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Fターム[3G022AA08]の内容

Fターム[3G022AA08]に分類される特許

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【課題】この発明は、複雑な構成を要さず低コストで安定した成層燃焼を実現することのできる内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。
【解決手段】1つの燃焼室に対して2つの吸気ポートが並設され、両方の吸気ポートから導入される空気により筒内にタンブル流が形成される内燃機関の制御装置であって、中央点火プラグと、前記2つの吸気ポートにそれぞれ設けられ、吸気ポート内に燃料を噴射可能なポート噴射弁とを備える。前記2つの吸気ポートから筒内に空気を吸入し、かつ、前記ポート噴射弁のうち一方のポート噴射弁から燃料を噴射させ、前記2つの吸気ポートのうち一方の吸気ポートからは空気と噴射燃料との混合気を、他方の吸気ポートからは空気を筒内に吸入する成層燃焼モードにおいて、所定点火時期に前記中央点火プラグ周辺の混合気を成層燃焼可能な燃料密度とするように、前記一方のポート噴射弁の燃料噴射時期を制御する。 (もっと読む)


【課題】機械圧縮比を変更可能な可変圧縮比機構と、吸気弁の閉弁時期を変更可能な可変動弁機構とを備える火花点火式内燃機関において、燃焼室における燃焼性の低下を抑制する。
【解決手段】火花点火式内燃機関は、可変圧縮比機構と、可変動弁機構と、点火時期調整装置とを備え、燃焼室における燃料の燃焼性が低下する制御を行うように形成されている。燃焼室における燃料の燃焼性を安定化させるための点火時期に関する負荷閾値を有し、負荷閾値よりも小さな負荷の領域では、点火時期を一定の固定点火時期に維持する制御を行う。燃焼室における燃料の燃焼性が低下する制御を行う場合に、固定機械圧縮比を低下させると共に固定閉弁時期を進角し、固定機械圧縮比の低下量および固定閉弁時期の進角量に基づいて点火時期に関する負荷閾値が定められている。 (もっと読む)


【課題】空燃比気筒間インバランス発生時において、エミッション量低減制御が実行されることに起因する失火の発生等を抑制すること。
【解決手段】気筒別空燃比の間の差(空燃比気筒間インバランス)の大きさを表わす「インバランス指標値」が、触媒の上流に配置された空燃比センサの出力値に基づいて取得される。インバランス指標値により表わされる空燃比気筒間インバランスの大きさが、第1の程度以上且つ第1の程度より大きい第2の程度未満のとき、エミッション量低減制御の実行が「制限」され、第2の程度以上のとき、エミッション量低減制御の実行が「禁止」される。エミッション量低減制御としては、パージ制御、EGR制御、AI増量制御、冷間VVT制御、触媒暖機遅角制御、SCV制御等が挙げられる。 (もっと読む)


【課題】エンジン1の高負荷域における低速側の特定運転領域において、効果的にノッキングを抑制しつつ、高圧縮比エンジンによる高トルク化を達成する。
【解決手段】制御手段(エンジン制御器100)は、エンジン1の運転状態が特定運転領域にあるときには、有効圧縮比を10以上に設定し、特定運転領域における相対的に低速の第1回転域にあるときには、点火時期の遅角量を、高速側の第2回転域にあるときの点火時期の遅角量よりも大きく設定し、燃料の噴射態様を、少なくとも2回噴射する分割噴射にする。制御手段はまた、第1回転域では、分割噴射の最終段の噴射時期を圧縮行程前半に設定する一方、第2回転域では、分割噴射の最終段の噴射時期を吸気行程後期に設定しかつ、最終段の前に噴射される噴射段の少なくとも一つの噴射時期を、吸気行程中期に設定する。 (もっと読む)



【課題】エンジンの特定運転時において、圧縮上死点以降に点火しても着火安定性、燃焼安定性に優れ、エンジンの温度や触媒の温度を速やかに高めることができ、排気ガスの浄化性能に優れた火花点火式直噴エンジンを提供する。
【解決手段】マルチホールインジェクタ7や点火プラグ6を備え、流量制御弁35の制御によって燃焼室15にスワール流が形成される火花点火式直噴エンジン1である。ピストン4の頂面14はペントルーフ形状に形成されている。エンジン1の特定運転時において、吸気工程と圧縮工程後半とで燃料が2回噴射され、圧縮上死点以降に点火が行われるように制御されている。その圧縮工程後半に第2噴口28bから噴射される燃料が頂面14の第1斜面(斜面)42に衝突した後、スワール流に流されて点火プラグ6周りに移送されるように、噴霧がスワール流の上流側の斜面に衝突するようにその噴口の向きが設定されている。 (もっと読む)


【課題】内燃機関のトルクを低減させるべく点火時期を遅角させるときにおいて、燃焼状態の悪化や失火の発生を抑制することを目的とする。
【解決手段】所定の運転状態において、点火時期を遅角させることで内燃機関のトルクを低減させる内燃機関の点火時期制御システムにおいて、点火時期を遅角させる際に(S101)、点火時期を遅角させると燃焼状態の悪化又は失火が生じると予測された場合(S104)、燃焼速度を上昇させてから点火時期を遅角させる(S105、S106)。 (もっと読む)


【課題】火花点火内燃機関におけるノッキングを確実に回避するとともに、熱効率を向上させる。
【解決手段】内燃機関は一対の排気弁8および一対の吸気弁7を備えるとともに、燃焼室1のほぼ中心位置に第1点火プラグ9を備え、かつタンブル流の強度を可変制御するタンブル制御弁を備える。所定の点火時期に第1点火プラグ9で点火を行うが、タンブル流による一対の渦T1,T2によって火花点火後の火炎伝播21が歪み、燃焼室1の吸気弁7寄りにエンドガス領域22が残存する。このエンドガス領域22に対応して第2点火プラグ12が配置されており、第1点火プラグ9から適宜な位相差の遅れで点火することにより、ノッキングとなる前に火花点火燃焼させる。エンドガス領域22を積極的に形成することで、確実にノッキング回避が行える。 (もっと読む)


【課題】排気還流率の大小にかかわらず、点火時期を、出力トルクの低下、ノッキングの発生、失火の発生等を安定して抑制し得る時期に決定すること。
【解決手段】燃焼室内に吸入される新気の量をMaとし、外部及び内部還流機構により燃焼室内に還流される排ガスの量をそれぞれMegre,Megriとすると、排気還流率Regrは、(Megre+Megri)/(Ma+Megre+Megri)と定義される。内燃機関の運転状態に基づいてRegr=0の場合において適合された基本点火時期が決定される。Regrの増加に対する進角量IGadの増大特性が「下に凸」となるようにIGadが決定される。最終的な点火時期が、基本点火時期を進角量IGadだけ進角した時期に決定される。排気還流率Regrが特に大きい運転領域での進角量の不足と排気還流率Regrが特に小さい運転領域での進角量の過剰とを同時に解消できる。 (もっと読む)


【課題】ガスエンジンの運転を不安定にさせずに所望のエンジン出力を保持しつつもノッキングを目標とする出現率で出現させる。
【解決手段】制御手段21が、所定サイクル経過する間に所定のノッキングが出現したサイクル数の該所定サイクル数に対する割合であるノッキング出現率SEVを算出し、このノッキング出現率SEVを遅れ演算して算出した出現率遅れ演算値SEVAVEと所定の出現率目標値SEVSETとの偏差ΔSEVに基づいて点火手段の点火タイミングの目標値を決定し、点火タイミングが該目標値に応じて決まる指令値IGNに従うよう点火手段を駆動制御する。 (もっと読む)


【課題】内燃機関の制御装置に関し、離散的に動作するアクチュエータの影響でスロットル弁の制御状態が全開制御と要求トルクに基づく通常制御との間でハンチングするのを防止する。
【解決手段】要求トルクが最大トルク以上であることをスロットル弁の全開条件とする。全開条件が成立しているときにはスロットル弁の弁開度を全開に制御し、全開条件が成立していないときには要求トルクに応じてスロットル弁の弁開度を制御する。ここで、要求トルクは現在の機関回転数における最大トルクを基準として設定する。その最大トルクは、現在の機関回転数よりも高回転数においてACISがオフからオンに切り替わるのであれば、ACISがオンであることを前提にして算出する。一方、ACISがオン或いはオフのまま、若しくはオンからオフに切り替わるのであれば、現在のACISの状態を前提にして最大トルクを算出する。 (もっと読む)


【課題】ランブルノイズを早期に解消して、内燃機関の商品性を高める。
【解決手段】内燃機関本体1の振動を検出する振動検出手段81を用い、前記振動検出手段81によって前記内燃機関本体1の振動のうち予め設定された第1周波数帯域の振動の強度A_GOSを検出して、この第1周波数帯域の振動の強度A_GOSが予め設定された第1基準強度GOS_limitを超えた場合に、前記内燃機関の燃焼室17内のガス流動を、予め設定された第1基準量△TSCVa1減少させる。 (もっと読む)


【課題】ポート噴射及び筒内噴射の両者が実行される内燃機関において、ノッキングの発生の回避及びスモークの排出の抑制と、デポジット燃料の焼失との両立を実現する。
【解決手段】過給機(22等)を備える内燃機関を制御する内燃機関の制御装置(1)は、気筒内に第1所定量の燃料を噴射可能な第1燃料噴射手段(11d)と、吸気通路内に第2所定量の燃料を噴射可能な第2燃料噴射手段(11p)と、所定点火時期で点火を行う点火手段(13)と、第1燃料噴射手段の噴射口の温度を上昇させる場合、過給機による過給圧に基づいて、全噴射量に対する第1所定量の第1割合並びに全噴射量に対する第2所定量の第2割合を変化させるように、第1燃料噴射手段及び第2燃料噴射手段のうち少なくとも一方を制御すると共に、過給圧、第1割合及び第2割合に基づいて、所定点火時期を変化させるように点火手段を制御する制御手段(30)とを備える。 (もっと読む)


【課題】筒内噴射エンジンと内燃機関以外の動力源を有するハイブリッド車両に関し、点火時期制御を最適に実施することにより、燃料噴射弁のデポジット付着を低減する。
【解決手段】燃料を燃焼室内に直接噴射する燃料噴射弁54を備える筒内噴射式エンジン2と、燃料噴射弁の先端温度の高温状態を判定する燃料噴射弁先端温度高温判定手段3016と、内燃機関の他に動力源としてモータ200を有するハイブリッド車両の制御装置11は、燃料噴射弁先端温度高温判定手段により燃料噴射弁の温度が所定温度以上と判定されたとき、燃料噴射弁の先端温度が低くなるよう制御する。すなわち、エンジン負荷、点火時期等から、燃料噴射弁が高温になる領域を推定し、燃料噴射弁が高温と判定された場合は、点火時期を遅角する等により、燃料噴射弁温度を低下させ、デポジットの付着を低減し、点火時期遅角制御中、駆動トルクが不足する場合は、モータ200で補足する。 (もっと読む)


【課題】目標トルクを精度良く実現することが可能な内燃機関の制御装置を提供する。
【解決手段】排気行程前の時刻t11において、目標トルクに基づいて目標スロットル開度が算出される。時刻t12〜時刻t13において、時刻t11で算出された目標スロットル開度に実スロットル開度が変更される。その後の吸気行程の時刻t14において、目標トルクが減少する。その後の圧縮行程の時刻t18において、最新(減少後)の目標トルクに基づいて、目標点火時期が算出される。 (もっと読む)


【課題】
運転領域に応じてバルブタイミングやリフトを可変制御する可変バルブエンジンの場合、バルブオーバーラップ拡大などに伴う内部EGR(排気ガス還流量)変化によって、混合気の燃焼速度が大きく変化し、結果として点火時期効率曲線が運転領域に応じて変化し易い。従って、単一の点火時期効率テーブルにて点火リタード制御を実施する従来技術では、前記点火時期効率変化に対応できずに、エンジントルクの制御精度が悪化する課題があった。本発明は、可変バルブエンジンにおける点火リタード制御時のトルク制御精度悪化を防止することを目的とする。
【解決手段】
点火リタードによるトルクダウン制御を実施する際には、その運転状態におけるバルブタイミングやエンジン回転数等を考慮して燃焼期間を演算するとともに、前記燃焼期間と予め設定した燃焼期間基準値との差分を基に、基準となる点火時期効率曲線の特性を補正する。 (もっと読む)


【課題】内燃機関の運転状態が変化しても、燃料噴射弁から噴射された燃料でタンブル流を強化できる筒内噴射式火花点火内燃機関を提供する。
【解決手段】筒内4に形成されるタンブル流を燃料噴射弁21から噴射する燃料で強化する、筒内噴射式の火花点火内燃機関1であって、前記燃料噴射弁21の燃料噴射方向FDが前記タンブル流と同じ方向に設定され、前記燃料FEが衝突するピストン3の頂面3TPに、燃料噴霧の流れを前記タンブル流の方向へ誘導する誘導構造27が設けてある。誘導構造27が設けてあるので、仮に燃料噴射弁21から噴射した燃料がピストンに衝突するようなことがあってもタンブル流を強化できる。 (もっと読む)


【課題】内燃機関の回転数の変化に対応して、噴霧形態を適したものに変更可能とした筒内噴射式火花点火内燃機関を提供する。
【解決手段】燃料を筒内4へ直接に噴射する筒内噴射式の火花点火内燃機関1であって、貫徹力が強く微粒化度の低い燃料噴霧を行う第1の燃料噴射弁21と、貫徹力が弱く微粒化度の高い燃料噴霧を行う第2の燃料噴射弁23とを備え、前記第1の燃料噴射弁と前記第2の燃料噴射弁とは、燃料噴霧が互いに近接かつ略並列となるように配設されている。そして、燃料噴射を制御する制御手段10を備え、内燃機関が低回転の運転領域にあるとき第1の燃料噴射弁21の燃料噴射を実行した後に、第2の燃料噴射弁23の燃料噴射を実行して内燃機関の性能向上を図る。 (もっと読む)


【課題】パーシャル域でのタンブル制御弁(TCV)による燃費低減効果を大きくする。
【解決手段】パーシャル域では、エンジン回転速度NEが高くなるほどTCV33の開度を開き側に設定し、且つ、エンジン負荷PMが大きくなるほどTCV33の開度を開き側に設定する。これにより、エンジン回転速度NEが高くなって吸入空気量が増加するのに対応して、TCV33の開度を吸気抵抗が小さくなる方向(開き側)に制御することが可能となり、TCV33によるパーシャル域でのポンピングロスを低減することができる。更に、TCV33の開度が開き側になるほど基準点火時期に対する点火遅角量を小さく設定する。これにより、TCV33の開度が開き側になるほど、燃焼速度が遅くなって最適点火時期(MBT)が進角側にずれるのに対応して、点火時期を最適点火時期に近付ける方向に補正することができ、燃費低減効果を大きくすることができる。 (もっと読む)


【課題】エンジンの点火時期を遅角して触媒を暖機する触媒暖機制御中の排気エミッションを低減させながら、触媒の暖機性とアイドル回転の安定性とを両立させる。
【解決手段】触媒暖機制御中にISCバルブ35(アイドル回転制御バルブ)の開度が所定値Aよりも大きくなって要求吸入空気量(アイドル不安定を防止するのに必要な吸入空気量)がISCバルブ35で調整可能な空気量範囲の上限値付近になった場合には、点火時期遅角量を減量補正してISCバルブ35の開度を減量補正した後に、TCV33(タンブル制御弁)の開度を開き側に補正する。一方、ISCバルブ35の開度が所定値Bよりも小さくなって要求吸入空気量がISCバルブ35で調整可能な空気量範囲の上限値よりも十分に小さくなった場合には、TCV33の開度を閉じ側に補正した後に、点火時期遅角量を増量補正してISCバルブ35の開度を増量補正する。 (もっと読む)


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