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Fターム[4F205AM25]の内容

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Fターム[4F205AM25]に分類される特許

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【課題】支持体の表面に付着した有機物の増大を抑制して、光学ムラのない高品質のフィルムを製造する。
【解決手段】表面が冷却された流延ドラム32の上にドープ21を流延して流延膜33を形成する。流延膜33が剥ぎ取られた後でドープ21が流延される前に、ドラム洗浄機41により流延ドラム32の表面に対してドライアイス粒子を含ませた洗浄ガスを吹き付ける。流延ドラム32の表面にドライアイス粒子が衝突する。この衝突時のエネルギーにより流延ドラム32の表面に付着した有機物を粉砕除去する。流延膜33の中から析出した脂肪酸、脂肪酸エステル、脂肪酸金属塩を主成分とする有機物を増大する前に取り除くことにより流延膜の表面に有機物を転写させない。以上より、生産性を低下させずに光学ムラのない高品質なフィルム20を製造することができる。 (もっと読む)


【課題】
フイルム表面欠点レベルを向上せしめ、後工程の磁性層塗布、蒸着工程において安定した加工性が得られる溶液製膜フイルムの製造方法を提供する。
【解決手段】
回転する支持体にポリマーと溶媒とを含むポリマー溶液を吐出し、このポリマー溶液から自己支持性を有するまで溶媒を除去し、支持体から剥離してフイルムを得る溶液製膜フイルムの製造方法であって、ポリマー溶液の支持体への着地線から、支持体の回転方向の上流側に向かって、ポリマー溶液の支持体からの剥離線までの支持体上の領域(支持体露出領域)上の一部、好ましくは全部を覆うチャンバーを有し、このチャンバー内をクラス100以下のエアの雰囲気下に置くとともに、このチャンバーで覆われた空間をその他の空間よりも陽圧状態とする。 (もっと読む)


【課題】 外観均一性や厚み方向の配向性を損なうことなく複屈折フィルムの残存溶媒量を低減することが可能な複屈折フィルムの製造方法の提供を目的とする。
【解決手段】 ポリイミドを含むポリマーを溶媒に溶解したポリマー溶液を基材に塗工して塗工膜を形成する工程と、前記塗工膜を乾燥して複屈折フィルムを形成する工程とを含む光学フィルムの製造方法であって、前記乾燥工程が、少なくとも2段階の乾燥処理を含むことを特徴とする製造方法である。前記乾燥工程は、先の乾燥処理の温度が、後の乾燥処理の温度よりも低温である2段階の乾燥処理を含むことが好ましい。さらに、前記複屈折フィルムに面内方向における屈折率の異方性を付与する工程を含めば、光学的二軸性の複屈折フィルムを製造できる。 (もっと読む)


【課題】表面接着性改善と表面清浄化された高分子フィルム特にポリイミドフィルムを製造する方法を提供する。
【解決手段】流延製膜方法での高分子フィルムをロール状に巻き取る製造方法において、30〜500kHzの超音波をかける処理と、流速1〜300m/秒で通風させる処理とを含む表面処理を行う製法であり、その表面処理をロール状に巻き取る直前の工程の間で行うことが好ましく、またその表面処理を、雰囲気温度が0〜90℃で行う高分子フィルムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】固体電解質を連続的にフィルム化して、一定品質かつイオン伝導性や平面性に優れたフィルムを連続的に製造する。
【解決手段】固体電解質と有機溶媒とを含むドープ24を流延バンド82上に流延して流延膜24aを形成した後、流延膜24aを流延バンド82からフィルム62として剥ぎ取る。フィルム62をテンタ64に送り、その両側端部をクリップ64aで把持し幅方向に延伸しながら乾燥した後、乾燥室69に送り、複数のローラ68で支持しながら乾燥する。温度制御ローラ200aを配した温度調整室200と水蒸気により調湿する加湿室205とにフィルム62を連続的に送る。加熱及び加湿によりフィルム62を軟化させて形状変形を矯正する。平面性や平滑性に優れ、一定品質であり、燃料電池に用いると優れたイオン伝導性を示す固体電解質フィルムを連続して大量に製造することができる。 (もっと読む)


【課題】段ムラの発生が抑制されているTACフィルムを得る。
【解決手段】TACとジクロロメタンなどとからドープを調製する。流延バンド34を2個の回転ローラ33に巻き掛けて無端で走行させる。流延ダイ側の回転ローラ33の表面温度を3℃に調整する。流延ダイからドープを流延バンド34上に流延して、流延膜69を形成する。流延膜69を剥取ローラ77で支持しながら湿潤フィルム76として流延バンド34から剥ぎ取る。湿潤フィルム76を乾燥してTACフィルムを得る。流延バンド34が回転ローラ34に巻き掛けられる位置を接触開始位置Aとし、流延膜69が剥ぎ取られる位置を剥取位置Bとする。接触開始位置Aと剥取位置Bとが回転ローラ33の中心軸33aとしてなす角度θを135°とする。流延膜69は回転ローラ33により冷却されてゲル化が進行して機械的強度が上昇する。 (もっと読む)


【課題】フィルム面上に曇りがないTACフィルムを得る。
【解決手段】TACとジクロロメタンなどとからドープ22を調製する。ドープ22を流延ダイ31から流延バンド34上に流延して流延膜69を形成する。流延膜69は送風口70〜72の乾燥風により乾燥する。クーラ73で流延膜69を6℃未満に冷却する。剥取位置Aの露点を0℃以下に調整する。冷却された流延膜69を湿潤フィルム76として剥ぎ取る。渡り部80、テンタ式乾燥機35内に湿潤フィルム76を搬送させて乾燥及び延伸を行い、フィルム82とする。フィルム82を乾燥室41,冷却室42内を搬送させた後に巻取ローラ95で巻き取る。 (もっと読む)


【課題】そこで、本発明は、PI樹脂前駆体溶液の劣化を防止しつつ塗布可能なPI樹脂前駆体溶液の塗布方法、及びこれを利用したPI樹脂無端ベルトの製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 容器18内に不活性ガスと共に充填されたポリイミド樹脂前駆体溶液14を容器18内から吐出して、被塗布物(芯体10)表面に塗布するポリイミド樹脂前駆体溶液の塗布方法。そして、これを利用してPI樹脂無端ベルトの製造する。 (もっと読む)


ポリマーを溶解して含む疎水性有機溶媒溶液を基板上にキャストし、湿分を含んでいる雰囲気の下で該有機溶媒を蒸発させ、該キャスト液表面の雰囲気に含まれている湿分を該キャスト液表面で微小水滴に凝縮、結露させ、該液表面又は液中に最密充填構造に分散させ、次いでこの結露し液表面又は液中に分散してなる微小水滴を蒸発させる事で水滴を鋳型とする多孔質ハニカム構造体を得、次いでこの構造体を、厚み方向に剥離することによって少なくとも二分して、これによって剥離面に規則的に配列してなる微細突起あるいは異方性微細突起を有してなる多孔質ハニカム構造の薄膜構造体。
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高ヤング率かつ、耐湿熱性良好、低吸湿性の配向ポリイミドフィルムおよびその製造方法。主としてピロメリット酸成分と30モル%以上99モル%以下のp−フェニレンジアミン成分と、1モル%以上70モル%以下の下記式(II)の構成単位


(ArIIaおよびArIIbはそれぞれ独立に、非反応性の置換基を含んでいてもよい炭素数6以上20以下の芳香族基であり、上記構成単位(II)中のXが−O−、−O−ArIIC−O−、−SO2−、−O−ArIId−O−ArIIe−O−より選ばれる式群の少なくとも1種以上から成る)
で表されるジアミン成分とから成るポリイミドフィルムであって、面内にヤング率が3GPa以上である直交する二方向が存在し、72%RH、25℃における吸湿率が3.3wt%以下であることを特徴とするポリイミドフィルム。
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