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Fターム[4E081DA84]の内容

突合せ溶接及び特定物品の溶接 (6,374) | 溶接施工(突合せ溶接) (1,647) | 溶接部 (81) | 熱影響部 (7)

Fターム[4E081DA84]に分類される特許

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【課題】生産性に優れ、なおかつ溶接内部品質を劣化させることなく、溶接熱影響部靱性に優れた溶接鋼管を供給することを目的とする。
【解決手段】内面または外面のいずれかを先行して溶接した内外面各1層の突合せ溶接部を有する溶接鋼管において、溶接熱影響部の金属組織のうち、島状マルテンサイト(MA)面積分率が4%以下で、平均旧オーステナイト粒径が400μm以下で、先行溶接及び後続溶接によって形成された溶接熱影響部の平均旧オーステナイト粒径、先行溶接及び後続溶接によって形成された溶接ビードのビード先端から5mmの位置でのビード幅、先行溶接及び後続溶接した溶接ビードの溶融線傾斜角等を考慮したことを特徴とする溶接熱影響部靱性に優れた溶接鋼管。 (もっと読む)


【課題】低サイクル疲労特性の低下を抑制し、疲労き裂等が発生するのを防止することが可能な、耐低サイクル疲労特性に優れたパイプライン用高強度鋼管の円周溶接継手を提供する。
【解決手段】円周溶接部20をなす溶接金属部21が、鋼管内面側に位置する下部溶接金属21Aと、鋼管外面側に位置する上部溶接金属21Bとからなり、母材のビッカース硬さHv(BM)と、下部溶接金属21Aのビッカース硬さHv(WM1)及び上部溶接金属21Bのビッカース硬さHv(WM2)との関係が、次式{Hv(WM1)≦0.8Hv(BM)}又は次式{Hv(WM2)≧Hv(BM)}を満足しており、さらに、下部溶接金属21Aの縦断面積S(WM1)と、溶接金属部21全体の縦断面積S(WM1+WM2)との関係が、次式{0.4≦S(WM1)/S(WM1+WM2)≦0.6}を満足する。 (もっと読む)


【課題】 調質鋼の高張力鋼や冷間加工材の溶接では溶接部の強度が母材より低下する問題があった。本溶接の小入熱・低パス間温度とし、溶接熱影響部および溶接金属の強度低下を減少させると溶接能率が低下するという問題があった。
【解決手段】 裏当金を単なる溶接時の溶けぬけ防止として仕様するのではなく、裏当金おと母材の全線を隅肉溶接し、母材の応力の一部をこの隅肉溶接、裏当金を介して反対側の母材に伝達するとともに、本溶接の最終層の溶接において開先の外にビードを置き、その止端部に再熱がかかりように溶接することにより、本溶接部単位面積当たりの応力を低減することにより能率の高い溶接で母材以上の強度を有する溶接を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】溶接施工時間を犠牲にすることなく、重ねすみ肉アーク溶接継手の疲労強度を向上させることのできる、薄鋼板の重ねすみ肉アーク溶接継手およびその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の溶接継手は、重ねすみ肉アーク溶接による溶接金属とは異なる溶融、凝固組織が隣接し、その最大深さが下板厚の20〜50%であり、その溶接ビード幅方向の幅が下板表面で下板厚の30〜70%であることを特徴とし、本発明の製造方法は、溶接継手の下板となる鋼板の表面上に、重ねすみ肉溶接ビードの止端部が形成される個所を想定し、予め当該箇所に、レーザ、プラズマアーク、TIGアークのいずれかの高エネルギー照射手段により、溶融、凝固部を形成した後、重ねすみ肉アーク溶接することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】耐粒界応力腐食割れ性に優れた溶接熱影響部を有する鋼管円周溶接継手の製造方法を提案する。
【解決手段】マルテンサイト系ステンレス鋼管の端部同士を突き合わせ、円周方向に多層の溶接パスからなる溶接を施して円周溶接部を形成するに際し、少なくとも1層の溶接パスによる溶接熱サイクルにより鋼管内表層のピーク温度Tpで950℃以上に加熱されたHAZに、耐粒界応力腐食割れ性を向上させる熱サイクルが付与されるように、その後の溶接パスを調整して溶接する。具体的には、少なくとも1回の溶接パスを、TpがA1点超えでかつ950℃以下の温度となる溶接パスとし、続く溶接パスをTpがA1点以下となる溶接パスとする。また、その後の溶接パスを、TpがA1点以下となる溶接パスとし、かつ該その後の溶接パスの総入熱パラメータPtotalが12500以下又は14500以上となる溶接パスとする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、特に、LNG船、ばら積み船、コンテナ船など、船殻の内部に大きな空洞、あるいは上部に大きな開口部を有する船舶において、疲労耐久性に優れた船舶およびその疲労耐久性の向上方法を提供する。
【解決手段】上部に大きな開口部を有する溶接構造の船殻を備えた船舶であって、該船殻を構成する鋼部材の溶接部うち、その溶接止端部の断面形状の曲率半径rmmと鋼部材の厚さtmmとの関係が、r≧t/4であることを要求される溶接止端部の少なくとも一部に、曲率半径Rが1.0〜10.0mm、鋼部材表面から厚さ方向の深さDが1.0mm以下である打撃痕を有するものである。 (もっと読む)


【課題】簡便な施工で耐SCC性が向上する金属体のSCC防止方法を提供する。
【解決手段】熱影響を受けたニッケル基合金からなる金属体1の応力腐食割れ防止方法において,前記ニッケル基合金の安定化パラメータが8以上でかつ12未満のNbならびにCrを含有するニッケル基合金であって,前記熱影響を受けた熱影響部4の表層を加熱して再溶解6することを特徴とする。 (もっと読む)


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