説明

株式会社ワメンテクノにより出願された特許

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【課題】補強繊維への熱硬化性樹脂の定着を効率的に行うことができる繊維成型品の抄造方法及び抄造装置を提供する。
【解決手段】抄造方法を実施する抄造装置1は、スラリーSを流送するスラリー流送管3と、スラリー流送管3の下流側先端に設けられる分散ノズル5と、スラリー流送管3に対し三又に連結され、スラリーSの定着を行う定着剤Aをスラリー流送管3内に投入する定着剤投入管4と、分散ノズル5から分散投入されるスラリーSを収受する抄造槽6とを備え、定着剤投入管4が連結される位置から分散ノズル5までのスラリー流送管3が、スラリーSを停留させずに流送可能に構成されるとともに、スラリーSが分散ノズル5に到達するまでに定着を完了させるだけの長さを備え、分散ノズル5は、抄造槽6に蓄えられた受け水24へスラリーSを直接投入可能である。 (もっと読む)


【課題】 従来の断熱材、或いは樹脂部材は、カーボン繊維をフェルト状の物、又は織布にフェノール樹脂を含浸した物をニードルパンチ等で押圧し、乾燥させたシートを円筒状に巻き重ねて焼成したもので、カーボン繊維が縦横に絡まっている断熱材、或いは樹脂部材で強度や剛性も低く、外部への放熱を遮熱断熱する性能に課題があった。
【解決手段】 遠心分離機を備えた容器に開口部を設けた抄造枠を載置し、補強繊維と充填材と接合材を水中で分散混合し、定着剤で各材料を定着させた混合物を容器の抄造枠内に入れ、遠心分離機を回転させ混合物内の水分を20%〜70%開口部から外に放出し、残った円形又は略円形状の層状混合物を縦に切断し、乾燥炉等に入れ残存水分を1%〜7%位にし、圧縮成形機で平面、又は曲面状の強度や剛性も高く、断熱効果もある樹脂部材を成形する。 (もっと読む)


【課題】熱源域から外部への放熱を遮熱断熱する性能に優れ、且つ、コストが安い断熱材を製造する製造方法と、該製造方法によって製造された断熱材を提供すること。
【解決手段】水抜き用開口部を設けた抄造枠4を遠心分離機2を備えた容器に載置し、カーボン繊維とカーボン粉末とフェノール樹脂を水中で分散混合した混合物を、遠心分離機を回転させて、その遠心力で、混合物に含まれている水分を抄造枠に設けた水抜き用開口部6から外に絞り出し、約50%の水分を除去し、残った層状混合物に熱風を吹き込み、残存水分を5%以下にして乾燥物とし、該乾燥物を不活性ガスの高温炉に投入し、高温炉の温度を段階的に上げ、150℃〜200℃で残存の水分を飛ばし除去し、1500℃以上の高温にて焼成して高温炉用断熱材を作る。 (もっと読む)


【課題】機械的強度が高く、且つ所定の機能性表面層が強固に結着された抄造成形品を提供する。
【解決手段】繊維周囲にバイダー樹脂粉末4が付着した耐熱性繊維2から抄造される抄造物96を所定の含水率に脱水してから加熱圧縮成形することにより得られる機能性表面層を有する抄造成形品であって、機能性表面層は、前記脱水後の湿った状態にある抄造物96の表面にまぶすように均一付着させた機能性粉末6から形成され、前記加熱圧縮時に機能性粉末6が溶融して前記抄造物96の表層にある耐熱性繊維2に絡むことによって機能性表面層が抄造物96に結着されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】天然繊維材料の含有比率が高いことにより軽量で安価で自然環境に優しく且つ高い機械的強度が得られる天然繊維成形品の抄造素材を提供する。
【解決手段】繊維周囲にバインダー樹脂粉末6を付着させた天然繊維2,4を分散した分散水から抄網で抄き取られた抄造物を脱水および乾燥して得られる天然繊維成形品用の抄造素材1であって、天然繊維2,4は前記成形品において50重量%を超える含有量を占めると共に、バインダー樹脂粉末6は後工程の加熱圧縮成形時に、互いに絡み合った天然繊維2,4を各接合点において結合させるものである。 (もっと読む)


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