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Fターム[2C057AG94]の内容

インクジェット(粒子形成、飛翔制御) (80,135) | ヘッドの共通構造 (18,662) | 基板 (3,029) | ヘッド基板上の配線構造 (1,521) | 積層型配線構造 (194)

Fターム[2C057AG94]に分類される特許

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【課題】フレキシブル配線材40とアクチュエータの熱圧着による接続において、フレキシブル配線材40における熱膨張差にもとづくゆがみを低減し、接続部の信頼性向上を図る。
【解決手段】フレキシブル配線材40は、一端部をアクチュエータに熱圧着によって接合され、その表面と平行でかつインクを吐出するノズル列と直交する方向に引き出され、アクチュエータの各電極端子に対応して、各電極ランド60、61が形成されている。各電極ランド60、61は、熱圧着によるフレキシブル配線材40の熱膨張を予め補正した位置に設置されている。また、フレキシブル配線材40の幅方向の両側縁には、アクチュエータと接合された境界C−C近傍に、略台形形状の切欠部40aが形成され、上記熱圧着される部分と引き出されたフレキシブル配線材40の部分との熱膨張さによるゆがみを緩和している。 (もっと読む)


【課題】アクチュエータを運搬するための吸着ハンドスペースを設けながら、電気的に安定した配線材の接続構造を提供することを目的とする。
【解決手段】アクチュエータ30の複数のエネルギー発生部に共通に接続されたコモン表面電極34が、アクチュエータ30の両端の外周に沿って帯状に設けられ、そのコモン表面電極34の略中央部にスペース34aをおいて、その上にコモン電極端子35が形成されている。フレキシブル配線材40は、各コモン電極端子35に対応する位置と、個別表面電極36の略中央部のスペース34aに対応する位置とにコモン電極ランド61を形成し、その上にバンプ電極を設け、各コモン電極端子35と、コモン表面電極34の略中央部34aとが、対応するバンプ電極と接続されている。スペース34aは、アクチュエータを運搬するための吸着ハンドスペースとして利用される。 (もっと読む)


【課題】 圧電素子を用いた記録ヘッド及び記録ヘッドの製造方法に関し、製造工程の簡略化を図ると同時に、スリット加工精度のバラツキを抑制して安定した吐出性能、小型化を実現する。
【解決手段】 圧電材料と内部電極とが積層された積層体に対して、第1のスリットを形成する工程と、電極を蒸着する工程と、第2のスリットを形成する工程と、切断分離する工程とを有し、第1のスリット加工においては、切り込み量H1及びH2のスリットを交互に形成し、さらに前記第2のスリット加工においては、第1のスリットに直交する方向に切り込み量H3のスリットを形成し、個別圧電素子を形成する。
この際、各切り込み量についてH1>H3>H2を満たすよう設定する。 (もっと読む)


【課題】 ピエゾ方式のインクジェットヘッドのノズル径を、高解像度画像の形成に対応できるように微少化した場合にも、吐出不良を生じず、安定してインクを噴射できるようにする。
【解決手段】
インク室(共通インク室)7、該インク室7と接続流路40で連通している圧力室36、該圧力室36に連通し、インクを噴射するためのノズル4、及び該圧力室36中のインクに吐出圧力を印加するための圧電アクチュエータ2を有し、該インク室7の先から該ノズル4の先端までの間でインク流路を構成しているインクジェットヘッドにおいて、該ノズル4の先端の開口径を15〜25μmとし、該インク流路に粘度2.5〜3.0mPa・sのインクを通過させたときの該インク流路の流路抵抗値が50〜100kPa・s/mmとなるように構成する。好ましくは、接続流路40の少なくとも1部に絞り部を設ける。 (もっと読む)


【課題】 インクジェットプリンタヘッドにおける圧電アクチュエータ12をキャビティユニット11に接合するときの不良を無くする。
【解決手段】 圧電アクチュエータ12におけトップシート35の上面には、各個別電極36から内部導通電極を介して導通され、且つフラットケーブル13に電気的に接合するための個別用表面電極66を前記ノズルの列方向に沿って適宜間隔にて列状に形成する。そのとき、各個別用表面電極66は隣接する圧力室23,23の間の隔壁70の上方に配置する。これにより、圧電アクチュエータ12をキャビティユニット11に接合するとき、隔壁70に対し圧電アクチュエータ12を確実に接着でき、圧力室間のインク漏れを少なくできる。また、空洞である各圧力室23上に直接押圧力が作用しないから、当該各圧力室23が変形したり、圧電アクチュエータ12がひび割れすることがない。
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【課題】ノズルを高い集積度で配置するのに伴って、圧力室の平面積が小さくなっても、圧電アクチエータの駆動電圧を増加させることなく、所定の吐出速度を得る。
【解決手段】圧電アクチュエータ2の活性部54の変位により、キャビティユニット1の圧力室36の容積を変化させて、圧力室36の液体をノズルから吐出するように構成された液滴吐出装置において、圧力室36及び活性部54には、キャビティユニット1と圧電アクチエータ2との積層方向からの平面視で細長形状に形成され、前記積層方向からの平面視における活性54の長手方向の寸法L1を、1.5mm以下とし、前記積層方向に平行な圧力室36の高さ寸法T1を、40〜60μmとし、圧力室36にて、圧電アクチュエータ2と対向する側の面を構成する部材の厚み寸法T2を、100〜150μmとする。 (もっと読む)


【課題】ノズルからのインクの吐出特性のばらつきを小さくする。
【解決手段】インクジェットヘッドにおいては、予め所定の電位が与えられている個別電極を一旦グランド電位にし、時間A経過後、再び個別電極に所定の電位を与え、さらに、時間B経過後、個別電極をグランド電位にし、時間C経過後、再び個別電極に所定の電圧を与えることによって、印字周期の間にノズルから2つのインク滴を連続して吐出することによって印字を行う。時間A、B、Cは、圧力室10の容積を増加させたときに発生する圧力波が反射して圧力室10に戻ってくるのにかかる時間の半分の時間ALに対して、4.5AL≦A+B+C≦5.4AL、2.60AL≦B≦3.35AL及び0.92AL≦C≦1.03ALの関係を全て満たすように設定されている。 (もっと読む)


【課題】マニホールド流路において効率よく圧力波を減衰させる。
【解決手段】インクジェットヘッド3において、複数の圧力室10にインクを供給するマニホールド流路11には、突起17を挟んで、複数の圧力室10に連通する第1領域11aと、ダミーノズルに連通する第2領域11bとが形成されている。第2領域11bの上部には空気Aが存在し、空気Aはマニホールド流路11内のインクと接している。圧電アクチュエータ32により圧力室10内のインクに圧力を付与し、ノズルからインクを噴射するとき、圧力室10内には圧力波が発生し、この圧力波がマニホールド流路11に伝播する。そして、第2領域11bにおいてマニホールド流路11内のインクと接している空気Aによりマニホールド流路11内に伝播した圧力波を減衰させる。 (もっと読む)


【課題】優れた圧電特性を得ることができる圧電素子の製造方法及び液体噴射ヘッドの製造方法を提供する。
【解決手段】基板110上に下電極60を形成する工程と、前記下電極60上に圧電材料からなる圧電体前駆体膜71を形成して、該圧電体前駆体膜71を焼成して結晶化させた圧電体膜72からなる圧電体層70を形成する工程と、前記圧電体層70上に上電極を形成する工程とを具備し、前記下電極60を形成する工程では、最下層に密着層61を形成する工程と、白金からなる白金層62をX線回折広角法による(111)面半価幅が0.46度以上で形成する工程と、最上層に拡散防止層63を形成する工程とを有し、且つ前記圧電体層70を形成する工程では、前記圧電体前駆体膜71を昇温レート50℃/sec以上で焼成する。 (もっと読む)


【課題】圧電体層の特性を向上でき且つ圧電体層の特性を均一化できる圧電素子の製造方法及び液体噴射ヘッドの製造方法を提供する。
【解決手段】基板110上に下電極60を形成する工程と、前記下電極60上に厚さが3.5〜5.5nmの種チタン層64を形成する工程と、前記種チタン層64上に圧電材料からなる圧電体前駆体膜71を形成すると共に該圧電体前駆体膜71を昇温レートが50℃/sec以上で焼成して結晶化させた圧電体膜72からなる圧電体層70を形成する工程と、前記圧電体層70上に上電極を形成する工程とを具備する。 (もっと読む)


【課題】駆動回路及び配線の高密度化を実現するとともに、高い信頼性が確保される液体吐出ヘッド及び画像形成装置並びに液体吐出ヘッドの製造方法を提供する。
【解決手段】ヘッドを構成する各ヘッドユニット12は、ノズル形成面と略直交する面に配設された圧電素子32と圧電素子32に駆動信号を与える駆動回路34とを有する振動板50と、振動板50の圧電素子32と反対側に接合され、ノズルと連通するように形成される圧力室を有する流路基板52と、圧電素子32の変位空間を確保するとともに、駆動回路34が収容される隔壁プレート54を積層して構成される。各ヘッドユニット12の駆動回路34からヘッドの外部に引き出される配線は、各ヘッドユニット貫通するように形成されるビアを介してヘッドの最表面に引き出され、該最表面でフレキシブル基板と接合される。 (もっと読む)


【課題】液体噴射ヘッドのノズル数を支障なく増加させる。
【解決手段】本発明は電極層と圧電材料層とが交互に積層され、両層の積層方向に振動する複数の圧電振動子33を備えた圧電アクチュエータユニット29である。複数の圧電振動子33は、積層方向に直交する振動子配列方向に沿って一列に並設されている。各圧電振動子33は、積層方向及び振動子配列方向の両方に直交する振動子幅方向の一側の領域と他側の領域とを含み、一側の領域と他側の領域のいずれか一方が圧電変形可能な活性部を形成すると共にいずれか他方が圧電変形不能な非活性部を形成しており、隣り合う圧電振動子同士では活性部及び非活性部の配置が逆である。 (もっと読む)


【課題】微細な電気配線の密着性を高めることができ、電気接続の信頼性の高い配線基板及びその製造方法、並びに液体吐出ヘッドを提供する。
【解決手段】基板12上にアンダーカット部14Aを有する配線溝14を形成し、その配線溝14のアンダーカット部14Aに導電性材料16をメッキ処理して、電気配線を形成する。導電性材料16は、アンダーカット部14Aのアンカー効果で抜け落ちが防止され、高い密着性をもって配線溝14内に配置することができる。 (もっと読む)


【課題】ランドパターンの面積を拡大して半田付不良を確実に防止できると共に、インク圧力室の実装密度の向上を図ることができるインクジェットプリンタヘッドを提供する。
【解決手段】第1圧電層21の上面部には、各インク圧力室19Aに対応する位置に該インク圧力室19Aの投影形状よりも少し小さいほぼ相似形の略菱形の駆動電極20Aと、該駆動電極20Aの鋭角部から連続して形成される矢印形状のランドパターン20Bが形成されている。また、各ランドパターン20Bの略中央部には、貫通孔20Cが穿設されている。また、第3圧電層23の上面部には、前記各駆動電極20A及びランドパターン20Bに対応する位置に、該駆動電極20A及びランドパターン20Bとほぼ同じ形状の内部電極23Aが多数形成されている。そして、ランドパターン20Bと内部電極23Aとは、スルーホール30により電気的に接合される。 (もっと読む)


【課題】インク吐出用アクチュエータと外部回路との電気的接続経路を簡略化して、記録ヘッドの製造を容易にするとともに、記録ヘッド全体でのコストダウンを図り、電力配線のインピーダンスを低減させ、インク吐出口面と記録媒体との間隔を短縮して、インク弾道のずれによる画質低下を防止し、前記電気的接続経路の構造を平坦化して、インク吐出面に付着したインクを拭き取りやすくする。
【解決手段】インクジェットプリンタのヘッドにおいて、インクを吐出させるアクチュエータに無線通信手段を搭載して、アクチュエータとアクチュエータ制御回路との信号線接続を無線通信で行うことにより、有線通信路を削除または削減する。 (もっと読む)


【課題】インクジェット記録ヘッドの電気配線部材の電気信号入力端子部の腐食を防ぐ。
【解決手段】インク供給部材110に固定された流路プレート120に図示しないインク吐出部材を固定する。インク吐出部材に電気信号を送信するための電気配線部材140は、インク吐出部材の実装面を形成するベースフィルムを有し、ベースフィルム上に配線パターンを形成し、金メッキ等のメッキ処理を施してカバーフィルムで保護した積層構造を有する。電気信号入力端子部141は、カバーフィルムに形成した開口部から露出する配線パターンによって形成される。電気配線部材140を第1の屈曲部F1 で折り曲げた後、第2の屈曲部F2 で2重に折り重ねて、カバーフィルム側の電気信号入力端子部141を表側にしてインク供給部材110に固定する。 (もっと読む)


【課題】クロストークによる障害なしにインク流路を接近可能とし、インクジェットプリンタヘッドを低コストで小形化することを可能にする圧電基板の製造方法を提供する。
【解決手段】内部に圧電駆動電極を有する圧電基板の製造に際し、所定部に整列する複数の第1のスルーホール(62)を形成した少なくとも1枚の第1のグリーンシート(61-1)を、該第1のスルーホール(62)のそれぞれに連通する複数の第2のスルーホールと該第2のスルーホールの形成部から延在し該圧電駆動電極の電極パターン(63-1,63-2)を形成した複数枚の第2のグリーンシート(61-2,61-3)に重ね、該複数枚の第2のグリーンシートを複数枚の第3のグリーンシート(61-4)に重ねた焼成処理で、一体化された焼成体を形成する工程と、連通する該第1のスルーホールと第2のスルーホールの内壁に導電層を形成する工程と、該複数のスルーホールの整列方向に該焼成体を分割する工程を含む。 (もっと読む)


【課題】 選択的に個別電極に電圧を印加したとき、キャビティユニットへの電圧漏れによって、帯電したインクがアクチュエータのセラミックス層に浸透することから保護し、安定したインクの吐出を実現する。
【解決手段】 キャビティユニット20は、インクを吐出する複数のノズル15とそのノズル15に連通する複数の圧力室16を有する。アクチュエータ30は、複数の圧力室16を覆う最下層のセラミックス層31a1を含んだセラミックス層31が積層し、少なくとも1つのセラミックス層31を挟んで個別電極33とコモン電極32が対向して位置し、コモン電極32はグランドに接続し、個別電極33に正の電圧を印加する。第2の外部電源から出力された負の電圧が、キャビティユニット20に接続された負の電源導線42aを流れ、キャビティユニット20の電位をコモン電極32よりも低い電位にする。 (もっと読む)


【課題】電極間で高い接続信頼性を確保することができ、2次元マトリクス構造で配列される多数の電極群の接続への適用も可能な電気接続構造を提供し、併せてその電気接続構造を用いた液体吐出ヘッド及びその製造方法並びに画像形成装置を提供する。
【解決手段】本発明による電気接続構造は、第1の電極部(42)が設けられた第1の基板(26)と、第1の電極部(42)に対向する第2の電極部(46-1)及び第2の電極部(46-1)に繋がる配線パターンが設けられた第2の基板(30-1)と、第1の基板(26)と第2の基板(30-1)の間に配置され、第1の電極部(42)に対応する位置に、第1の電極部(42)及び第2の電極部(46-1)の高さの合計(h1+h2)よりも深く、且つ第1の電極部(42)の領域(SL)以上の開口面積(Sc)を有する貫通穴(28A)が形成された絶縁性のキャビティ基板(28)と、貫通穴(28A)に充填された導電性材料(44)と、を備える。 (もっと読む)


【課題】 積層型圧電素子の不活性部が活性部によって変位することで液室やノズル板の支持効果が得られなくなる。
【解決手段】 記録液の液滴を吐出するノズル4と、このノズル4が連通する液室6と、この液室6の壁面を形成する振動板2と、この振動板2を変位させる積層型圧電素子12とを備え、積層型圧電素子12は、電圧印加で変位を生じる活性部31と変位を生じない不活性部32とを有し、不活性部32を接続部2Aを介して振動板2に接続したとき、不活性部32の長さLuを活性部31が変位したときでも液室支持効果が失われない長さとした。 (もっと読む)


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