説明

株式会社リテラにより出願された特許

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【課題】型を用いずに素形材の成形が可能であって、形状変更にも容易に対応可能とする。
【解決手段】固相率が30〜60%の範囲内にある金属スラリ10を作業台20に載せ、ナイフ形状の工具30Aによって、金属スラリ10の外形形状の加工を行い、必要に応じて、中空管形状の工具30Bやドリルによって穴明け加工を行う。加工中は、作業台20の断熱機能により、金属スラリ10が保温されるため、凝固することなく加工可能である。加工後、自然放置などにより冷却すると凝固し、素形材50が得られる。型を利用しないため、試作段階で形状変更や手直しの必要が生じても、低コスト・短時間で対応できる。また、試作品のほか、少量生産品や芸術品・記念品などの成形にも都合がよい。更に、ロボットハンド40A,40Bに工具30A,30Bを固定して利用すると、成形の再現性や、複雑な形状の成形が可能となる。 (もっと読む)


【課題】鋳込み時の空気の巻き込みを防止できるホットチャンバ式ダイカスト装置を提供する。
【解決手段】ホットチャンバ式ダイカスト装置10は、アルミニウム系金属の溶湯12を貯留するポット14,主筒部16,射出プランジャ22,ノズル40により構成される。主筒部16は、シリンダ16Aとグースネック16Bが底部側で接続しており、シリンダ16Aには吸込口20からポット14内の溶湯12が供給される。射出プランジャ側面22Aには、射出プランジャ22が射出戻り位置にある状態で、その底部22Bから前記主筒部16の上端を超える位置に達するように溝24が形成される。鋳込み完了後、ノズル40を金型50から離して射出プランジャ22が戻るときに、ノズル先端部42から吸い込んだ空気がシリンダ16A内に残っても、溝24に沿って空気が排出され、次回鋳込み時の空気の巻き込みを防止できる。 (もっと読む)


【課題】半凝固スラリーの酸化を防止することができ、鋳造された製品に鋳造欠陥を生じさせないようにすることを目的とする。
【解決手段】本発明は、容器30内で半凝固スラリーを製造する半凝固スラリーの製造方法であって、容器30内で半凝固スラリーを製造する前に、前記容器30の内周面に不活性ガスを用いて離型剤を塗布する工程と、容器30内で半凝固スラリーを製造する前に、前記容器30内に不活性ガスを充填させる工程との何れか、または双方を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】特別な装置を必要とすることなく、容易に溶湯の湯流れを可視化することを目的とする。
【解決手段】本発明は、ダイカスト製法における湯流れを可視化する湯流れの可視化方法であって、半凝固スラリー(30)の所定の位置に、前記半凝固スラリー(30)を構成する金属と異なる材質の粒体(40)を配置する工程と、前記粒体(40)が配置された半凝固スラリー(30)を金型(11)で鋳造する工程とを有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成で、固液共存状態の金属スラリーを均質に効率よく製造する。
【解決手段】金属スラリー製造装置10は、架台20上に載置される容器12,該架台20を昇降させるシリンダ26,前記容器12の外側に配置された永久磁石40,該永久磁石40を回転駆動する回転モータ46,隔壁50及び52などにより構成される。永久磁石40は、2つの極42A,42Bが相対する略U字状であって、前記容器12の外側形状に沿った曲面を有するとともに、前記極42A,42Bの間に前記容器12を挟むように配置される。前記回転モータ46によって永久磁石40を回転させておき、前記容器12に、溶湯を液層線温度より一定の過熱度で注湯すると、永久磁石40の磁力が作用し、前記容器12内の溶湯の全体が攪拌され、固液共存状態の金属スラリーを均質に効率良く得ることができる。 (もっと読む)


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