説明

住化プラステック株式会社により出願された特許

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【課題】本発明は、軽い中空体を製造する方法及び、軽い中空体を提供する。
【解決手段】本発明は、それぞれの成形型の成形面から真空吸引可能な一対の成形型と、熱可塑性樹脂製発泡シートの内部へ気体を供給する手段を用いる中空体の製造方法であって、以下の工程(1)、(2)、(3)、(4)を含む中空体の製造方法である。
(1)熱可塑性樹脂製発泡シートを加熱する加熱工程
(2)成形型間に熱可塑性樹脂製発泡シートを供給する供給工程
(3)成形型を閉じ、加熱された熱可塑性樹脂製発泡シートを前記成形型の成形面外縁部間で挟持する型閉め工程
(4)両方の成形型の成形面から、成形面と前記発泡シートの間に形成される空間の空気を吸引しつつ、前記発泡シートの内部へ気体を供給する手段を用いて前記発泡シートの内部へ気体を供給し、前記発泡シートの内部に中空部分を形成させ、所定の形状に賦形する賦形工程 (もっと読む)


【課題】歪が小さい成形体の製造方法を提供する。
【解決手段】第一の発泡層11と、当該第一の発泡層に隣接する第二の発泡層12と、当該第二の発泡層に隣接する非発泡層13とを有する積層体1を加熱し(工程(1))、加熱された積層体を、夫々その内側にキャビティ面を持つ一対の型部材を有する成形型4内に配置し(工程(2))、次いで、前記積層体の少なくとも一方の面と該面に対向する成形型内のキャビティ面410との間に空隙を生ずるように、成形型を密閉し(工程(3))、次いで、キャビティ41内を減圧状態とし、積層体を膨張させ(工程(4))、次いで、以下の(i)、(ii)、(iii)、(iv)のいずれかの温度条件で膨張させた積層体にプレス操作を開始し、所定の形状となるまでプレスし(工程(5))、前記プレスされた積層体が固化した後、成形型を開いて成形体3を取り出して(工程(6))、成形体を製造する。 (もっと読む)


【課題】賦形性がよく、かつ、非発泡層への成形型キャビティ面の転写性が良好な成形体の製造方法を提供する。
【解決手段】プロピレン樹脂からなる第一の発泡層11と、当該第一の発泡層に隣接する第二の発泡層12と、当該第二の発泡層に隣接し、その融点が150℃以上180℃以下であるポリマーからなる非発泡層13とを有する積層体1の第一の発泡層の表面温度、及び前記非発泡層の表面温度が、いずれも200℃以上、230℃以下となるように、加熱された積層体1を、夫々その内側にキャビティ面410Aを持つ一対の型部材を有する成形型4A内に配置し、次いで、前記積層体の少なくとも一方の面と該面に対向する成形型内のキャビティ面との間に空隙を生ずるように、成形型4Aを密閉し、次いで、キャビティ内を減圧状態とし、積層体を膨張させ、前記膨張させた積層体が固化した後、成形型を開いて成形体を取り出して、成形体3Aを製造する方法。 (もっと読む)


【課題】第一の発泡層と第二の発泡層と非発泡層とを有する積層体を真空成形して成形体を製造する方法において、得られる成形体における第一の発泡層と第二の発泡層との剥離がおこりにくい方法を提供する。
【解決手段】前記積層体を、前記第一の発泡層の表面温度が、前記非発泡層の表面温度よりも高い温度となるように加熱し、
加熱された積層体を、夫々その内側にキャビティ面を持つ一対の型部材を有する成形型内に配置し、
次いで、前記積層体の少なくとも一方の面と該面に対向する成形型内のキャビティ面との間に空隙を生ずるように、成形型を密閉し、
次いで、キャビティ内を減圧状態とし、積層体を膨張させ、
前記膨張させた積層体が固化した後、成形型を開いて成形体を取り出して、
成形体を製造する。 (もっと読む)


【課題】二次発泡の発泡倍率が高く、かつ、高いクッション性を有する成形体の製造方法を提供する。また、型形状の賦形性が良く、特に絞り形状部を有する場合、絞り形状部における成形体の外観に優れる成形体の製造方法を提供する。
【解決手段】第一の発泡シートからなる基材層と、この基材層の上に設けられた第二の発泡シートからなる中間層と、この中間層の上に設けられた非発泡シートからなる表皮層と、を有する積層体からなる成形体の製造方法であって、前記積層体の基材層側の面を、前記表皮層側の面の表面温度よりも高い温度となるよう加熱する加熱工程と、密閉可能な成形型のキャビティ内に、加熱された前記積層体を、この積層体の少なくとも一方の面が、対向する成形型のキャビティ面に直接接触しないよう配置し、前記成形型を型締する型締工程と、前記キャビティ内の圧力を減少させて前記積層体を膨張させる減圧工程と、前記減圧工程を経た積層体を冷却する冷却工程と、を有する。 (もっと読む)


【課題】樹脂製発泡シートにおいて、製函機や封緘機による製函または封緘を容易に実行可能とし、生産効率を高めて製造コストを削減する。
【解決手段】シート本体2に折り曲げ部4が設けられ、折り曲げ部4には、シート本体2の融点以下の温度で形成された一対以上の第1のけい線13、13が互いに平行に設けられている。これら第1のけい線13、13の間には、シート本体2の融点以下の温度で形成された1本以上の第2のけい線15が第1のけい線13より深く設けられている。一対以上の第1のけい線13、13の間に第2のけい線15が深く設けられているので、シート本体2を折り曲げ部4で折り曲げたときの反発力を逃がすことができる。また、シート本体2の所定箇所を加熱溶融しなくても、第1および第2のけい線13、15を形成して折り曲げ部4を設けることができる。そのため、樹脂製発泡シート1の生産効率を高め、製造コストを削減できる。 (もっと読む)


【課題】所望の形状に成形された良好な外観の熱可塑性樹脂成形体を製造することができる発泡成形用型及び熱可塑性樹脂製発泡成形体の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、加熱軟化された熱可塑性樹脂製の発泡シート3が真空チャンバー2の内部に配置された状態で真空チャンバー2内を減圧することにより、発泡シート3を発泡させて熱可塑性樹脂製発泡成形体を成形するための発泡成形用型10であって、真空チャンバー2の内部に配置され、発泡シート3が配置される第1の成形面11aを有する第1の型部材11と、真空チャンバー2の内部に配置され、第1の成形面11aと対向する第2の成形面12aを有する第2の型部材12と、を備え、第1の型部材11及び第2の型部材12のうち少なくとも一方は、真空チャンバー2の内壁4a,5aから離間している。 (もっと読む)


【課題】シートのドローダウンを防止し、真空成形性を向上させることが可能な中空体の製造方法を提供する。
【解決手段】少なくとも2枚の熱可塑性樹脂シート1からなる中空体の製造方法であって、所定方向に遊動可能な一対の金型部材2を有する金型を用い、両金型部材は空気の吸引が可能な成形面22と、それを包囲する外周部(フランジ)を有し、前記金型部材間に熱可塑性樹脂シートを積層して、供給する供給工程と、熱可塑性シートを加熱する加熱工程と、金型部材を相対的に近づけて、加熱された各熱可塑性樹脂シートを金型部材の外縁部21間で一緒に加圧して、各シートを外縁部一体化させる型締め工程と、成形面から空気を吸引しつつ、可塑性樹脂シート間に形成される空間31に空気を送り込み、成形面に対向する各熱可塑性樹脂シートを成形面に追従させ、所定形状に賦形する賦形工程と、を有し、熱可塑性樹脂シートは発泡シートであることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】熱媒体流通管の膨張・収縮に柔軟に対応でき、且つ熱媒体流通管の配設パターンを従来よりも幅広く実現することができる床暖房パネル、当該床暖房パネルを備えた床暖房設備を提供する。
【解決手段】床暖房パネル1は、パネル本体2の片面に、複数の隆起部3が互いに等しい方向に沿って形成されており、隣り合う2つの隆起部の間には、温水パイプを配置することができる凹溝4が形成されている。パネル本体2は、隆起部3の一方の先端3aよりも更に、隆起部3の伸長方向に沿って、凹溝4の開口径Wの少なくとも2倍ほど伸びている。 (もっと読む)


【課題】外観に優れた熱可塑性樹脂発泡成形品の製造方法を提供する。
【解決手段】部分的に熱可塑性樹脂製の機能性部材が融着されてなる熱可塑性樹脂発泡成形品の製造方法において、以下の工程を含む。
(1)原料熱可塑性樹脂発泡シートを加熱して軟化させる工程。
(2)熱可塑性樹脂発泡シートを賦形するための成形部を有し、該成形部に前記機能性部材の形状に対応する凹部を有する雌雄一対の金型間に、工程(1)で軟化させた熱可塑性樹脂発泡シートを供給する工程。
(3)金型クリアランスが所定形状厚みになるように型締めしたのち、または所定形状厚みになると同時に、
(4)前記凹部に通ずるように金型内に設けられた樹脂通路を通じて溶融状態の熱可塑性樹脂をインラインスクリュー式樹脂供給機のスクリューを前進させずに回転させることにより該凹部に供給する工程。
(5)工程(4)で成形された熱可塑性樹脂発泡成形品を冷却して、金型から取り出す工程。 (もっと読む)


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