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Fターム[4G077EJ07]の内容

結晶、結晶のための後処理 (61,211) | 結晶成長共通−特定の成長環境の付加 (410) | 封止剤(蒸発防止等のためのシール剤)の使用 (59)

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【課題】良好なキャリア濃度分布を有するSiドープGaAs単結晶並びにその製造方法及び装置を提供する。
【解決手段】液体封止剤を用いた縦型ボート法によるSiドープGaAs単結晶の製造方法による結晶育成過程において、適正な時期に液体封止剤層を撹拌することにより、GaAs原料融液層中のSi濃度を制御し、単結晶中の位置を結晶育成過程における結晶の固化率gで表して(1−g)の対数値を横軸にとり、各固化率で特定される位置における単結晶中のキャリア濃度の対数値を縦軸にとったグラフに表される曲線が、固化率gが0.1〜0.8の範囲において、勾配が負の値を持ち、かつその勾配の絶対値が0.6より大きい直線と勾配の絶対値が0.6以下の直線とが接続されたものであるSiドープGaAs単結晶を得る。 (もっと読む)


【課題】液体封止チョクラルスキー法によるGaAs等の化合物半導体単結晶の製造方法において、転位等の結晶欠陥の少ない良質な化合物半導体単結晶の収率を大幅に向上させる化合物半導体の製造方法を提供する。
【解決手段】容器内に原料融液Lと封止剤Mを収納し、その原料融液Lに種結晶Cを接触させ、容器あるいは種結晶Sを移動し、種結晶Sに化合物半導体の単結晶Cを成長させる製造方法において、少なくとも結晶成長初期に固液界面Fが原料融液側Lに凸化するように、種結晶Sの頭部を強制冷却手段12により強制冷却する。 (もっと読む)


【課題】結晶中の炭素濃度として、高い炭素濃度が要求される場合であっても、結晶上端部で炭素濃度が目標値に設定されたGaAs単結晶を短時間に製造することができる方法を提供する。
【解決手段】結晶原料が融解した後、GaAs単結晶を引き上げる前に、高圧引上げ炉11内にC0ガスを供給し、るつぼ12を回転することにより収容された液体原料と液体封止剤とを回転させ、攪拌治具21によって封止剤融液を攪拌することにより、封止剤融液に対するCOの混入を促進する。 (もっと読む)


【課題】ドライエッチングによる半導体基板へのビアホール形成プロセスにおいて、柱状の残留物をビアホール中に発生させないGaAs単結晶基板の製造方法及びGaAs単結晶基板を提供する。
【解決手段】ドライエッチングによりGaAs単結晶基板8にビアホール10を形成するに際し、エッチング残留物が生成されない程度に酸素不純物の含有量が十分少ないGaAs単結晶基板8を用い、このGaAs単結晶基板8に対してドライエッチングを行う。 (もっと読む)


【課題】良好なキャリア濃度分布を有するSiドープGaAs単結晶並びにその製造方法及び装置を提供する。
【解決手段】縦型ボート法による結晶育成過程において、液体封止剤層中に含まれるSiの濃度が液体封止剤層とGaAs原料融液層との界面近傍の下部で高く、この界面から離れて上部にいくにしたがって急激に低くなる性質を利用し、結晶育成過程の適正な時期に液体封止剤層を撹拌することにより、GaAs原料融液層中のSi濃度を制御し、単結晶中の位置を結晶育成過程における結晶の固化率gで表して(1−g)の対数値を横軸にとり、各固化率で特定される位置における単結晶中のキャリア濃度の対数値を縦軸にとったグラフに表される曲線が、固化率gが0.1〜0.8の範囲において、勾配が負の値を持ち、かつその勾配の絶対値が0.6より大きい直線と勾配の絶対値が0.6以下の直線とが接続されたものであるSiドープGaAs単結晶を得る。 (もっと読む)


【課題】GaAsウェハの面内転位密度(EPD値)及び残留応力を一定範囲に絞り込むことにより、イオン注入後の活性化アニールの如き熱処理においてスリップ転位の発生をなくした半絶縁性GaAsウェハの提供。
【解決手段】LEC法又は縦型融液法(VB法、VGF法)によりGaAs単結晶10を成長させる際の結晶中の温度勾配を20℃/cm以上150℃/cm以下とすることにより、ウェハ面内の転位密度(EPD)を、30,000個/cm以上100,000個/cm以下とする。GaAs単結晶10を成長させた後、GaAs単結晶10にアニールを実施する際に、アニール時の最高到達温度を900℃以上1150℃以下とし、かつGaAs単結晶10中の温度勾配を0℃/cm以上12.5℃/cm以下とすることにより、光弾性測定で得たウェハ面内残留歪値(|Sr-St|)を、1.8×10-5以下の範囲とする。 (もっと読む)


【課題】 LEC法により化合物半導体単結晶を製造するに際し、液体封止剤の直上の温度を規定することにより、固液界面の融液面に対する凹面化と結晶表面の組成比の不良を防ぎ、全域単結晶の生産歩留りを向上することを可能にする。
【解決手段】 LEC法における化合物半導体単結晶の製造中に、液体封止剤(三酸化硼素)直上の温度、より好ましくは液体封止剤の直上で且つ単結晶の表面近傍Aにおける温度を測定し、測定された実際温度が目標とする所定温度範囲、例えば900℃以上1000℃以下に入るように規定することにより、固液界面を原料融液側に凸の最適な形状とし、多結晶化を防ぎ、単結晶収率を高める。 (もっと読む)


【課題】 チャンバー内の温度の揺らぎに原因して固液界面の形状が不安定になるのを防止し、ひいては結晶の多結晶化を防止するGaAs単結晶の製造方法を提供する。
【解決手段】 引上軸1の周囲に、下端が引き上げ開始前にルツボ3上端よりも上側に在り、上端がチャンバー12の上壁に接し又は上壁付近に位置し、かつチャンバー12の上壁近傍の位置に排気口8を具備する熱誘導用筒状部材7を、引上軸1を取り巻くように設置し、単結晶2を引き上げる際に、この熱誘導用筒状部材7中を通して、下方の熱をチャンバー12内の上部の温度の低い範囲へ効率よく誘導する。 (もっと読む)


【課題】常温のガスが炉内に入り、一時的にヒータ内周囲に較べヒータ外周囲の雰囲気ガスが温度低下しても、これに敏感に反応しない熱電対及び半導体結晶製造装置を提供すること。
【解決手段】LEC法による半導体結晶製造装置において、耐圧容器30内に配置され原料融液を収容するルツボ54の外周に該ルツボを囲んで設けられた円筒形のヒータ38と、前記ヒータの内部に設けられた熱電対40と、前記熱電対により計測される実測温度に基づいて前記ヒータ38の温度を制御する温度制御系41とを有する構成とする。 (もっと読む)


【課題】 構造が簡単で製造歩留りが向上する化合物半導体単結晶の製造方法を提供する。
【解決手段】 単結晶原料を収容するるつぼ12の底部に支持軸13を接合し、そのるつぼ12の周囲にヒータ14を配置し、そのヒータ14でるつぼ12内の原料を溶融加熱させ、かつるつぼを回転させて単結晶20を成長させる化合物半導体単結晶の製造方法において、るつぼ12の底部と支持軸13との接合部31に雰囲気ガスを流通させてるつぼ12底部の温度低下を防止する。 (もっと読む)


【課題】 炉内上部のガス対流の影響によるメインヒーターの加熱変動を抑止し、三酸化硼素とGaAs融液との間にある気泡を取り込まない半導体単結晶製造装置及び製造方法を提供する。
【解決手段】 チャンバー9内に設けられた坩堝7と、坩堝7の外周に配置されたメインヒーター5と、坩堝7の下方に配置されたサブヒーター6と、メインヒーター5を制御するためのメインヒーター熱電対11とを備えたLEC法による半導体単結晶製造装置1において、メインヒーター5の長さをAとし、メインヒーター5の最下部からメインヒーター熱電対11までの取り付け位置の距離をaとしたとき、上記距離aの範囲が下式(1) 0≦a≦1/4 × A ・・・(1)
を満たすことを特徴とする半導体単結晶製造装置1及び製造方法である。 (もっと読む)


【課題】 LEC法において結晶中に取り込まれる不活性ガスを軽減する化合物半導体単結晶の製造方法を提供することにある。
【解決手段】 不活性ガス側から液体封止剤2を貫き原料融液3中に達するように、高温耐熱性物質からなる円筒材8を、引き上げる化合物半導体単結晶1の周囲に設置し、該円筒材8でるつぼ5と単結晶1との間における液体封止剤2及び原料融液3を内外の領域に仕切り、これにより単結晶成長中に取り込まれる不活性ガスの気泡を減らした環境下で、化合物半導体単結晶1を成長させる。 (もっと読む)


【課題】 液体封止チヨクラルスキー法(LEC法)による化合物半導体単結晶の製造方法において、結晶側面から液体封止剤への放熱を抑制し、結晶側面付近の固液界面形状の凹面化を無くすことで、多結晶化の発生を効果的に抑制することを可能にする。
【解決手段】 成長結晶径よりも大きな内径を有する高温耐熱性物質からなる筒9を、引き上げる成長結晶2と同軸に設置し、その筒の一端を液体封止剤4中に浸漬し、他端を液体封止剤4と不活性ガスとの界面の不活性ガス側にあるように位置させることを前提とし、その液体封止剤4中にある一端の内径を、液体封止剤4と不活性ガスとの界面の不活性ガス側にある他端の内径よりも大きく設定した筒を用いて成長する。 (もっと読む)


【課題】垂直温度勾配法あるいは垂直ブリッジマン法による結晶育成時に、原料結晶の融液が種結晶とルツボとの隙間に入り込まないようにして多結晶化、結晶性悪化を生じさせずにGaAs、InPなどの良質な単結晶を育成できる化合物半導体単結晶の製造方法を提供。
【解決手段】その表面が予め空気中で高温に加熱処理して形成される酸化ホウ素薄膜で被覆された熱分解窒化ホウ素製のルツボを用いて垂直温度勾配法または垂直ブリッジマン法によって化合物半導体単結晶を製造する方法において、ルツボ種結晶保持部に酸化ホウ素封止剤および種結晶を順次設置するとともに、ルツボ直胴部に原料結晶を設置し、かつ、その際、酸化ホウ素封止剤の使用量は、単結晶育成時に溶融する酸化ホウ素封止剤が種結晶を実質的に覆い、原料結晶の融液が種結晶とルツボ種結晶保持部とで形成される隙間に入り込むのを阻止するに十分な量とすることによって提供。 (もっと読む)


【課題】 液体封止引き上げ法により、直径が63.5mm以上のリン化ガリウム単結晶を育成する製造方法において、製造するリン化ガリウム単結晶中のボイドの発生を抑制するとともに、リン化ガリウム単結晶中の双晶の発生も抑制する。
【解決手段】 育成する結晶の直径をd、ルツボ内径をDとした場合に、d/Dを0.7以下とし、かつ、結晶の回転速度を2〜5rpm、結晶の回転とルツボの回転を同方向とする。
これにより、得られるGaP単結晶において、結晶頭部側でボイドが発生することを抑制できるとともに、双晶の発生も抑制することができる。したがって、本発明の方法により製造されたGaP単結晶を用いることで、発光ダイオードの生産歩留まりを向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】LEC法による化合物半導体単結晶の製造において、ヒータの発熱領域長さと製造しようとする最終的な単結晶の結晶長さとの関係を規定することにより、固液界面の融液面に対する凹面化と結晶表面の組成比不良を防ぎ、全域単結晶の生産歩留りを向上すること。
【解決手段】LEC法により化合物半導体単結晶を引き上げ育成するに際し、ヒータの発熱部の上下方向長さをL、製造しようとする最終的な単結晶の上下方向長さをTとしたとき、T/3≦L<T/2の関係となるヒータを用いて製造する。 (もっと読む)


【課題】 固液界面が凹面状に形成されるのを防ぎ、多結晶部の発生を抑制する半導体化合物単結晶の製造方法を提供する。
【解決手段】 原料及び液体封止剤19を入れたるつぼ12を加熱して原料及び液体封止剤19を融解し、融解した原料融液18に接触させた種結晶16を引き上げることにより、単結晶17を成長させる液体封止チョクラルスキー法を用いた化合物半導体単結晶の製造方法において、
始めに、所定の初期引き上げ速度で単結晶17の引き上げを行い、単結晶17の体積がるつぼ内12に投入した原料融液18の体積の所定の割合に達した時点で、単結晶17の引き上げ速度を減速することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 るつぼ内に酸化ホウ素を充填した場合にも、ヒ化ガリウム結晶にへき開破壊が生じることを防止できるヒ化ガリウム結晶の製造方法を提供する。
【解決手段】 るつぼ1内に、予備合成されたヒ化ガリウム原料4と酸化ホウ素5とが充填され、そのるつぼ1内のヒ化ガリウム原料4が加熱溶融され、ヒ化ガリウム原料4の融液中のガリウムの量をヒ素の量よりも多くした状態でその融液の固化を完了して、カーボンが添加されたヒ化ガリウム結晶を成長させることにより、ヒ化ガリウム結晶が製造される。 (もっと読む)


本発明は、溶融物(13)を加熱する抵抗ヒーターと、るつぼ(11)内で交番磁界を生じさせる電界コイル(導体)とを通常備え、それによって電流を溶融物に通電させる液晶成長ユニットに関するものである。本発明によると、抵抗ヒーターが磁界コイルとして組み込まれ、言い換えると中空円筒体(1)によって形成され、その中に螺旋状で単一層の電流路が周縁スロット(2)によって形成される。本発明はユニットを加熱するために必要な電流を、移動磁界を発生させるためにも使用される。そのために、分離電界コイルまたは磁界用の分離電力供給部が必要である。コイル構成部として組み込まれる電界コイルのようにも作用する抵抗ヒーターは、高温抵抗であり、ユニットの熱コア、すなわち溶融領域を直接囲む。従って磁界を発生させるのに必要な寸法は、最小になる。磁界は結晶成長ユニットの外板壁を越えて広がることはなく、前記外板壁が通常の鉄外板として組み込みできる。

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