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Fターム[4G012KA01]の内容

セメント、コンクリート、人造石、その養正 (8,297) | 焼成、溶融方法 (117) | 複数の焼成手段によるもの (5)

Fターム[4G012KA01]に分類される特許

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【課題】低引火点燃料をセメント製造工程において燃料の代替として用い、廃棄物の処理と、セメント製造工程の燃料原単位の低減とを同時に達成する。
【解決手段】セメントキルン用バーナ2の主燃料用流路21から主燃料を吹き込むとともに、主燃料用流路21の内側に配置された液体燃料用流路23から低引火点燃料を吹き込む。揮発分の不足する微粉炭等の固体燃料と、火炎の輝度が不足する低引火点燃料とを混合状態で燃焼させ、両燃料の欠点を補い、適正な燃焼状態を得ることができる。主燃料用流路21と液体燃料用流路23との間に、空気流の旋回手段22aを備えた空気流路22を設けてもよく、主燃料用流路21に旋回手段21aを設け、主燃料流を旋回させてもよい。主燃料用流路21の内側に固体廃棄物燃料用流路24、25を配置し、固体廃棄物燃料を吹き込むこともできる。引火点が40℃以下、さらに21℃以下の低引火点燃料を用いることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】燃焼ガスを冷却しながら抽気するためのプローブの寿命を延長させ、セメント製造設備の塩素バイパスシステム等の安定運転を確保する。
【解決手段】内部を高温の燃焼ガスが流れる内筒2と、内筒を囲繞して内筒との間に形成された通路8を燃焼ガスより低温のガスが流れる外筒3とを備え、低温ガスによって冷却された燃焼ガスを抽気する燃焼ガス抽気プローブ1において、内筒の先端部と外筒の先端部とを一体化することなく、内筒の先端部を、外筒の先端部に対して、プローブの軸線方向に相対移動可能とした。燃焼ガスを冷却しながら抽気した際に、内筒の先端部が熱膨張によりプローブの長手方向に伸長したとしても、熱膨張の少ない外筒の先端部に対して相対的に移動するため、プローブの先端部に過大な熱負荷がかかるのを防止することができ、熱応力によるプローブ先端部の破断、脱落を回避することができる。 (もっと読む)


【課題】低引火点燃料をセメント製造工程において燃料の代替として用い、廃棄物の処理とセメント製造工程の高価な化石燃料の原単位の低減とを同時に達成する。
【解決手段】低引火点燃料を単独で、又は、低引火点燃料と他の液状燃料とをセメント焼成炉又は仮焼炉に吹き込む。低引火点燃料と他の液状燃料とを管路の途上で合流させ、セメント焼成炉又は仮焼炉に吹き込むことができ、両燃料の合流を、セメント焼成炉又は仮焼炉への吹込装置の先端部から5m以上、50m以内の位置で行なうことができる。低引火点燃料と他の液状燃料を合流させると、両燃料間で化学反応が起って爆発等の危険性が高まるが、セメント焼成炉又は仮焼炉へ吹き込む直前で合流させることによって、化学反応が進行する前に両燃料をセメント焼成炉等に吹込んで燃焼させるため、より安全に低引火点燃料をセメント製造用燃料として用いることができる。 (もっと読む)


【課題】 汚染ガスの供給量が増加しても、主燃料や主燃料を燃焼させるために必要となる酸素が不足することなく、安定した火炎や焼成帯温度を維持することができ、さらに著しく汚染ガスの供給量が増加しても、汚染ガスの燃焼分解とともに、品質に悪影響を及ぼすことなくセメントを製造することができる汚染ガスの処理方法およびセメント製造用のロータリーキルンの提供を目的とする。
【解決手段】 セメント製造用のロータリーキルン(3)内を、主燃料バーナ(1)から供給される主燃料(F)および酸素(O2)により、高温雰囲気下に保持しつつ、セメント原料を焼成してセメントクリンカ(C)を製造するに際し、該高温雰囲気下において分解可能な汚染ガス(P)を、当該主燃料バーナ(1)から独立して設けられた注入管(2)を用いて、該主燃料バーナの火炎から離間した位置に噴出させ、ロータリーキルン内へ供給することを特徴とする汚染ガスの処理方法とした。 (もっと読む)


セメント原料粉がサイクロンプリヒーター(1)およびキルン(5)より構成される生産設備において予備加熱され焼成されることにより、セメントレンガを製造する方法について述べられている。この方法は以下の点で独特である。即ち原料粉の少なくとも一部はサイクロンプリヒーター(1)より抽出されること、この原料粉は別ユニット(21)へ導き入れられ、この中でSO2の生成および有機炭素の追い出しのため、ガス流により設けられた酸化条件下で保持時間を与えられること。生成されたSO2および追い出された有機炭素は、続いて次の過程にて更なる処理のため、ガス流に乗せて別ユニット(21)より排出されること、原料粉はサイクロンプリヒーター(1)へ再度導き入れられることである。これにより加熱のための付加的なエネルギーを使用する必要なく、SO2の放散は勿論のこと、VOC,COの効果的な削減が達成される。抽出され一部予備加熱された原料粉にサイクロンプリヒーターから分離した酸化条件下で保持時間を与えることにより、硫化物はSO2に酸化され、有機炭素は原料粉より追い出され、そのためこのようにして生成されたSO2および、このようにして追い出された有機炭素は別の比較的小さなガス流に乗せることができ、最適な方法で次の処理を受けることができる。
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