説明

Fターム[3G024AA35]の内容

Fターム[3G024AA35]に分類される特許

1 - 13 / 13


【課題】構造が簡単で、冷却水によるシリンダボア壁の冷却が適正になされると共に、断熱機能及び遮音機能も奏するウォータジャケットスペーサを提供する。
【解決手段】シリンダブロック2のウォータジャケット3内に挿入して組み付けられ、該ウォータジャケット3内を流通する冷却水の流量を調整するためのウォータジャケットスペーサ1であって、前記ウォータジャケット3の形状に沿うよう形成されたスペーサ基体10を含み、該スペーサ基体10は、その比重が前記冷却水の比重より小とされ、且つ、少なくとも一部が合成樹脂の発泡体からなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】シリンダボア全体において、冷却性能をシリンダボア毎に略均等化すること。
【解決手段】スペーサ10は、(1番気筒♯1を覆う排気側及び吸気側におけるスペーサ10の断面積の和)≒(2番気筒♯2を覆う排気側及び吸気側におけるスペーサ10の断面積の和)≒(3番気筒♯3を覆う排気側及び吸気側におけるスペーサ10の断面積の和)≒(4番気筒♯4を覆う排気側及び吸気側におけるスペーサ10の断面積の和)、という等式の関係が成立するように設定されている。 (もっと読む)


【課題】ピストンの変位速度に対応してシリンダボア壁の効果的な保温及び冷却ができると共に、ピストンの摺動抵抗を低減すること。
【解決手段】スペーサ10は、ピストン摺動範囲の中間領域をピストンの摺動方向の所定範囲にわたって近接して覆う中間部100と、前記中間部100から上死点側に向けてシリンダボア側壁から徐々に離間すると共に肉厚を漸減する上傾斜部102aと、前記中間部100から下死点側に向けてシリンダボア側壁から徐々に離間すると共に肉厚を漸減する下傾斜部102bと、上傾斜部102aから上死点側に向けて延在する上延出部104aと、下傾斜部102bから下死点側に向けて延在する下延出部104bとを有する。 (もっと読む)


【課題】 スペーサをウオータジャケットの内部に固定するための固定部材を、スペーサに容易かつ確実に取り付けられるようにする。
【解決手段】 シリンダブロックのウオータジャケットの内部に配置されるスペーサ14は、シリンダ列線L1方向両端部に上部支持脚14e,14gおよび下部支持脚14f,14hをそれぞれ備える。スペーサ14をウオータジャケット13の内部に固定するための固定部材22は、上部被覆部22aおよび下部被覆部22bをそれぞれ上部支持脚14e,14gおよび下部支持脚14f,14hに被せるだけで連結部22cによって脱落が防止されるので、スペーサ14に対する固定部材22の取り付けを容易かつ確実に行うことができる。しかも固定部材22により、上部支持脚14e,14gおよび下部支持脚14f,14hがシリンダヘッドの下面やウオータジャケットの底部に直接接触して摩耗するのを防止することができる。 (もっと読む)


【課題】 ウオータジャケットの冷却水の流れに与える影響を最小限に抑えながら、スペーサをウオータジャケットの内部に確実に固定できるようにする。
【解決手段】 内燃機関のシリンダブロック11のウオータジャケットの内部に上部冷却水通路13cおよび下部冷却水通路13dを区画するスペーサ14の上縁14pを、上部冷却水通路13cの下流側が段差G分だけ高くなるように傾斜させたので、上部冷却水通路13cを流れる冷却水によってスペーサ14をウオータジャケットの底部側に荷重F3で付勢し、ウオータジャケット13の内部でスペーサ14が妄動するのを防止することができる。これにより、スペーサ14をウオータジャケットの内部に圧入して固定する必要がなくなって装着が容易になるだけでなく、スペーサ14の固定部材22を簡略化したり廃止したりして冷却水の流れに対する影響を小さくすることができる。 (もっと読む)


【課題】ピストンリングのオイルリングへの干渉をなくすことができて、所望の側圧を生じさせてピストンリング及びピストン側面とシリンダとの摺動摩擦抵抗を大幅に低減させることのできる往復動エンジンを提供する。
【解決手段】往復動エンジン1は、ピストンリング5と、ピストンリング5との間で環状ガス室6を規定していると共に環状ガス室6でのピストン3の側面8の受圧面積がピストン3の反スラスト側9よりもスラスト側10で大きくなるように、ピストンリング5に隣接しているピストンリング7と、環状ガス室6を燃焼室2に連通させるガス通路15とを具備している。 (もっと読む)


【課題】環状ガス室に導入したガス圧を漏らすことなく、十分に保持し、この保持されたガス圧によりピストンをシリンダから十分に浮かし、もってピストンとシリンダとの摺動摩擦抵抗を低減した往復動エンジンを提供すること。
【解決手段】往復動エンジンは、ピストン2の反スラスト側13において、ピストン上体部8の第2ピストンリング溝5内にピン48または閉じ壁が設けられ、この第2ピストンリング溝5に第2ピストンリング27がその合口部52の内に上記ピンまたは閉じ壁を収め、挟み込んだ状態で組込まれ、第2ピストンリング27は上記ピンまたは閉じ壁によって回り止めされてなる。 (もっと読む)


【課題】 複数のシリンダボアを均一に冷却できると共に、ガスケットのシール性に悪影響を与えることがなく、安価に製造でき、しかも、シリンダライナの変形モードに悪影響を与えることがないウォータージャケット用スペーサを提供すること。
【解決手段】 シリンダブロック11のウォータージャケット14内に挿入されるスペーサ1は、シリンダライナ13外周側を取り巻くスペーサ本体2と、ペーサ本体2の一端側に一体形成された整流部3を備える。整流部3で冷却水入口部15からの冷却水を整流し、ウォータージャケット14内において、シリンダライナ13のピストン上死点側に向かわせると共に、シリンダライナ13の周りの一方向に流す。ウォータージャケット14内の冷却水の流れを3次元的に調整することが可能となり、シリンダボア12配列方向とシリンダボアの軸方向との両方においてシリンダライナ13を適正に冷却することができる。 (もっと読む)


【課題】キャビテーションの影響を受けにくくできるエンジンのシール構造、樹脂リング、およびエンジンを提供すること。
【解決手段】水冷式エンジンのシリンダライナ1に装着されるとともに、このシリンダライナ1とシリンダブロック2との間に形成されたウォータジャケット3に臨むバックアップリング4を有するシール構造であって、バックアップリング4は、熱可塑性樹脂製により形成され、かつ周方向の途中が切断部によって切断されており、切断部は、エンジンスラスト方向から外れて位置している構成である。 (もっと読む)


【課題】ピストンとシリンダとの間のフリクションが内燃機関の運転条件に応じて最適な状態となるようにクランクオフセットを設定する技術を提供する。
【解決手段】内燃機関のシリンダの中心線に対するクランク軸の回転中心のオフセットを変更可能なクランクオフセット可変機構と、気筒内の燃料の着火時期を取得する着火時期取得手段と、を備え、(イ)着火時期が上死点以降の時期である場合には、クランクオフセットを、コンロッドとシリンダの中心線とが平行になる時期がピストンが上死点から下死点へ下降する途中に存在するクランクオフセットである正のクランクオフセットに設定し、(ロ)着火時期が上死点より進角側である場合には、クランクオフセットを、コンロッドとシリンダの中心線とが平行になる時期がピストンが下死点から上死点へ上昇する途中に存在するクランクオフセットである負のクランクオフセット又は0に設定する。 (もっと読む)


【課題】分割型シリンダブロックにおいて、既存の構造に対し少ない変更を行うだけでオフセットクランク機構を成立させる。
【解決手段】シリンダブロック本体12及びシリンダライナ13を備える分割型シリンダブロック11では、ライナ本体18のシリンダボア20内にピストン31が往復動可能に収容され、同ピストン31がコネクティングロッド33を介してクランクシャフト16のクランクピン34に連結される。また、シリンダライナ13がアッパデッキ部19にて外壁部15に締結される。このシリンダブロック11において、ピストン31が上死点に達する前にクランクピン34が位置する側をスラスト側とする。そして、ライナ本体18について、シリンダボア20よりもスラスト側の部分(18A)の肉厚t1を、シリンダボア20の中心線L2がクランクシャフト16の中心線L1に交差する場合の同スラスト側の部分の肉厚よりも大きく設定する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、スペーサでウォータジャケット内部が区画された構造において、暖機運転の完了するまでの時間の短縮が図れる内燃機関の冷却装置を提供する。
【解決手段】本発明は、内燃機関の冷態時、ピン15やスプリング19や発泡弾性体30で、スペーサ10a,10bとシリンダライナ2a〜2dとの間の内側通路11の冷却水を制限するようにした。これにより、暖機運転時、シリンダライナ2a〜2dからの放熱が抑制され、暖機運転が短時間で完了するようになる。 (もっと読む)


【課題】 エンジン本体における温度分布の均一性を高めつつ、エンジンを効率的に冷却し得る冷却装置を提供する。
【解決手段】 クロスフロー型の直列多気筒エンジンを冷却する冷却装置において、シリンダブロック一端側に設けられた冷却水流入ポートに連通する通路であり、気筒のスラスト側側面に沿って延び、更に、シリンダブロック他端側を介し反スラスト側側面に沿って延び、シリンダブロック一端側に至るブロック冷却通路と、ブロック冷却通路の上流位置にて、シリンダブロック一端側かつスラスト側で、ブロック冷却通路に連通しシリンダヘッド一端側に至る第1の連通路と、ブロック冷却通路の下流位置にて、シリンダブロック一端側かつ反スラスト側で、ブロック冷却通路に連通しシリンダヘッド一端側に至る第2の連通路と、第1及び第2の連通路に連通するシリンダヘッド一端側から、冷却水流出ポートが設けられたシリンダヘッド他端側へ延びるヘッド冷却通路とを設ける。 (もっと読む)


1 - 13 / 13