不動態化剤を、そのO2の当量(モル)が、流れのCO2モル数に対して0.05%〜0.80%となるような量で含有することを特徴とする。 (もっと読む)


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