説明

バリアン・インコーポレイテッドにより出願された特許

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【課題】イオンを解離するための、化学構造に敏感ではない方法および装置を提供する。
【解決手段】イオントラップにて前駆イオンを励起する方法において、四重極場と多重極場とを含む非線形トラップ場にてイオンが捕捉される。四重極場は、トラップ振幅およびトラップ周波数にて高周波(RF)トラップ電圧をイオントラップに加えることによって生成される。補足振幅および補足周波数にて補足の交流(AC)電圧がイオントラップに加えられる。補足振幅は十分低いのでイオントラップからのイオンの排出を防ぎ、補足周波数はオフセット量だけイオンの永年周波数とは異なる。イオンが、補足の場と共鳴することなく衝突誘起解離(CID)を受けるのに十分なエネルギーを補足の電場から吸収するように、イオントラップの1つ以上の操作パラメータを調整する。 (もっと読む)


【課題】温度依存性が小さい複合膜を形成する方法を提供する。
【解決手段】漏れ検知器は、試験気体を受けるための漏れ検知器入口と、前記漏れ検知器入口に接続された真空ポンプと、通路を介して前記漏れ検知器入口に接続された試験気体感知ユニットと、前記試験気体に対する透過性があり、前記漏れ検知器入口と前記試験気体感知ユニットとの間の前記通路に配置された膜であって、前記試験気体に対し、T0が設計温度であるときにT0-20K〜T0+20Kの温度範囲に対して5パーセント未満で変動する透過性を有する膜とを含んでいる。くわえて、半透過性膜および多孔性膜を含む複合膜を形成するための方法が提供される。さらに、複合膜を含む漏れ基準器が提供される。 (もっと読む)


【解決手段】エンクロージャ80内に配置されたRFコイル71を支持するとともに、RFコイル71に所望の温度T1-ΔTを確立するためのコールドヘッド熱交換器78と、RFコイル71の温度を作動温度T1に調節するために、十分な熱を供給する加熱器88と、エンクロージャ80内の低温ポンピング表面であって、当該表面の残留気体を安定させるために、少なくとも部分的にコールドヘッドの近傍に配置され、当該表面を選択された温度をT0(T0<T1)に維持するために、第1の熱交換器から熱的に独立している第2の熱交換器を備えるNMR極低温プローブ。
【効果】低温ポンピング表面を、上記選択した作動温度未満の温度に維持することにより、コールドヘッド熱交換器により所望の作動温度に維持される極低温NMRプローブの真空特性が改善される。 (もっと読む)


【課題】複数の漏れ試験をすばやく連続して、互いに影響し合うことなしに行うことができる漏れ検知器を提供する。
【解決手段】漏れ検知器は、試験気体を受けるための漏れ検知器入口と、前記漏れ検知器入口に接続された真空ポンプと、前記試験気体を感知するために通路を介して前記漏れ検知器入口に接続された試験気体感知ユニットと、前記試験気体に対する透過性があり、前記漏れ検知器入口と前記試験気体感知ユニットとの間の前記通路に配置された膜と、前記膜を介した前記試験気体の通過を、500ミリ秒以下の時間内で実質的に終了させる制御機構とを含んでいる。他の実施形態では、前記制御機構は、前記膜を介した前記試験気体の通過を、100ミリ秒以下の時間内で実質的に終了させる。 (もっと読む)


【解決手段】本機器は、少なくとも1つの容器34を支持するように構成されたラック22を有する分取システム5と、分取システム5に連結された読み取り器90とを含む。読み取り器90は、ラック22に連結された第1の識別子95を検知することができる。本機器はまた、容器34にフラクションを供給するための、分取システム5に連結されたクロマトグラフィーシステム6と、RFIDシステム7とを含む。
【効果】RFIDシステム7は読み取り器90と通信し、ラック22に対する容器34の第1の位置と、分取システム5に対するラック22の第2の位置とを識別するデータを生成する。 (もっと読む)


【課題】極低温NMRプローブの熱性能及び真空特性を改善する。
【解決手段】選択された作動温度未満に熱交換器78により冷却されるコールドヘッドへの伝導性熱移動により熱制御を実施する。パルス状RF電源と連動して、より一定に近い熱負荷を生成するような位置に加熱器88を配置することにより熱負荷を操作する。加熱電力は共通の熱経路を介して移動される。あるいは、加熱電力は熱交換器78に対して直接に、伝導により移動される。 (もっと読む)


【課題】試料を貫通する電界を低減することができるNMRプローブおよび核磁気共鳴方法を提供する。
【解決手段】NMRプローブコイル巻き線内の電位差により生じるRF電界は、NMR試料および試料管を貫通し、NMR分光において、感度を損ない、ノイズを増加させる場合がある。NMRプローブコイルの巻き線のごく近傍にあり、横断するコイル巻き線の方向に直角に向けられた導電片は、RF電界に無視できるほどの影響しか与えずに、これらの電界に代替的な経路を提供し、それによりNMRプローブの感度を向上させる。 (もっと読む)


【課題】NMR実験全般のための作動の共存モード及び単独モードの間の転移において、感度を維持し、信号対ノイズ性能を高め、サブ回路構造又は周波数反応などの乱れを最小化する。
【解決手段】単一のRFポートを有する複合共鳴回路であって、共鳴周波数のうちの選択された1つに同調することができ、外部RF機器と通信するRFポートをさらに含む、第1の共鳴サブ回路60と、前記共鳴周波数の別のものに対して同調反応可能な、第2の共鳴サブ回路62と、前記第1のサブ回路及び第2のサブ回路を連結する反応素子を有し、前記サブ回路の間に実質的な分離絶縁(isolation)の状態を導入することができるRFスイッチとを備える。RFスイッチは、サブ回路の実質的に相互の分離絶縁を生じるインピーダンスを生成するのに十分な量のRFインピーダンスの値を含む。 (もっと読む)


【課題】ファントム26を3つの直交方向に位置合わせする有利な形状を提供する。
【解決手段】磁気共鳴(NMR又はMRI)ファントム26は、内部チャンバを囲む球形又は準球形の筐体36、及び内部チャンバ内に位置する内部ファントム構造38を含む。筐体36は、3つの直交する軸に沿った、ファントム26の順次の位置合わせ/方位合わせを可能にする位置合わせ特徴を含んでいる。筐体36は、3つの直交する円筒の交差により区画される外面を有する準球形の交差円筒の形状である。内部ファントム構造38は、1つ以上の内部ファントムプレートが、液体を満たしたファントムが回転するのに従い、気泡がプレートの両側の間を流れるようにする、気泡移動口76を含んでいてもよい。 (もっと読む)


【課題】微量ガス漏れ検出分野に於いて改良された質量分析計と方法とが必要である。
【解決手段】質量分析計は、間隙を区画する相互離間した磁極片を含み、かつ前記間隙に於いて磁界を生成する主磁石と、イオンを発生させかつ前記イオンを前記間隙内の前記磁界内部に加速させる、前記間隙外部に位置するイオン源と、前記イオン源により生成され且つ前記磁界により偏向されたイオンのうちの選択種を検出するイオン検出器とを含む。前記イオン検出器は、前記間隙に於いて、前記選択イオン種の自然焦点に位置している。この質量分析計は、微量ガス漏れ検出器に於いて使用してもよい。 (もっと読む)


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