説明

三菱マテリアル神戸ツールズ株式会社により出願された特許

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【課題】ブローチ本体後端側の仕上げ刃において切削刃を周方向反対側のガイド刃により案内しつつ切削を行う場合に、溶着による異物の付着を防いで、より高精度のブローチ加工を促す。
【解決手段】軸状のブローチ本体1の外周部に螺旋状に配列された複数の切刃5のうちブローチ本体1後端側の切刃5を仕上げ刃7とし、この仕上げ刃7においては、ブローチ本体1先端側を向くすくい面7Aとブローチ本体1の周方向のうち一方の側を向く側面7Bとの交差稜線部に切削刃9を形成するとともに、周方向のうち他方の側を向く側面はガイド面7Cとし、このガイド面7Cに、そのブローチ本体1先端側の少なくとも一部が残りの部分の延長面Pに対して後退するように形成した逃がし部11を備える。 (もっと読む)


【課題】ワークの捩れ溝のリードや捩れ角に大きな誤差が生じてコスト高を招くことなく所定の範囲に補正する。
【解決手段】ブローチ本体の外周部に螺旋状に配列された切刃5のうち、ブローチ本体先端側の切刃5は荒刃とされるとともにブローチ本体後端側の切刃5は仕上げ刃7とされ、この仕上げ刃7においては、ブローチ本体先端側を向くすくい面7Aとブローチ本体の周方向のうちいずれか一方の側を向く側面7Bとの交差稜線部に切削刃9が形成されるとともに、この切削刃9とは反対側の側面とすくい面7Aとの交差稜線部はガイド刃10とされ、ガイド刃10に連なる側面がガイド面7Cとされてガイド面7Cとガイド刃10とで構成される部位がガイド部11とされ、このガイド部11は、荒刃のリードと異なるリードとなるように配列されている。 (もっと読む)


【課題】高硬度鋼の高速断続切削加工で優れた仕上げ面精度を長期にわたって発揮する表面被覆立方晶窒化ほう素基超高圧焼結材料製切削工具を提供する。
【解決手段】超高圧焼結材料で構成され、分散相を形成する立方晶窒化ほう素相と連続相を形成する窒化チタン相との界面に超高圧焼結反応生成物が介在した組織を有する切削チップ本体の表面に硬質被覆層を蒸着形成した表面被覆立方晶窒化ほう素基超高圧焼結材料製切削工具において、(a)硬質被覆層は、1.5〜3.0μmの平均層厚を有する下部層と0.3〜3μmの平均層厚を有する上部層とからなり、(b)下部層は、特定の組成式を満足するTiとAlとSiの複合窒化物層からなり、(c)上部層は、一層平均層厚がそれぞれ0.05〜0.3μmの薄層Aと薄層Bの交互積層構造を有し、薄層Aは、特定の組成式を満足するTiとAlとSiの複合窒化物層、薄層Bは、Ti窒化物(TiN)層からなる。 (もっと読む)


【課題】一端側に向けて縮径された総形カッタにおいても、径の小さな一端側の外周切刃によって生成した切屑を確実に排出して、切削加工を良好に行うことができる総形カッタを提供する。
【解決手段】軸線O回りに回転される工具本体11を有し、工具本体11には、一端側に向けて縮径する切刃部13が備えられ、切刃部13には、前記一端側から他端側に向けて延びる複数の外周切刃16と複数の切屑排出溝20とが周方向に交互に配置されており、外周切刃16の刃形状は、軸線O方向に向けて軸線Oに対する径方向に凹凸する形状とされた総形カッタ10であって、切刃部13の前記一端側には、切屑排出溝20の溝幅又は溝深さの少なくとも一方が、前記一端側に向かうにしたがい漸次拡大された溝拡大部24が形成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】バックテーパー形状の切刃部を備え、優れた加工面精度で切削を行なうことが可能なエンドミルを提供する。
【解決手段】軸線O1回りに回転される略円柱棒状のエンドミル本体1の先端1a側に切刃部2が設けられるとともに、切刃部2の外周には切屑排出溝2aが形成されて、切屑排出溝2aの切刃部2における外周側辺稜部2cに切刃2dが形成されたエンドミルAの切刃部2を、切刃2dの外径が切刃部2の先端1aから後端1b側に向けて漸次縮径するように形成し、この切刃2dの外径が縮径する縮径率が先端1a側よりも後端側で大となるように形成する。 (もっと読む)


【課題】高速断続切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、1〜6μmの平均層厚を有する組成式:(Ti1−XAl)N(ただし、Xは原子比で、0.4≦X≦0.6)を満足するTiとAlの複合窒化物層からなる硬質被覆層を形成した表面被覆切削工具において、上記TiとAlの複合窒化物層は、電界放出型走査電子顕微鏡を用い、表面研磨面の測定範囲内に存在する結晶粒個々に電子線を照射して、前記表面研磨面の法線に対して、前記結晶粒の結晶面である(001)面および(011)面の法線がなす傾斜角を測定し、測定傾斜角に基づいて、算出した構成原子共有格子点分布グラフにおいて、特定の構成原子共有格子点分布グラフを示す窒化チタンアルミニウム層で構成する。 (もっと読む)


【課題】高硬度鋼の高速切削加工で優れた仕上げ面精度を長期にわたって発揮する表面被覆立方晶窒化ほう素基超高圧焼結材料製切削工具を提供する。
【解決手段】窒化チタン、アルミニウムおよび/または酸化アルミニウム、残部窒化ほう素からなる圧粉体で構成され、分散相を形成する立方晶窒化ほう素相と連続相を形成する窒化チタン相との界面に超高圧焼結反応生成物が介在した本体の表面に硬質被覆層を蒸着形成した表面被覆立方晶窒化ほう素基超高圧焼結材料製切削工具において、(a)硬質被覆層は、1.5〜3μmの平均層厚を有する下部層と0.3〜3μmの平均層厚を有する上部層とからなり、(b)下部層はTiとAlの複合窒化物層からなり、(c)上部層は、一層平均層厚がそれぞれ0.05〜0.3μmの薄層Aと薄層Bの交互積層構造を有し、薄層Aは、特定な組成式を満足するTiとAlの複合窒化物層、薄層Bは、Ti窒化物(TiN)層からなる。 (もっと読む)


【課題】軟質難削材の高速切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を発揮する被覆切削工具を提供する。
【解決手段】被覆切削工具が、超硬基体の表面に、(a)Cr硼化物層の表面層、(b)組成式:(Ti1−(X+Y)AlCr )N(ただし、原子比で、0.45≦X≦0.65、0.01≦Y≦0.10、0.50≦X+Y≦0.70を示す)、を満足するTiとAlとCrの複合窒化物層の耐摩耗硬質層、からなる硬質被覆層を形成してなり、さらに、前記表面層の少なくとも切刃稜線部を含むすくい面部分および逃げ面部分の表面粗さを、前記表面層全面に、Cr窒化物層で構成された研磨材層を蒸着形成した状態で、ウエットブラストにて、噴射研磨材として、酸化アルミニウム微粒を配合した研磨液を噴射し、前記の研磨材層のウエットブラストによる粉砕化Cr窒化物微粒と、噴射研磨材としての酸化アルミニウム微粒の共存下で研磨して、Ra:0.2μm以下としてなる。 (もっと読む)


【課題】軟質難削材の高速切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を発揮する被覆切削工具を提供する。
【解決手段】被覆切削工具が、超硬基体の表面に、(a)Cr硼化物層の表面層、(b)組成式:(Ti1−(X+Y+Z)AlCrSi)N(ただし、原子比で、0.45≦X≦0.65、0.01≦Y≦0.10、0.01≦Z≦0.10、0.50≦X+Y+Z≦0.70を示す)、を満足するTiとAlとCrとSiの複合窒化物層の耐摩耗硬質層、からなる硬質被覆層を形成してなり、さらに、前記表面層の少なくとも切刃稜線部を含むすくい面部分および逃げ面部分の表面粗さを、前記表面層全面に、Cr窒化物層で構成された研磨材層を蒸着形成した状態で、ウエットブラストにて、噴射研磨材として、酸化アルミニウム微粒を配合した研磨液を噴射し、前記の研磨材層のウエットブラストによる粉砕化Cr窒化物微粒と、噴射研磨材としての酸化アルミニウム微粒の共存下で研磨して、Ra:0.2μm以下としてなる。 (もっと読む)


【課題】軟質難削材の高速切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を発揮する被覆切削工具を提供する。
【解決手段】被覆切削工具が、超硬基体の表面に、(a)Cr硼化物層の表面層、(b)組成式:(Ti1−(X+Y)AlSi )N(ただし、原子比で、0.45≦X≦0.65、0.01≦Y≦0.10、0.50≦X+Y≦0.70を示す)、を満足するTiとAlとSiの複合窒化物層の耐摩耗硬質層、からなる硬質被覆層を形成してなり、さらに、前記表面層の少なくとも切刃稜線部を含むすくい面部分および逃げ面部分の表面粗さを、前記表面層全面に、Cr窒化物層で構成された研磨材層を蒸着形成した状態で、ウエットブラストにて、噴射研磨材として、酸化アルミニウム微粒を配合した研磨液を噴射し、前記の研磨材層のウエットブラストによる粉砕化Cr窒化物微粒と、噴射研磨材としての酸化アルミニウム微粒の共存下で研磨して、Ra:0.2μm以下としてなる。 (もっと読む)


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