説明

日正汽船株式会社により出願された特許

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【課題】低コストである機械式の利点を生かしつつピストンの通過に伴うシリンダ内の圧力上昇下であっても注油を十分に行い得るシリンダ注油装置を提供する。
【解決手段】ディーゼルエンジンのシリンダ側壁部1に設けられた注油ノズル2に潤滑油Uを導きシリンダ室3内に噴射させるシリンダ注油装置であって、エンジンの回転に同期して所定量の潤滑油を送り出す油送出器11と、この油送出器から送り出された潤滑油を注油ノズルに供給する潤滑油供給管12と、逆止弁機能を有し且つ上記油送出器から送り出された潤滑油を加圧し圧力波を発生させて潤滑油供給管に送り出す油加圧器13と、注油ノズルの手前に配置され且つ逆止弁機能を有するとともに潤滑油供給管を介して導かれた潤滑油の圧力反射波を閉じ込め得る閉込用空間部である整流用穴部を有して圧力波の脈動を整流する油整流器14とを具備したものである。 (もっと読む)


【課題】4サイクル複数気筒エンジンにおいて、クランクケース内のブローバイガス量を、圧力センサーにより気筒毎に検出できるブローバイガス量検出方法を提供する。
【解決手段】光センサー等によりクランク角度を連続して検出して、制御手段に入力し、圧力センサー等により、所定のクランク角度間隔でクランクケース内圧力B2を測定して、制御手段に入力する。制御手段は、前記所定のクランク角度間隔毎の圧力変化B2に基づいて、気筒毎のブローバイガス増加圧D1及びブローバイガス増加量の変化を検出する。好ましくは、通常運転時に検出した各気筒の爆発時期近傍の最大ブローバイガス増加圧と、予め設定された限界ブローバイガス増加圧とを比較し、検出したブローバイガス増加圧が限界ブローバイガス増加圧以上に大きいと判別した時に、対応する気筒からクランクケース内へのブローバイガス量が異常増加していると認識する。 (もっと読む)


【課題】内燃機関燃焼室から排出される排ガスに含まれる粒状物質(PM)量を容易に測定する方法と、この方法で検出された粒状物質の検出値に基づき、内燃機関の燃焼室の燃焼制御方法と装置を提供することを目的とする。
【解決手段】ディーゼルエンジンの排ガス管に配置された酸化触媒コンバータの排ガス入口に入口温度検出器を配置するとともに排ガス出口に出口温度検出器を配置して、排ガス温度をそれぞれ検出し、排ガス入口の排ガス温度と排ガス出口の排ガスの温度差の変動により、排ガス中に含まれる粒状物質の増減を検出する。前記の方法で粒状物質の増減を検出し、前記粒状物質の増加量が設定値を越えた時に、内燃機関の燃焼空気量の増加と燃料の噴射特性の改善の少なくとも一方を行い、燃焼状態を改善するものである。 (もっと読む)


【課題】内燃機関における燃焼状態を、早期に高精度で検知する方法を提供する。
【解決手段】内燃機関1〜4は、排気圧力センサ80、筒内圧力センサ81、電磁ピックアップ82、および燃料センサ83と、データ収集装置90と、データ解析装置91〜94とを備える。データ解析装置91〜94は、排気圧力センサ80が検出する排気通路34での排気圧力または筒内圧力センサ81が検出する燃焼室40での筒内圧力と、電磁ピックアップ82が検出する回転数と、燃料センサ83が検出する燃料投入量とを受け取り、これに対して周波数分析を行い、その結果に応じて燃焼状態の判定を行う。 (もっと読む)


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