説明

エニ、ソシエタ、ペル、アチオニにより出願された特許

11 - 16 / 16


下記の工程を含むことを特徴とする、重質および超重質原油、蒸留残渣、接触法に由来する“重質油”、“熱タール”、オイルサンド由来の瀝青、各種性質を有する石炭および“ブラックオイル”として知られている炭化水素起源の他の高沸点投入物から選ばれた重質投入物の、少なくとも以下の3つのプロセス単位:脱瀝(SDA1)、スラリー相中での触媒による水素化転換(HT1)、蒸留またはフラッシング(D))の組合せ使用による転換方法:
‐上記重質投入物を溶媒の存在下の脱瀝区域(SDA1)に送って、2つの流れ、即ち、脱瀝オイル(SDA1のDAO 1)からなる1つの流れ、アスファルテン類を含有する他の流れを得る工程;
‐脱瀝オイル(SDA1からのDAO 1)からなる流れを適切な水素添加触媒と混合し、そのようにして得られた混合物を水素化処理区域(HT1)に送り、該区域に水素または水素とH2Sを含有する混合物を導入する工程;
‐脱瀝区域(SDA1)から出て来るアスファルテン類からなる流れを適切な水素添加触媒と混合し、そのようにして得られた混合物を第2の水素化処理区域(HT2)に送り、該区域に水素または水素とH2Sを含有する混合物を導入する工程;
‐水素化処理区域(HT1)からの反応生成物および上記分散相中の触媒を含有する流れの双方を1以上の蒸留またはフラッシング工程(D9)に送り、それによって、前記2つの水素化処理反応(HT1およびHT2)において生成したガス類を含むより揮発性の画分を蒸留残渣(タール)またはフラッシング単位から出て来る液体から分離する工程;
‐上記投入物の脱金属化によって生成した硫化金属類立地の分散相中の触媒を含有し、さらにおそらくはコークスを含有する上記蒸留残渣(タール)またはフラッシング単位から出て来る液体を溶媒の存在下の第2の脱瀝区域(SDA2)に送って、2つの流れ、即ち、脱瀝オイル(SDA2からのDAO 1)からなる1つの流れ、アスファルテン類からなる他の流れを得;排水が存在しない限り、前記アスファルテンからなる流れの一部を水素化処理区域(HT1)に再循環させ、他の一部を第2の水素化処理区域(HT2)に再循環させる工程。
(もっと読む)


以下の3つの処理装置、スラリー相(HT)での触媒による水素転化、蒸留又はフラッシュ(D)、及び脱歴(SDA)の組み合わせ使用による、重質粗油、蒸留残渣、触媒処理由来の重質油、熱タール、オイルサンド由来のビチューメン、種々の石炭、及びブラックオイルとして既知である炭化水素源の他の高沸点原料油から選択される重質原料油の転化方法であって、以下の工程、(1)前記重質原料油の少なくとも一部及び/又は前記脱歴装置で得られたアスファルテン含有流の少なくとも大部分を好適な水素化触媒と混合し、得られた混合物を水素又は水素とH2Sの混合物が充填されている水素処理反応器(HT)に送る工程、(2)分散相中の前記水素処理反応生成物及び前記触媒含有流を、1種以上の蒸留又はフラッシュ工程(D)に送り、それによって前記水素処理反応由来の異なるフラクションを分離する工程、(3)前記フラッシュ装置から流出し、分散相中の触媒を含み、原料油の脱金属化によって生成される金属スルフィドに富み、場合によってコークスを含む前記蒸留残渣(タール)又は液体の少なくとも一部を、溶媒の存在下で、任意に前記重質原料油の少なくとも1つのフラクションを供給しながら脱歴帯(SDA)へ再循環し、脱歴油(DAO)とアスファルテンとの2つの流れを得る工程、を含み、前記脱歴部(SDA)由来であり、フラッシュ流と呼ばれるアスファルテン含有流のフラクションを好適な溶媒と共に処理部に送り、前記生成物を固体フラクションと、その後前記溶媒を除去することのできる液体フラクションに分離することを特徴とする方法。
(もっと読む)


以下の3つの処理装置、すなわちスラリー相(HT)での触媒による水素転化、蒸留又はフラッシュ(D)、及び脱歴(SDA)の組み合わせ使用による、重質粗油、蒸留残渣、触媒処理由来の重質油、熱タール、オイルサンド由来のビチューメン、種々の石炭、及びブラックオイルとして既知である炭化水素源の他の高沸点原料油から選択される重質原料油の転化方法であって、以下の工程、(1)前記重質原料油の少なくとも一部及び/又は前記脱歴装置で得られたアスファルテン含有流の少なくともほとんどを好適な水素化触媒と混合し、得られた混合物を水素又は水素とH2Sの混合物が充填されている水素処理反応器(HT)に送る工程、(2)分散相中の前記水素処理反応生成物及び前記触媒含有流を、1種以上の蒸留又はフラッシュ工程(D)に送り、それによって前記水素処理反応由来の異なるフラクションを分離する工程、(3)前記フラッシュ装置から流出し、分散相中の触媒を含み、原料油の脱金属化によって生成される金属スルフィドに富み、場合によってコークスを含む前記蒸留残渣(タール)又は液体の少なくとも一部を、溶媒の存在下で、任意に前記重質原料油の少なくとも1つのフラクションを供給しながら脱歴帯(SDA)へ再循環し、脱歴油(DAO)とアスファルテンとの2つの流れを得る工程、を含み、分散相中に前記水素処理反応生成物及び前記触媒を含む流れを、1種以上の蒸留又はフラッシュ工程に送られる前に、軽質フラクション及び重質フラクションを得るために高圧分離前工程にかけ、前記重質フラクションのみを前記蒸留工程(S)(D)に送ることを特徴とする方法。
(もっと読む)


以下の3つの処理装置、スラリー相(HT)での触媒による水素転化、蒸留又はフラッシュ(D)、脱歴(SDA)、
の組み合わせ使用による、重質粗油、オイルサンド由来のタール及び蒸留残渣のような重質装入原料の転化方法であって、以下の工程、重質装入原料の少なくとも1つのフラクションを、炭化水素溶媒の存在下、脱歴部(SDA)に送り、脱歴油(DAO)と、アスファルトとの二つの流れを得る工程;アスファルトを好適な水素化触媒と任意に脱歴部に送られない重質装入材料の残りのフラクションと混合し、得られた混合物を、水素又は水素とH2Sとの混合物が装入される水素処理反応器(HT)に送る工程;分散相中に水素処理反応生成物及び触媒を含む上記流れを1種以上の蒸留又はフラッシュ工程(D)に送り、もって、水素処理反応において生成されたガスの中で最も揮発性のフラクションを分離する工程;フラッシュ装置から流出し、分散相の触媒を含み、装入材料の脱金属化によって生成した金属スルフィドに富み、及び場合によってコークスを含む蒸留残渣(タール)又は液体の少なくとも60質量%、好ましくは少なくとも80質量%、より好ましくは少なくとも95質量%を脱歴帯への再循環する工程、の使用により、上記3つの装置が、新鮮な装入材料及び再循環された流から成る混合流に対して操作されることを特徴とする方法。
(もっと読む)


本発明は、1.5以上のモル比[ルイス部位]/[ブロンステッド部位]に相当するルイス酸部位およびブロンステッド酸部位分布に特徴を有する、ベータタイプ結晶構造を有する新規なゼオライトに関連する。この新規なゼオライトは、芳香族化合物のアルキル化および/またはトランスアルキル化によるアルキル化芳香族炭化水素の製造方法において有用である。また、該新規なゼオライトの製造方法も本発明の目的である。 (もっと読む)


100〜450℃の範囲の沸点を有する留出物の改質方法であって、これらの留出物中に含まれるナフテン化合物を開環して、殆どの部分において出発ナフテンと同じ炭素原子数を有する枝分れパラフィン類に富むパラフィン化合物を得ること含む方法を開示する。該方法は、Pt、Pd、Ir、Ru、RhおよびReから選ばれた1種以上の金属と、微細メソ多孔質シリコアルミナおよびMTW群に属するゼオライトから選ばれた酸性を有するシリコアルミネートとを含む二官能性触媒系の存在下に実施する。
(もっと読む)


11 - 16 / 16