説明

三菱マテリアル神戸ツールズ株式会社により出願された特許

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【課題】高硬度鋼の高速切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆高速度工具鋼製切削工具を提供する。
【解決手段】高速度工具鋼基体の表面に、いずれも(Ti,Al,Si)Nからなる上部層と下部層で構成し、前記上部層は0.5〜1.5μm、前記下部層は2〜6μmの平均層厚をそれぞれ有し、上記上部層は、いずれも一層平均層厚がそれぞれ5〜20nm(ナノメ−タ−)の薄層Aと薄層Bの交互積層構造を有し、上記薄層Aは、特定の組成式:[Ti1-(A+B)AlSi]Nを満足する(Ti,Al,Si)N層、上記薄層Bは、特定の組成式:[Ti1-(C+D)AlSi]Nを満足する(Ti,Al,Si)N層、からなり、上記下部層は、単一相構造を有し、特定の組成式:[Ti1-(E+F)AlSi]Nを満足する(Ti,Al,Si)N層、からなる硬質被覆層を蒸着形成してなる。 (もっと読む)


【課題】難削材の高速重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆高速度工具鋼製切削工具を提供する。
【解決手段】表面被覆高速度工具鋼製切削工具が、高速度工具鋼基体の表面に、(a)上部層と下部層で構成し、前記上部層は0.5〜1.5μm、前記下部層は2〜6μmの平均層厚をそれぞれ有し、(b)上記上部層は、いずれも5〜20nmの一層平均層厚を有する薄層Aと薄層Bの交互積層構造を有し、(c)上記下部層は、単一相構造を有する。 (もっと読む)


【課題】難削材の高速重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆高速度工具鋼製切削工具を提供する。
【解決手段】高速度工具鋼基体の表面に、(a)いずれも(Cr,Al,V)Nからなる上部層と下部層で構成し、前記上部層は0.5〜1.5μm、前記下部層は2〜6μmの層厚をそれぞれ有し、(b)上記上部層は、いずれも5〜20nm(ナノメ−タ−)の一層平均層厚を有する薄層Aと薄層Bの交互積層構造を有し、上記薄層Aは特定の組成式:[Cr1-(A+B)Al]Nを満足する(Cr,Al,V)N層、上記薄層Bは特定の組成式:[Cr1-(C+D)Al]Nを満足する(Cr,Al,V)N層、からなり、(c)上記下部層は、単一相構造を有し、特定の組成式:[Cr1-(E+F)Al]Nを満足する(Cr,Al,V)N層、からなる硬質被覆層を蒸着形成してなる。 (もっと読む)


【課題】 高硬度鋼の高速切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】 表面被覆切削工具が、超硬基体の表面に、あるいは、高速度工具鋼基体の表面に、(a)いずれも(Cr,Al,Si)Nからなる上部層と下部層で構成し、前記上部層は0.5〜1.5μm、前記下部層は2〜6μmの平均層厚をそれぞれ有し、(b)上記上部層は、いずれも一層平均層厚がそれぞれ5〜20nm(ナノメ−タ−)の薄層Aと薄層Bの交互積層構造を有し、上記薄層A及びBは、特定な組成式を満足する(Cr,Al,Si)N層、からなり、(c)上記下部層は、単一相構造を有し、組成式:[Cr1-(X+Z)AlSi]N(ただし、原子比で、Xは0.45〜0.65、Zは0.01〜0.10を示す)を満足する(Cr,Al,Si)N層、からなる硬質被覆層を蒸着形成してなる。 (もっと読む)


【課題】合金鋼の高速歯切加工で硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆高速度工具鋼製歯切工具を提供する。
【解決手段】表面被覆高速度工具鋼製歯切工具が、高速度工具鋼基体の表面に、(a)いずれも(Cr,Al,B)Nからなる上部層と下部層で構成し、前記上部層は0.5〜1.5μm、前記下部層は2〜6μmの平均層厚をそれぞれ有し、(b)上記上部層は、いずれも一層平均層厚がそれぞれ5〜20nmの薄層Aと薄層Bの交互積層構造を有し、上記薄層Aは、組成式:[Cr1-(E+F)Al]Nを満足する(Cr,Al,B)N層、上記薄層Bは、組成式:[Cr1-(M+N)Al]Nを満足する(Cr,Al,B)N層、からなり、(c)上記下部層は、単一相構造を有し、組成式:[Cr1-(X+Y)Al]Nを満足する(Cr,Al,B)N層、からなる硬質被覆層を蒸着形成してなる。 (もっと読む)


【課題】 耐熱合金の高速切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】 表面被覆切削工具が、超硬基体の表面に、あるいは、高速度工具鋼基体の表面に、(a)いずれも(Ti,Al,Cr)Nからなる上部層と下部層で構成し、前記上部層は0.5〜1.5μm、前記下部層は2〜6μmの平均層厚をそれぞれ有し、(b)上記上部層は、いずれも一層平均層厚がそれぞれ5〜20nm(ナノメ−タ−)の薄層Aと薄層Bの交互積層構造を有し、上記薄層A及び上記薄層Bは、それぞれ特定の組成式を満足する(Ti,Al,Cr)N層、からなり、(c)上記下部層は、単一相構造を有し、特定の組成式を満足する(Ti,Al,Cr)N層、からなる硬質被覆層を蒸着形成してなる。 (もっと読む)


【課題】マイクロ反応システム用チップ等の微細加工においてガラスやセラミックス等の脆性材料よりなる加工物の表面に幅や深さが100μm以下の微細な溝等を形成したりすることが可能な微細加工用工具、およびこのような微細加工用工具を用いた脆性材料の微細加工方法を提供する。
【解決手段】工具本体1に形成された尖端部4に硬質炭素被膜5を被覆して、この硬質炭素被膜5の膜厚tを尖端部4の先端における外径dよりも大きくし、硬質炭素被膜5によって尖端部4の先端に表面が略凸曲面状をなす切刃部6を形成する。このような微細加工用工具を用いて、工具本体1を尖端部4の中心線O回りに回転しつつ送り出すことにより、脆性材料よりなる加工物の表面に切刃部6によって微細加工を施す。 (もっと読む)


【課題】 切刃部分に超高圧焼結体チップが配設されたドリルにおいて、切刃にニックを設けることで切屑をその幅方向に分断しつつ、長さ方向にも切刃の全長に亙って確実に分断することが可能な超高圧焼結体チップ付きドリルを提供する。
【解決手段】 軸線O回りに回転されるドリル本体1の先端部に配設された超高圧焼結体チップ8上に、ドリル本体1の先端外周から内周側に向けて延びる切刃9を周方向に間隔をあけて複数形成し、これらの切刃9に、周方向に隣接する切刃9同士で軸線O回りの回転軌跡をずらすように凹溝状のニック10を形成するとともに、切刃9の外周側で内周側よりも幅狭となるホーニング11を施す。 (もっと読む)


【課題】 難削材の切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具を提供する。
【解決手段】 表面被覆超硬合金製切削工具が、炭化タングステン基超硬合金または炭窒化チタン基サーメットからなる超硬基体の表面に、(a)1〜5μmの平均層厚を有し、かつ、組成式:(Ti1-(X+Y)AlX)N(ただし、原子比で、Xは0.30〜0.70、Yは0.01〜0.10を示す)を満足する(Ti,Al,B)N層からなる下部層、(b)0.1〜1.5μmの平均層厚を有する窒化バナジウム層からなる層間密着層、(c)1〜5μmの平均層厚を有し、かつVO(酸化バナジウム)の素地に、前記VOとの合量に占める割合で、0.5〜7原子%の金属Vが分散分布した組織を有するV分散VO層からなる上部層、以上(a)〜(c)で構成された硬質被覆層を形成してなる。 (もっと読む)


【課題】 難削材の重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具を提供する。
【解決手段】 表面被覆超硬合金製切削工具が、炭化タングステン基超硬合金または炭窒化チタン基サーメットからなる超硬基体の表面に、(a)0.5〜2μmの平均層厚を有し、かつ、特定な組成式を満足する(Ti,Al)N層からなる基体密着層、(b)1〜5μmの平均層厚を有し、かつ、特定な組成式を満足する(Cr,Al,Si,B)N層からなる下部層、(c)0.1〜1.5μmの平均層厚を有する窒化バナジウム層からなる層間密着層、(d)1〜5μmの平均層厚を有し、かつVO(酸化バナジウム)の素地に、前記VOとの合量に占める割合で、0.5〜7原子%の金属Vが分散分布した組織を有するV分散VO層からなる上部層、以上(a)〜(d)で構成された硬質被覆層を形成してなる。 (もっと読む)


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