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Fターム[4F401CB10]の内容

プラスチック廃棄物の分離、回収、処理 (20,047) | 装置の特徴 (2,305) | 冷却手段 (213)

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【課題】超臨界又は亜臨界状態でのプラスチックの分解において、高温高圧の反応槽内より反応液を効率的に短時間で取出し回収することのできる、新しい分解装置を提供する。
【解決手段】超臨界又は亜臨界の状態においてプラスチックを水熱分解する反応槽1とともに、反応槽1内からの高温高圧の反応液2の取出し部を備えた分解装置において、取出し部には、
(A)反応液を取出して冷却する冷却器4、
(B)冷却器の出口側又は入口側の圧力調整弁5、
(C)冷却器出口の温度を検出して反応液の温度が沸点以下となるように圧力調整弁の開度を調整する制御手段
を有しているものとする。 (もっと読む)


【課題】熱硬化性樹脂を効率良く分解し、かつその分解生成物を容易に回収できる熱硬化性樹脂の分解・回収方法を提供する。
【解決手段】ポリエステルとその架橋部を含んでなる熱硬化性樹脂1が収納された反応槽5に反応液2を供給した後、反応液2を加熱して前記熱硬化性樹脂1を亜臨界状態で分解する工程(1)と、反応槽5に追加液4を供給して工程(1)で得られた分解液3と混合した後、この混合液を反応槽5から取り出す工程(2)と、を含み、反応槽5に供給する反応液2の量が、前記熱硬化性樹脂1を浸漬させ、この熱硬化性樹脂1に対する反応液2の重量比(反応液2の重量/熱硬化性樹脂1の重量)が最小となる量またはこの近傍の量であることとする。 (もっと読む)


【課題】長期間安定した樹脂の熱分解による分解生成物の回収方法を提供する。
【解決手段】
樹脂を分解槽内で熱分解して生じる気体状の分解生成物を冷却して液体として回収する方法であって、下記条件(1)〜(4)を満たす樹脂の分解生成物の回収方法。(1)前記分解槽内に流動化ガス、加熱した固体粒子及び樹脂をそれぞれ連続的に供給し、該流動化ガスにより該固体粒子及び該樹脂を流動化。(2)静置した状態での前記分解槽内の固体粒子層高さの1/2以下の位置から分解槽内に連続的に樹脂を供給。(3)前記固体粒子を樹脂の供給位置の高さよりも下部の位置から連続的に排出。(4)排出した固体粒子を加熱炉内において加熱した後、該固体粒子を前記分解槽内に供給。 (もっと読む)


【課題】 エステル結合を組成構造に有する合成樹脂を加水分解処理によって重合前の原料成分に再生する。
【解決手段】 エステル結合を組成構造に有する合成樹脂の分解再生方法であって、加水分解処理と、分別回収処理とを順に行う。加水分解処理は、分解再生すべき合成樹脂を含む被処理物を、その合成樹脂の融点温度以下の処理温度条件のもとで、その処理温度における飽和水蒸気圧以下の圧力で満たされた水蒸気雰囲気内に暴露させ、その処理温度で発生した水蒸気によって被処理物中に含まれる合成樹脂を加水分解し、エステル結合を組成構造に有する合成樹脂の重合前の分解生成物を生成させる処理であり、分別回収処理は、加水分解処理による分解生成物を液状成分と、固形成分とに分別してそれぞれ別個に回収する処理である。 (もっと読む)


【課題】廃プラスチックを熱分解、油化して分解生成油を回収する方法において、熱分解条件を効率よく制御することができる油化方法及び装置を提供する。
【解決手段】廃プラスチックを原料として熱分解し油化する方法にして、γ線計数率および中性子線計数率の測定により廃プラスチック粉砕物のかさ密度と単位かさ体積当たりの水素含有量とを測定し、得られた測定値と、該廃プラスチック粉砕物を構成する各プラスチック粉砕物のかさ密度および単位かさ体積当たりの水素含有量の値とを用いて、廃プラスチック中の各プラスチックの含有比率を測定し、該含有比率から前記粉砕物の最適な熱分解条件を決定し、前記廃プラスチックを、こうして決定した最適な熱分解条件で、熱分解を利用するプラスチック油化に供する、ことを含む廃プラスチック油化方法及びそのための装置。 (もっと読む)


【課題】プラスチックス廃棄物を粉砕等の前処理なしに一定寸法まで容易に自動供給でき、熱分解装置内の金属片やガラス片等の残渣が一定量に到達するまで停止することなく連続運転でき、残渣が一定量まで到達したら容易に排出でき、且つ、ガス冷却液化装置のスケール除去作業等による停止時間を大幅縮減した高性能プラスチックス油化装置を提案する。
【解決手段】原料供給装置と、プラスチックスを熱分解する熱分解装置と、前記熱分解装置から発生するガスを改質するガス改質装置と、ガスを冷却液化するガス冷却液化装置と、ガス中に含まれる有害ガスを処理する排ガス洗浄装置と、ガス中に含まれる未燃焼ガスを燃焼する排ガス燃焼装置とで構成するプラスチックス油化装置において、前記熱分解装置に計重装置を設けて、残渣量が所定量に到達したときにのみ熱分解を停止し前記残渣を自動排出することによって、熱分解装置の停止時間を短縮し油化効率を高める。 (もっと読む)


【課題】ゴム系廃棄物から製造した重油相当の熱分解油の動粘度を市販のA重油や軽油類と混合する際の油泥スラッジ発生を軽減させる方法および装置を提供する。
【解決手段】ゴム系廃棄物を熱分解して熱分解ガスを生成する熱分解工程3と、前記生成した熱分解ガスを冷却して熱分解ガス中の重油留分を凝縮させて熱分解油を生成する熱分解油生成工程6とを有するゴム系廃棄物からの熱分解油の製造方法において、前記熱分解工程でゴム系廃棄物と共にポリプロピレン系、ポリエチレン系のいずれか一種類以上の廃プラスチックを熱分解処理し、前記熱分解油生成工程の後段に生成した熱分解油を混合する熱分解油混合工程14および前記混合により生成する油泥スラッジを分離する油泥スラッジ分離工程17を設け、前記油泥スラッジ分離後の熱分解油を回収する。 (もっと読む)


【課題】PETを含む樹脂とアルカリとの両方の投入材料をその熱分解運転特性に合わせて最適な条件で混合しながら、安定的に処理できることを課題とする。
【解決手段】PETを含む樹脂を熱分解してベンゼンを主体とする生成油を生成する熱分解油化装置において、PETを含む樹脂を破砕し、破砕PET含有樹脂を貯留する破砕PET含有樹脂投入ホッパー1と、アルカリを貯留するアルカリ投入ホッパー2と、破砕PET含有樹脂投入ホッパー1及びアルカリ投入ホッパー2の夫々の下部に設置された第1・第2の定量供給装置3,4と、これらの第1・第2の定量供給装置3,4の下部に配置された投入機5と、この投入機5に接続された,熱分解を行う熱分解装置6とを具備し、破砕PET含有樹脂とアルカリとを夫々の定量供給装置を経由して、或る一定比率で前記熱分解装置内に連続的に投入できるようにしたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】無機物としてガラス繊維および炭酸カルシウムを含有するプラスチック成形品から無機物を単独で分離して回収することができるプラスチックからの無機物の回収方法を提供する。
【解決手段】無機物としてガラス繊維および炭酸カルシウムを含有するプラスチック成形品を亜臨界流体で処理してプラスチックをモノマーやオリゴマーに分解するプラスチック分解工程と、分解して得られたモノマーやオリゴマーと無機物とを分離する無機物分離工程と、分離した無機物を含む水に塩酸を供給して炭酸カルシウムを水中に溶解させる炭酸カルシウム溶解工程と、炭酸カルシウムが溶解した水をろ過してガラス繊維成分を分離するガラス繊維分離工程と、を有することとする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、従来のリサイクルシステムから大幅にシンプル化、効率化、合理化を図り、設備コスト、ランニングコストも大幅な低減を図れる合理的で効率的な廃プラスチックリサイクルシステムを提供することを課題とする。
【解決手段】収集した廃プラスチックからマテリアルリサイクルに適合する材質の樹脂とマテリアルリサイクルに不適合な材質の樹脂とに選別する選別部を有し、マテリアルリサイクル可能な材質の樹脂Aをマテリアルリサイクルするマテリアルリサイクルシステムと、マテリアルリサイクル不可能な材質の樹脂Bを熱分解油化処理し分解油として回収する熱分解油化リサイクルシステムとの両方を具備し、マテリアルリサイクルと熱分解油化リサイクルの両方を並行して行うことができることを特徴とする廃プラスチックリサイクルシステム。 (もっと読む)


【課題】 大量処理が可能で、再利用の目的に応じて各種材質毎に又は数種類毎に品質の安定した造粒ができ、輸送を容易にし保管スペースも小さくする。
【解決手段】 廃棄シート材の嵩比重を高めるプラントは、シート状、フィルム状、袋状、ボトル状等の各種廃棄シート材を破砕する破砕機と、破砕物から土砂や金属キャップ等を異物として除去する異物除去選別機と、異物の除去された破砕物を乾燥する乾燥機と、比重差を利用して風力で運ばれる軽量物と落下する重量物とに選別する風力選別機と、それから風力で搬送されて来る軽量物を収集するサイクロンセパレータと、該サイクロンセパレータで収集された軽量物を圧密化して嵩比重の高く成った粒状物を得る圧密成形機とから構成されている。 (もっと読む)


【課題】安全性の面、コスト面、処理量等の問題を解決できる、廃ゴム、廃タイヤ等の廃棄物処理装置を提供する。
【解決手段】熱分解反応室内1で雲母石、又は雲母含有石、雲母等を加熱したことにより発せられる微弱な放射線に反応助剤ガスが反応し、変成して廃ゴム、廃タイヤ等の処理物を低温で熱分解し、次いで除冷冷却室2で油分を凝縮する。さらに耐震自動装置を内蔵し、各種センサを設け、機械全体の動きや温度領域、流域、機械の運転状況を自動的に検出し、表示パネルに表示する。 (もっと読む)


【課題】 油化処理において発生する様々なガスを無害化させることに寄与する排出物の溶融処理プラントを提供する。
【解決手段】 排出物(11)を溶融させるための溶融油を蓄えるとともに当該排出物(11)を投入可能な処理空間を備えた内釜(21)およびその内釜(21)を加熱して当該内釜(21)に溜めた溶融油の温度を所定温度に保つための外釜(25)を備えた溶融装置(20)と、脱塩装置(30)と、塩素系ガスを除去した排気ガスを冷却する冷却装置(40)と、その排気ガスから水分および油分を除去する油水回収装置(50)と、回収されなかった未回収ガスを燃焼させるためのガス燃焼炉(60)と、を備える。そのガス燃焼炉(60)には、前記未回収ガスを完全燃焼させるために当該未回収ガスよりも高温に加熱した燃焼補助体(65)を備える。 (もっと読む)


【課題】濡れた廃棄発泡スチロールを、そのまま供給しても問題なく製造できる廃棄発泡スチロールのペレット化装置を提供する。
【解決手段】発泡スチロールの再利用を計る手段として、廃棄発泡スチロールのペレット化装置がある。これは、破砕した廃棄発泡スチロールを、回転軸の周りに漸次小径となる螺旋状の羽根を有するテーパースクリュー12を内蔵するとともに外周部にヒータ13を巻き付けた押出機10で加熱圧縮して溶融樹脂とし、帯板状に引出して寸断するものである。本発明は、押出機10内で発生した水蒸気を外部へ放出させるため、押出機10の廃棄発泡スチロールの供給口14より下流側に、上方へ開口した放出口11aを設けるとともに、回転軸の外周に螺旋状の羽根を有する塞ぎ軸22を該放出口11aに設けたものである。 (もっと読む)


【課題】 多量の乳酸を溶液状態で回収する。
【解決手段】 乳酸系生分解性プラスチックを含む廃棄物を被処理物として投入量の総重量の20%の水とともに処理チャンバー1内に投入して密閉した後(ステップS1)、処理チャンバー1内を140℃に加熱し(ステップS2)、処理チャンバー1内の圧力を、140℃の加熱温度での飽和水蒸気圧に保ち、被処理物の加水分解反応の加熱モードを進行させる(ステップS3)。被処理物の加熱モード終了後、冷却モードで(ステップS4)、予め定められた飽和水蒸気圧曲線に従って蒸気圧を下降させることにより、圧力と温度を制御し、処理チャンバー1内の水蒸気を乳酸水溶液に凝結させ(ステップS5)、抽出された乳酸水溶液を回収し(ステップS6)、処理チャンバー1内に残存する固形物を回収する(ステップS7)。 (もっと読む)


【課題】ダイオキシンの発生を著しく低減することのできる、塩化ビニル樹脂を含有する廃棄物を処理する方法を提供すること。
【解決手段】(a)塩化ビニル樹脂を含有する廃棄物を、無酸素状態において、280〜350℃雰囲気で加熱し、該廃棄物から塩化水素と油分とを含有する乾留ガスを排出させ、
(b)加熱した廃棄物から燃料プラスチックを得、
(c)乾留ガスを水に接触させ、乾留ガスに含まれる塩化水素を水に溶解させる一方、塩化水素を含まない乾留ガスを排出させ、
(d)塩化水素を溶解させた水に水酸化カルシウムを添加して中和することにより塩化カルシウムを生成し、
(e)中和後の水から油分を分離し、
(f)油分と水とを混合することにより、エマルジョン燃料を得、
(g)工程(c)において排出させた乾留ガスを850℃以上の温度に2秒以上対流させ、次いで70℃以下の温度に急冷することを含む塩化ビニル樹脂を含有する廃棄物を処理する方法。 (もっと読む)


本発明は、ポリエステルのリサイクル方法であって、リサイコロド(recycoled)すべき出発原料ポリマーをアルキレンジオールとブレンドすることによりブレンド物を形成するステップと、このブレンド物を溶融するステップと、この溶融ブレンド物を、第1滞留時間、第1温度、および剪断の条件下で保持することによりクラッキングされたポリマーを生成させるステップとを含む方法に関する。このクラッキングされたポリマーブレンド物は、次いで、濾過し、冷却し、そして所望の分子量に到達するまで固相重合が起こるような条件下で保持してもよい。 (もっと読む)


【課題】 金属や有機物を構成材として有する物体を効果的、経済的に処理できる処理装置及び処理方法を提供すること。
【解決手段】 この処理装置は、樹脂と金属とを含有する物体を第1の温度で熱分解する第1の熱分解手段と、前記熱分解手段に接続して配設され、前記物体から生じたガス状排出物をダイオキシンが分解するような第2の温度で改質する改質手段と、前記改質手段と接続して配設され、第2の温度で改質された前記ガス状排出物中のダイオキシン濃度の増加が抑制されるように、前記ガス状排出物を第3の温度まで冷却する冷却手段と、前記物体の熱分解により生じた残渣を、この残渣に含まれる金属が気化するように減圧下で加熱する減圧加熱手段と、前記残渣から気化した金属を凝縮する凝縮手段とを具備する。 (もっと読む)


本発明は、廃棄物および低価値物質をコスト効率的およびエネルギー効率的な方法で信頼できる純度の有用生成物に転換することに関する。特に、本発明は、これ以外には商業的な価値がほとんどない破砕残渣、臓物、家畜肥料、都市下水汚泥、タイヤ、プラスチックなどのさまざまなフィードストックの混合流を取り扱い、ガス、油、スペシャルティケミカルおよび炭素固体をはじめとする有用生成物にすることが可能な方法を提供するものである。この方法では、熱分解または接触分解の方法に従って、フィードストックに熱および圧力を付し、さまざまな成分を分離した後、さらにこれらの成分1種以上に熱と圧力を印加する。本発明はさらに、廃棄物質を有用物質に転換する多段方法を実施するための装置と、この方法で発生する少なくとも1種の油生成物とを含む。この有用生成物については、方法の異なる時点で迂回される物質から得るまたは誘導することが可能である。 (もっと読む)


【課題】廃プラスチックの熱分解処理内容を均一化させ、資源として得られる分解油の油量、品質を安定させるとともに、操作員の作業量を大幅に軽減させる。
【解決手段】熱分解装置11に供給した溶融プラスチック2の種類、量などとに基づき、分解油貯留槽15に貯留される分解油3の油量を予測し、この予測動作で得られた油量と、分解油貯留槽15内に配置した油量計24の計測結果とが一致した時点で、第1熱分解工程、第2熱分解工程を順次、終了させる。 (もっと読む)


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