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Fターム[4G077FD04]の内容

Fターム[4G077FD04]に分類される特許

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【課題】エピタキシャル成長法により堆積させたSiC層の表面から深い位置に形成された結晶欠陥でも、確実に除去することができる方法を提供する。
【解決手段】単結晶SiCからなる半導体基板1表面にエピタキシャル層2を積層させて形成したSiC基板の表面にレジスト膜12を形成し、基板裏面から紫外線を照射することで、表面のレジスト膜12を露光する。結晶欠陥11のある部分は、レジスト膜12は露光されないため、開口が形成される。その開口部内にイオン注入することで、エピタキシャル層2、半導体基板1を高抵抗化し、結晶欠陥を除去する。最後に、レジスト膜12を除去することで、半導体装置を形成することができるSiC基板が得られる。 (もっと読む)


【課題】ナノおよびマイクロマシン(N/MEMS)デバイスに単結晶ダイヤモンドを利用することは困難であり、報告例がなかった。それは、犠牲層である酸化物上に単結晶ダイヤモンドを成長させることが困難なためである。従来技術では、犠牲層酸化物上に多結晶或いはナノダイヤモンドを作製することによって、カンチレバー等を作製しているが、機械性能、振動特性、安定性及び再現性は不十分であった。
【解決手段】本発明は、ダイヤモンド基板101内の高濃度イオン注入領域がグラファイトに改質されることを利用し、改質されたグラファイト層104を犠牲層として電気化学エッチング除去し、その上に遺されたダイヤモンド層を可動構造体とする。作製されたカンチレバー106は高い周波数の共鳴振動を示した。単結晶ダイヤモンドを使用することによって、N/MEMSデバイスの機械性能、安定性および電気特性を改良することができる。 (もっと読む)


【課題】加工しろが小さく一様な加工が容易なGaN基板およびその製造方法、かかるGaN基板を用いたGaN層接合基板および半導体デバイスの製造方法を提供する。
【解決手段】GaN基板20は、第1領域20jと、第1領域20jに比べてGa/N組成比が高い第2領域20iとを含み、第2領域20iは、一方の主面20mから所定の深さDを中心に深さD−ΔDから深さD+ΔDまで広がり、深さDにおけるGa/N組成比と第1領域20jの深さD+4ΔD以上の深さにおけるGa/N組成比との差が、深さD+ΔDにおけるGa/N組成比と第1領域20jの深さD+4ΔD以上の深さにおけるGa/N組成比との差の3倍であり、第2領域20iのGa/N組成比が、第1領域20jの深さD+4ΔD以上の深さにおけるGa/N組成比に対して1.05以上であるので、外部から加えられるエネルギーにより、第2領域20iで容易に分離される。 (もっと読む)


【課題】光加熱式のアニール炉の低コスト化および光加熱源の長寿命化が図れ、ウェーハ表面のボイド欠陥を消滅させ、ウェーハの表面粗さを小さく可能なシリコンウェーハの製造方法を提供する。
【解決手段】ウェーハ表層にイオン注入して形成されたアモルファスシリコン領域部が、単結晶シリコンに比べて吸光係数が高いので、シリコンウェーハより低い加熱温度で、アモルファスシリコン領域部のみを溶融できる。その結果、仮にウェーハ表面にボイド欠陥が存在しても、ウェーハより低温でボイド欠陥を消滅させ、その表面粗さを小さくできる。しかも、従来より低出力の光加熱式のアニール炉でこれらの効果が得られ、アニール炉の低コスト化および光加熱源の長寿命化が図れる。 (もっと読む)


本発明は、出発基板の自由面に沿って広がる少なくとも1つの厚い表面領域がGaNからなる出発基板からGaN薄層を作製するための方法に関する。上記方法は、以下のステップ:ヘリウムおよび水素原子を用いて基板の上記自由面に衝撃を与えるステップであって、第一にヘリウムが上記厚い表面領域の厚さに注入され、その後水素が注入され、ヘリウムドーズ量および水素ドーズ量がそれぞれ1.1017原子/cm〜4.1017原子/cmで変化するステップと、出発基板の残余部に対して、自由面とヘリウムおよび水素注入深さとの間に位置する厚い領域の部分全体の分離を誘発するために、出発基板に破断プロセスを施すステップと、を含む。このヘリウムは、有利に少なくとも水素のドーズ量と等しいドーズ量で注入されるが、単独注入することもできる。
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【課題】ウェーハ表層部に厚い無欠陥層を有し強力なゲッタリング能力を備えたアニールウェーハを低コストに製造する方法を提供する。
【解決手段】少なくとも、窒素をドープしたシリコン単結晶ウェーハ11に、該ウェーハの表面から1.5μm以上の深さに炭素イオン濃度のピークを有するように炭素イオン14をイオン注入した後、該イオン注入したウェーハ11に、非酸化性雰囲気下で1000℃以上シリコンの融点未満の温度で1秒以上熱処理を行うことを特徴とするアニールウェーハの製造方法。 (もっと読む)


マスクされ制御されたイオン注入を、アニーリングもしくはエッチングと併せて、CVDで形成した単結晶ダイヤモンドに使用し、光学用途にも、ナノ電子機械装置形成にも、医療装置形成にも使えるような構造を作成できる。イオン注入法は、ダイヤモンドの成長表面下に一種類もしくは複数種類の原子を入れ込む際に使われる手法であって、ダイヤモンドの成長表面下の所定の深さに、ピーク濃度の原子を有する被注入層を形成するために用いられる。この組成物を、適切な条件の非酸化環境下で加熱して、ダイヤモンド基層と被注入層とを分離する。剥がれた構造に対してさらにイオン注入を行って、望みのままに構造をまっすぐに伸ばしたり曲げたりすることもできる。また、硼素添加を用いて、導電性ダイヤモンド構造を作成することも可能である。 (もっと読む)


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