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Fターム[2G002AA04]の内容

原子炉の緊急防護のための構成 (640) | 炉型 (132) | 加圧水型(PWR) (36)

Fターム[2G002AA04]に分類される特許

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【課題】溶融物の捕集装置において、原子炉から落下する溶融物を早期に冷却することで安全性の向上を図る。
【解決手段】加圧水型原子炉12の下方のキャビティ86を設け、このキャビティ86における加圧水型原子炉12の下方に位置して加圧水型原子炉12から落下する溶融物を受け止める捕集板93を設け、この捕集板93に所定の間隔で複数の凹部94を形成し、複数の凹部94の間に冷却水流通路95を設ける。 (もっと読む)


【課題】溶融物の捕集装置において、原子炉から落下する溶融物を早期に冷却することで安全性の向上を図る。
【解決手段】加圧水型原子炉12の下方にキャビティ86を設け、このキャビティ86における加圧水型原子炉12の下方に位置して加圧水型原子炉12から落下する溶融物を拡散する傾斜板93を設け、この傾斜板93に所定の間隔で複数の球面凹部94を千鳥状に形成する。 (もっと読む)


【課題】設置コストを増加させることなく炉心溶融物保持構造物の設置容易化を図った炉心溶融物保持装置等を提供する。
【解決手段】炉心溶融物保持装置10Aは、炉心溶融物4を受け止めて保持する保持面と、自己の周囲を満たす冷却材1を内部に導入した冷却材との熱交換によって装置全体を冷却する冷却手段とを具備し、少なくとも一組の平行な面を有し、前記平行な面の一つである第1の面を底面として配置した際に、側面21に貫通孔22が設けられた多面体であって、この多面体を前記側方に隣接させて配置した際に貫通孔22を介して前記多面体同士が連通するように構成された炉心溶融物保持構造体20A,20Bを、複数個配置することによって構成される。 (もっと読む)


【課題】原子炉格納容器の表面の製作精度に左右されることなく、原子炉格納容器の表面を均一に冷却することが可能となる原子炉格納容器の冷却設備を提供する。
【解決手段】原子炉格納容器2の上方に設けた散水ノズル12により冷却水を散水して冷却する原子炉格納容器の冷却設備であって、前記散水ノズル12は、前記原子炉格納容器2の中心軸に平行に回転可能な回転軸13と、該回転軸13から径方向外方に延出されると共に所定の方向に屈曲された複数のノズル部14とを備え、前記ノズル部14には冷却水の噴射力で前記回転軸13を回転させると共に冷却水を前記原子炉格納容器2の上面全体に噴射するための噴射方向を設定した複数の噴射孔15〜18が設けられている。 (もっと読む)


【課題】原子炉圧力容器を格納する格納容器の冷却構造に関し、冷却水を格納容器の外表面上に均一に分散させて、格納容器の冷却効率を向上する。
【解決手段】原子炉圧力容器51を格納する格納容器10と、格納容器10を取り囲むように格納容器10から空間を隔てて立設される原子炉建屋11,12と、格納容器10の外表面に冷却水を供給する冷却水供給手段13,14とを備え、格納容器10の外表面に、冷却水供給手段13,14から供給される冷却水を格納容器10の外面上に均一分散させる無数の微小突起16を設けた。 (もっと読む)


【課題】原子炉圧力容器を格納する格納容器の冷却構造に関し、空気流路内の自然対流の流れ低下を効果的に抑制する。
【解決手段】原子炉圧力容器52を格納する格納容器10と、格納容器10の外側面から空間を隔てて設けられ取入口20を有する壁部11と、壁部11の上部に設けられ排気口26を有する屋根部12と、屋根部12の下面から格納容器10の外側面と壁部11の内側面との間を下方に向かって延設され取入口20から壁部11の内側面に沿って下方に向かうとともに格納容器10の外側面に沿って上方に折り返される空気流路22,23を区画形成する隔壁板13とを備え、格納容器10の外側面と対向する隔壁板13の表面には無数の凹凸部αを設けた。 (もっと読む)


【課題】同一の長さ及び幅に対して実質的にさらに大きい有効濾過面積を有することができ、吸入表面を覆う異物及び異物の通過フロー抵抗を実質的にさらに低減することができ、それに相当して冷却水通過前後の圧力降下を減少させることができる濾過管を含むストレーナ濾過装置を提供する。
【解決手段】本発明による濾過管を含むストレーナ濾過装置は、冷却水が流入される少なくとも1つの流入側と、濾過された冷却水が排出される排出側とを備えるストレーナ濾過装置において、複数の濾過孔を有する打ち抜き板を湾曲し、中空管で形成された濾過管と;前記濾過管の上端が結合されるように下部面に形成された第1溝と前記冷却水が流入される流入部とを有する上部板と;前記濾過管の下端が結合される穿孔を有する下部板と;を含み、前記濾過管の内部に存在する濾過された前記冷却水が前記穿孔に流入され、前記排出側に排出される。 (もっと読む)


【課題】ストレーナ壁構造体及びそのストレーナ壁構造体を用いた濾過方法並びにそのストレーナ壁構造体の製造方法を提供する。
【解決手段】冷却水が流入される少なくとも1つの流入側30と濾過された冷却水が排出される排出側とを備えるストレーナ壁構造体10において、流入側方向は開放部で形成され、側面は閉鎖面で形成され、閉鎖面の一側面に排出口140が備えられる胴体と、開放部に挿入され、複数の濾過孔20を備える打孔板で形成される濾過スクリーンと、前記胴体内部に挿入され、複数の第1溝が切開されて形成され、打孔板を折り曲げて形成された第1濾過板300と、第1溝に挟まれる複数の第2溝が切開されて形成され、打孔板を折り曲げて形成された第2濾過板400とで構成され、一方向に配列された複数の第1濾過板に対して複数の第2濾過板が垂直方向に組み立てられて格子構造を形成するモジュール式カセット装置と、を含む。 (もっと読む)


【課題】原子炉から流出した溶融物やデブリを小分けに堆積させて、高温の溶融物やデブリを十分に冷却することができる溶融物冷却構造、これを備えた原子炉格納容器およびこれを備えた原子力プラントを提供することを目的とする。
【解決手段】原子炉12から流出した溶融物を捕捉する捕捉部62と、冷媒が貯蔵されている冷媒貯蔵部56内に設けられて、捕捉部62を介して溶融物が流入する複数の筒部63と、を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】施工性に優れた炉心溶融物冷却装置を提供する。
【解決手段】炉心溶融物冷却装置12に、支持構造物24と下部冷却チャンネル板22と垂直板23と上部冷却チャンネル板21とを備える。支持構造物24は、原子炉圧力容器の下方のペデスタル床7上に形成された給水チェンバー26とペデスタル側壁13との間に給水チェンバー26を囲む方向に互いに間隔を置いて複数設けられる。下部冷却チャンネル板22は、支持構造物24の上端に支持される。垂直板は、下部冷却チャンネル板22の上面から立ち上がり給水チェンバー26からペデスタル側壁13に向かう方向に延びて給水チェンバー26を囲む方向に互いに間隔を置いて複数設けられる。上部冷却チャンネル板22は、給水チェンバー26からペデスタル側壁13に向かう方向に上昇しながら広がって垂直板23の上端で支持される。 (もっと読む)


【課題】熱応力による炉心溶融物保持装置の破損の可能性を低減する。
【解決手段】原子炉圧力容器に収められた炉心が溶融し落下した際に発生する炉心溶融物を保持する炉心溶融物保持装置に、原子炉圧力容器の下方に設けられて冷却水が供給される給水容器と、この給水容器から延びる冷却流路を形成する冷却流路形成体と、を設ける。冷却流路形成体は、傾斜流路天板17と傾斜流路底板16とライザ部内側板18とライザ部外側板19とを有する。傾斜流路天板17と傾斜流路底板16との間には、冷却流路の傾斜部が形成される。ライザ部内側板18とライザ部外側板19との間には、冷却流路のライザ部が形成される。ライザ部内側板18は、たとえば溶接などを施さずに傾斜流路天板17の外周部に単に載置して、炉心溶融物が落下したときに傾斜流路天板17に対して相対的に移動可能に設ける。 (もっと読む)


【課題】原子炉格納容器上部に設置する上部冷却水貯蔵タンクの容積を低減するか又は省略することによって、原子力プラントの小型化及び低コスト化を図ることができるとともに、受動的な駆動力を利用した高信頼性の原子炉格納容器の冷却構造を提供する。
【解決手段】本発明の原子炉格納容器の冷却構造は、原子炉格納容器2の外周面を取り囲む環状の空気流路4と、前記空気流路4の外周に配置した側面冷却水貯蔵タンク8と、前記格納容器3の外周面に設けられた環状の樋10と、前記樋10の底部に設けられた流下孔12と、前記側面冷却水貯蔵タンク8の冷却水を前記樋10に配水する複数の配水ダクト9と、を有する。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、信頼性を向上させ、しかもより小型で低コストな非常用復水システムを提供することである。
【解決手段】本発明は、凝縮水戻し管上に設置されている復水弁において、蒸気凝縮伝熱管に近い側から直列に破裂弁と逆止弁を配置する。逆止弁は、蒸気凝縮伝熱管に近い側を上流側として設置する。破裂弁と逆止弁および前記凝縮水戻し管の管壁によって密閉された低圧室を低圧状態とし、破裂弁が開放する弁両側の差圧は、開放すべき原子炉圧力容器内の圧力と、密閉された低圧室内の圧力の差に設定する。また、密閉された低圧室と、該低圧室よりも低圧に保持された低圧室とを圧力逃がし弁で接続し圧力逃がし弁により、密閉された低圧室の圧力を一定の低圧状態に保つ。原子炉圧力容器内の圧力が設定値まで上昇すると、破裂弁が外部からの動力及び作動信号無しに機械的に開放し、非常用復水システムが作動する。 (もっと読む)


【課題】化学デブリの発生量を抑制することによって、ストレーナの閉塞を防止する原子炉緊急冷却装置を提供する。
【解決手段】原子炉格納容器1内の上方に設けられ、該原子炉格納容器1内に冷却水を散布するスプレー2と、前記原子炉格納容器1内の下部に設けられ、前記スプレー2から散布された冷却水を貯蔵するサンプ3と、該サンプ3に貯蔵された冷却水を前記スプレー2に供給するために格納容器スプレーポンプ5と、前記スプレー2と前記格納容器スプレーポンプ5とを接続する第1の配管9と、前記サンプ3と前記格納容器スプレーポンプ5とを接続する第2の配管8と、前記冷却水中にケイ素イオンを供給するケイ素イオン供給手段とを備える原子炉緊急冷却装置。 (もっと読む)


【課題】デブリ濾過体にデブリが付着することを抑止すると共に、開口部を簡素な構成とする。
【解決手段】原子炉が格納された室内下部において下階に連通する複数の開口部を有する原子炉格納室と前記下階に設けられ、非常用冷却液が貯留されたサンププールと前記サンププールの下部に設けられたサンプとを備える原子炉格納容器と、前記サンプに設けられたデブリ濾過体と、前記サンプから前記非常用冷却液を吸い込んで前記原子炉格納室の上部から吐出するポンプ体とを備え、原子炉格納室の上部から吐出された前記非常用冷却液が、前記原子炉格納室の開口部から前記サンププールに再流入するようにされ、前記非常用冷却液が循環するように構成された原子炉格納構造であって、複数の開口部11b,11cのうち、吸込部13に最も近い開口部11bに、該開口部11bからサンププール12に再流入する非常用冷却液Wの流量を制限する堰30を備える。 (もっと読む)


【課題】デブリ濾過体にデブリが付着することを抑止すると共に、開口部が簡素な構成となる原子炉格納構造を提供する。
【解決手段】原子炉が格納された室内下部において下階に連通する開口部を有する原子炉格納室と前記下階に設けられ、非常用冷却液が貯留されたサンププールと前記サンププールの下部に設けられたサンプとを備える原子炉格納容器と、前記サンプに設けられたデブリ濾過体と、前記サンプから前記非常用冷却液を吸い込んで前記原子炉格納室の上部から吐出するポンプ体とを備え、前記原子炉格納室の上部から吐出された前記非常用冷却液Wが、前記原子炉格納室の開口部からサンププール12に再流入するようにされ、非常用冷却液Wが循環するように構成された原子炉格納構造であって、サンププール12における非常用冷却液Wの流路Rに交差するようにデブリ捕捉部を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】デブリ濾過体にデブリが付着することを抑止すると共に、開口部が簡素な構成となる原子炉格納構造を提供する。
【解決手段】下階に連通する開口部11bを有し、原子炉が格納された原子炉格納室及び前記下階に設けられ、非常用冷却液Wが貯留されたサンププール12を備える原子炉格納容器10と、サンププール12に設けられたサンプ13からデブリ濾過体14を介して非常用冷却液Wを吸い込んで原子炉格納室の上部から吐出するポンプ体とを備え、前記原子炉格納室の上部から吐出された非常用冷却液Wが、前記原子炉格納室の開口部11bからサンププール12に再流入するようにされ、非常用冷却液Wが循環するように構成された原子炉格納構造1であって、サンププール12に再流入した非常用冷却液Wの流路Rを、サンプ13から離間する方向に規定する邪魔板30が設けられていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】溶融物の冷却促進装置及び原子炉格納容器において、原子炉から落下する溶融物の冷却を促進して早期に冷却することで安全性の向上を図る。
【解決手段】原子炉格納容器11の内部に加圧水型原子炉12を収容すると共に、この加圧水型原子炉12の下方に非常時に冷却水を供給可能なキャビティ56を設け、このキャビティ56に冷却促進装置61を配置し、この冷却促進装置61として、キャビティ56における加圧水型原子炉12の下方に位置して、加圧水型原子炉12からの溶融物(デブリ)を拡散する傾斜板62を設ける。 (もっと読む)


【課題】炉心溶融物の落下時の急激な温度上昇による熱衝撃および炉心溶融物と冷却流路間に生じる温度差による熱応力による冷却水流路の破損を抑制する。
【解決手段】原子炉圧力容器の下部空間に設けられる炉心溶融物保持装置に、下部空間に開口する開口端から延びる給水流路が接続された給水容器と、突起18が形成された上蓋19を備えてこの上蓋19の突起18の背面側に給水容器から上昇しながら下部空間に開口する冷却流路開口部まで延びる冷却流路11を形成する冷却流路形成体と、上蓋19の上面で突起18に支持された耐熱要素を備えて上蓋19の上面を覆う耐熱層と、を備える。耐熱要素とは、たとえば箱状の容器に粒状耐熱材16を収納した耐熱材収納体17である。 (もっと読む)


【課題】非常用炉心冷却装置において、小型化並びに低コスト化を可能とすると共に安全性並びに信頼性を向上させる。
【解決手段】原子炉格納容器11内に加圧水型原子炉12を配置して構成し、非常時に原子炉格納容器11または加圧水型原子炉12に一次冷却水を供給すると共に一次冷却水を回収して循環する冷却水循環経路51と、原子炉格納容器11の外部にて冷却水循環経路51を流れる一次冷却水を空気冷却する冷却装置52とを設ける。 (もっと読む)


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