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Fターム[4G012KA02]の内容

セメント、コンクリート、人造石、その養正 (8,297) | 焼成、溶融方法 (117) | 特定の燃料を使用する (46)

Fターム[4G012KA02]に分類される特許

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【課題】作業員等の安全を確保しながらアスベスト含有物を無害化し、無害化処理に用いる燃料エネルギー及び無害化処理後のアスベストを有効利用する。
【解決手段】アスベスト含有物を90μm以上5mm以下に粉砕後、液体燃料と混合してスラリーにし、メインバーナー又はスラリー専用バーナーを介してセメントキルンに吹き込む。アスベスト含有物に液体燃料を混合した後、90μm以上5mm以下に粉砕し、生成されたスラリーをセメントキルンに吹き込んでもよい。アスベスト含有物をスラリーの状態で扱うため、アスベストの飛散を防止して作業員等の安全を確保し、スラリーに含まれる液体燃料自体が燃焼して高温のフレームを形成し、アスベストが短時間で無害物に変性する。液体燃料を廃油とし、アスベスト含有物に対して、20質量%以上500質量%以下の割合で混合することができる。スラリーの吹き込み速度は10m/s以上50m/s以下が好適である。 (もっと読む)


【課題】アスベスト含有廃材中に含まれるアスベストを、安全に、かつ確実に無害化できる処理方法を提案すること。
【解決手段】アスベスト含有廃材を液状の油が入れられた油槽に浸漬する、或いはアスベスト含有廃材に液状の油を噴霧することにより粉塵の飛散防止処理を施し、該粉塵の飛散防止処理が施されたアスベスト含有廃材を平均粒径5mm以下に破砕し、該破砕したアスベスト含有廃材の破砕物と液状の油とを混合して粘度(25℃)が10000cps以下の混合物とし、該混合物をセメント焼成用のロータリーキルンに投入して無害化するアスベスト含有廃材の処理方法とした。 (もっと読む)


【課題】低引火点燃料をセメント製造工程において燃料の代替として用い、廃棄物の処理と、セメント製造工程の燃料原単位の低減とを同時に達成する。
【解決手段】セメントキルン用バーナ2の主燃料用流路21から主燃料を吹き込むとともに、主燃料用流路21の内側に配置された液体燃料用流路23から低引火点燃料を吹き込む。揮発分の不足する微粉炭等の固体燃料と、火炎の輝度が不足する低引火点燃料とを混合状態で燃焼させ、両燃料の欠点を補い、適正な燃焼状態を得ることができる。主燃料用流路21と液体燃料用流路23との間に、空気流の旋回手段22aを備えた空気流路22を設けてもよく、主燃料用流路21に旋回手段21aを設け、主燃料流を旋回させてもよい。主燃料用流路21の内側に固体廃棄物燃料用流路24、25を配置し、固体廃棄物燃料を吹き込むこともできる。引火点が40℃以下、さらに21℃以下の低引火点燃料を用いることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 塩素バイパス設備を備えた既存のセメント焼成装置を用いて容易に水溶性Cr(VI)の溶出量を抑制し、所望の品質基準を満たしたセメントクリンカーの製造方法を提供する。さらに、セメントクリンカーの製造に際して、廃棄物処理量を増大させることも可能とし、かつ、安価な廃棄物を原料及び燃料として用いることにより製造原価を低減できるセメントクリンカーの製造方法を提供する。
【解決手段】 無機塩素化合物若しくは有機塩素化合物を多く含む高塩素廃棄物を原料および/または燃料として多量に使用し、塩素バイパス設備を用いて高抽気率でセメント焼成装置からKClを含むガスを抽気して、セメントクリンカー中のKO含有量を制御することにより、当該セメントクリンカー中に生成された水溶性Cr(VI)の含有量を所定の含有量以下に制御する、セメントクリンカーの製造方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】新たな廃棄物の発生や設備の劣化等を伴うことなく、安全かつ最大限に金属廃棄物を再利用する。
【解決手段】金属廃棄物としての金属粉末を液体燃料と混合し、混合燃料をセメント焼成用の燃料としてセメント焼成炉に導入して燃焼させる。液体燃料は、廃油、廃塗料、廃インク、廃溶剤であってもよく、セメントキルン9の窯前部、窯尻部24及び仮焼炉22等に導入することができる。金属廃棄物を処理するのと同時に、金属廃棄物を熱エネルギーを得るための資源として有効利用することができ、金属粉末を燃焼させたときに発生する金属酸化物は、セメント原料の一部となり、セメント中に取り込まれる。金属粉末を液体燃料と混合し、金属粉末が液体燃料中に分散した状態で用いるため、搬送配管等の摩耗を防止することができ、粉塵爆発の危険性を大幅に低減することができる。金属粉末と液体燃料との混合比は、質量比で1:10乃至10:1程度とする。 (もっと読む)


【課題】新たな廃棄物の発生や設備の劣化等を伴うことなく、金属廃棄物を最大限に再利用することを可能にする。
【解決手段】金属粉末を、セメント焼成の主燃料である微粉炭と混合した後、その混合燃料をセメントキルン10に吹き込み、セメントキルン10で金属粉末を燃焼させる。金属粉末を燃焼させたときに発生する金属酸化物は、セメント原料の一部となり、最終的にはセメント中に取り込まれるため、新たな廃棄物を発生させることなく、金属廃棄物を燃料として有効利用することができる。また、セメントキルン10の内壁は、耐火レンガによって保護されているのに加え、原料粉末層やコーティングで被覆されているため、高温の金属粒子が融着したとしても、設備が劣化するのを回避することができる。鉄粉、アルミニウム粉及びシリコン粉等をセメントキルンの窯前部、窯尻部24、仮焼炉22等で燃焼させることができる。 (もっと読む)


【課題】新たな廃棄物の発生や設備の劣化等を伴うことなく、安全かつ最大限に金属廃棄物を再利用する。
【解決手段】仮焼炉13の出口ダクトからプレヒータ12の出口ダクトまでの排ガス流路より抽気した燃焼ガスGを冷却し、冷却した燃焼ガスGを用いて金属粉末を混合器4まで搬送し、主原料と混合した後にセメント焼成用の燃料としてセメントキルン10に吹き込み、セメントキルン10内で燃焼させる。燃焼後の金属酸化物は、セメント中に取り込まれるため、新たな廃棄物を発生させることなく、金属廃棄物を再利用することができ、セメントキルン10の内壁に高温の金属粒子が融着したとしても、設備が劣化することはない。排ガス流路より抽気した燃焼ガスGを冷却した後に金属粉末の搬送用気体に用いるため、粉塵爆発の危険性を低減できる。燃焼ガスGを乾燥機15に導入し、燃焼ガスGの冷却と含水廃棄物Wの乾燥とを同時に行うこともできる。 (もっと読む)


【課題】廃プラスチックをロータリーキルン等の焼成炉の燃料として用いて、生石灰または焼成ドロマイト等の焼成品を製造する際に、廃プラスチックに塩素含有合成樹脂が含まれている場合であっても、焼成品の塩素濃度を低位に制御可能な、廃プラスチックを用いた焼成品の製造方法を提供すること。
【解決手段】焼成炉内の原料を燃料Aの燃焼により加熱して焼成品を製造する際に、燃料Aの一部として塩素含有樹脂を含む廃プラスチックCを用いる方法であって、焼成後の焼成品の表層部を除去することで焼成品中の塩素化合物の少なくとも一部を除去すること特徴とする廃プラスチックを用いた焼成品の製造方法を用いる。焼成後の焼成品の表層部を剥離させて除去すること、焼成後の焼成品を回転ドラム内で転動させることにより、焼成品の表層部を焼成品から分離し、該分離した表層部を篩い分けにより除去することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】廃プラスチックをロータリーキルン等の焼成炉の燃料として用いて、生石灰または焼成ドロマイト等の焼成品を製造する際に、廃プラスチックに塩素含有合成樹脂が含まれている場合であっても、焼成品の塩素濃度を低位に制御可能な、焼成炉での廃プラスチックの利用方法を提供すること。
【解決手段】焼成炉1内の原料3を燃料Aの燃焼により加熱して焼成品を製造する際に、前記燃料Aの一部として、塩素含有樹脂を含む廃プラスチックCと水素含有率12mass%以上の水素含有燃料とを用いることを特徴とする焼成炉での廃プラスチックの利用方法を用いる。水素含有燃料として、液化天然ガスおよび/またはコークス炉ガスを用いることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】高含水率有機系廃棄物をセメント焼成設備を用いて乾燥することにより、燃料として有効利用することができ、セメント焼成設備の操業に影響を及ぼす虞がなく、その操業効率を向上させることが可能な高含水率有機系廃棄物の処理方法及び処理装置を提供する。
【解決手段】本発明の高含水率有機系廃棄物の処理方法は、熱交換器22にてサスペンションプレヒータ2のサイクロン2bから分取した排ガスと過熱蒸気との熱交換を行い、熱交換後の高温の過熱蒸気を乾燥機23に導入して有機汚泥を乾燥し乾燥有機系廃棄物とするとともに、この乾燥後の過熱蒸気を再度熱交換器22にて熱交換して有機汚泥の乾燥に循環利用する工程と、得られた乾燥有機汚泥を仮焼炉3に燃料として供給し燃焼させる工程とを有する。 (もっと読む)


【課題】廃プラスチックを主体とする可燃物(以下、廃プラ類)から、セメントクリンカ焼成に大量に使用可能な燃料を提供し、セメントクリンカを製造すること。
【解決手段】廃プラ類を300〜400℃で溶融して、その過程で塩素を除去する。次に塩素を除去した廃プラ類の溶融物から空気輸送が困難な大きな異物を除去し、除去した異物を多く含む可燃物をセメントキルンの窯尻に供給し、セメントクリンカを製造する。残りの溶融物からは、キルン主バーナ又はその補助バーナ若しくは仮焼炉での使用に適した固体燃料を製造し、セメントクリンカの焼成に利用する。 (もっと読む)


【課題】梱包に用いられる袋を、可燃性廃棄物とともに燃料として有効利用することができ、しかも、輸送過程や燃焼過程で詰まり等のトラブルを生ずる虞がなく、安定的に処理を行うことが可能な可燃性廃棄物の処理装置及びセメント焼成設備並びに可燃性廃棄物の処理方法を提供する。
【解決手段】本発明の可燃性廃棄物の処理装置は、袋入り廃トナーを投入するホッパと、このホッパの底部に設けられロータ軸2の周りを回転するロータ3と、このロータ3に近接して設けられたブレード4とを備え、ロータ3の外周面に、複数の突起状の回転刃5を設け、ブレード4のロータ3の回転に伴って回転する回転刃5それぞれに対応する位置に、回転刃5の断面と相補形状の固定刃6を設け、袋入り廃トナーを袋毎回転刃5及び固定刃6により破袋・粉砕する。 (もっと読む)


【課題】粉砕混合物に規定より大きな粒径の木質系廃棄物が混入した状態で排出されることを確実に防止し、かつ簡易な構成で低コストに木質系廃棄物を燃料化できる木質系廃棄物の燃料化装置、木質系廃棄物の処理方法およびセメント焼成設備を提供する。
【解決手段】シューター(還流路)18の上部には、第一の分級器21が形成されている。また、排出管(内筒)17の導入口17aには、この排出管17の外方、すなわち粉砕テーブル14の方向に向けて延びる略円筒形を成す第二の分級器22が形成されている。排出管17と同じ口径の略円筒形の網篩から第二の分級器22は構成される。 (もっと読む)


【課題】低引火点燃料をセメント製造工程において燃料の代替として用い、廃棄物の処理とセメント製造工程の高価な化石燃料の原単位の低減とを同時に達成する。
【解決手段】低引火点燃料を単独で、又は、低引火点燃料と他の液状燃料とをセメント焼成炉又は仮焼炉に吹き込む。低引火点燃料と他の液状燃料とを管路の途上で合流させ、セメント焼成炉又は仮焼炉に吹き込むことができ、両燃料の合流を、セメント焼成炉又は仮焼炉への吹込装置の先端部から5m以上、50m以内の位置で行なうことができる。低引火点燃料と他の液状燃料を合流させると、両燃料間で化学反応が起って爆発等の危険性が高まるが、セメント焼成炉又は仮焼炉へ吹き込む直前で合流させることによって、化学反応が進行する前に両燃料をセメント焼成炉等に吹込んで燃焼させるため、より安全に低引火点燃料をセメント製造用燃料として用いることができる。 (もっと読む)


【課題】廃プラスチック等の有機性廃棄物を利用してセメント焼成装置から排出される窒素酸化物の量を効率よく低減する。
【解決手段】有機性廃棄物を、熱分解炉11、超臨界水処理装置21又は亜臨界水処理装置等でガス化して還元性ガスを生成し、還元性ガスをセメント焼成装置18に投入して窒素酸化物の還元剤として利用する。ガス化して得られた還元性ガスを還元剤として利用するため、還元性ガスと窒素酸化物との反応速度が上昇し、脱硝効率が向上する。還元性ガスは、セメントキルンの原料入口端から仮焼炉までのプレヒータにおける燃焼ガス流路、仮焼炉本体、又は、仮焼炉から2段上のサイクロンまでの燃焼ガス流路に投入する。ガス化で生成される残渣をセメント原料として用いることができる。還元性ガスの一部を窒素酸化物の還元以外の目的で分離して利用してもよく、他の可燃物とともに利用してもよい。 (もっと読む)


【課題】 セメント製造装置の仮焼炉において、可燃性廃棄物を大量かつ安定的に燃焼処理でき、エネルギー資源を節約できる方法を提供し、セメント製造コストの低減を図ること。
【解決手段】 仮焼炉2次空気ダクトが仮焼炉に接続されている位置に近接する該ダクト内の酸素濃度が大きく、雰囲気温度が800℃以上の領域を逆U字形又は垂直I字形ダクト部に改造し、その頂部から、最長径サイズで50乃至100mmの大きさの可燃性廃棄物を、前記仮焼炉2次空気ダクト内の空気流の流れ方向に逆らう方向に空気速度の1.5〜3倍の速度で吹込み投入する。この場合、可燃性廃棄物の種類によっては投入の方向が内部の空気流れの方向でもよいが、前記可燃性廃棄物は、多系列の二重ダンパーからなる投入装置によって投入するのが好ましい。 (もっと読む)


【課題】アスベスト含有物を資源として有効に利用し、その無害化に際して用いる燃料の持つエネルギーを無駄にすることなく、効率よく回収すると共に、該アスベスト含有物中に含まれるアスベストを、安全に、かつ確実に無害化できる方法を提案すること。
【解決手段】アスベスト含有物Aと液体燃料Oとを粉砕機1によって湿式混合粉砕し、アスベストが懸濁したスラリー状燃料Xとし、該スラリー状燃料Xを必要に応じて調整タンク2を用いて性能調整した後、焼成炉5のバーナー6から燃料として吹き込み、フレーム中或いはその近傍で熱処理することによって、アスベストを無害化することとした。 (もっと読む)


【課題】廃プラスチックに付着した易分解性有機物の腐敗を抑制し、廃プラスチックをセメント焼成用燃料として利用する方法を提供する。
【解決手段】易分解性有機物付着廃プラスチックに生石灰含有粉体を混合し、該易分解性有機物に含まれる水分と生石灰の反応熱で滅菌するとともに、反応による水分除去と生成した消石灰の高pH環境により易分解性有機物の腐敗を抑制し、廃プラスチックをセメント焼成用燃料として利用するまでの常温保管を可能にする易分解性有機物付着廃プラスチックの処理方法。 (もっと読む)


【課題】廃木材を有効利用することのできるセメント焼成用燃料の製造方法を提供する。
【解決手段】廃木材を粒子径50mm以下に破砕し、得られた破砕物を粒子径5mm以下の細粒部と粒子径5mmを超える粗粒部とに分級して、前記細粒部をセメント焼成用の窯前燃料とし、前記粗粒部をセメント焼成用の窯尻燃料とする。これにより、廃木材からセメント焼成用窯前燃料及びセメント焼成用窯尻燃料を容易に製造することができ、廃木材を有効に利用することができる。 (もっと読む)


【課題】有機塩素化合物を含む廃棄物を湿式粉砕する湿式ミル内での有機塩素化合物の蒸発を防止し、湿式粉砕後のスラリーをセメント製造設備に圧送して熱分解する廃棄物の処理方法を提供する。
【解決手段】有機塩素化合物を含む汚泥に溶媒を加え、ミル出口温度が溶媒の沸点未満となるように投入量を調整しながら湿式ミル13Aにより投入して粉砕し、得られたスラリーをセメント製造設備10内の800℃以上の高温部に圧送ポンプにより直接投入して有機塩素化合物を熱分解する。 (もっと読む)


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