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Fターム[4K014AB13]の内容

銑鉄の精製;鋳鉄の製造;転炉法以外の製鋼 (4,082) | 処理、添加剤 (1,043) | 化合物 (812) | 炭酸塩 (84) | ソーダ灰(Na2CO3) (24)

Fターム[4K014AB13]に分類される特許

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【課題】脱硫・脱燐に寄与するNa2 Oを積極的多量に生石灰に混成させたかたちの精錬剤とすること、Na2 Oが溶湯投入直後に消失することなくCaOとともに溶鉄内での反応を可能にしておくこと、Na2 Oの原料となるNa2 CO3 の精錬剤への転化率を高めて未消費損失を可及的に抑制できるようにすること。
【解決手段】カルシウム・アルミネート・ソーダの混成固形物CaO・Al23 ・Na2 Oを30ミリメートル以下に粉砕した石灰系フラックスであり、これにはCaO100重量部に対してAl23 は80ないし120重量部、Na2 Oは24ないし76重量部含ませる。また、カルシウム・フェライト・ソーダの混成固形物を粉砕した石灰系フラックスとする場合、CaO100重量部に対してFe23 は90ないし130重量部、Na2 Oは25ないし80重量部含ませる。 (もっと読む)


【課題】硫化水素やSOxなどの有害物質の大気開放を行うことなく、硫黄分を高温高圧水に抽出・除去した後、フラックスとして使用する脱硫スラグの連続使用方法および処理装置を提供する。
【解決手段】本発明は、脱硫スラグと水とを耐圧容器に収容後、前記耐圧容器を加温することにより収容される水を150〜300℃の高温高圧水とし、生成した前記高温高圧水と前記脱硫スラグとの接触により前記脱硫スラグ中の硫黄分を前記高温高圧水中に抽出する抽出工程と(ステップS106)、前記抽出工程終了後、高温高圧状態を保持しながら前記耐圧容器内の前記高温高圧水を排出する排出工程と(ステップS107)、を含む。 (もっと読む)


【課題】銅を含有するスクラップの銅を硫化物系フラックスで除去する際に、銅、及び脱銅処理後の冷却スラグをそれぞれ有効利用する。
【解決手段】銅を含有するスクラップを溶銑とともに溶解してナトリウム、鉄、硫黄を主成分とするフラックスを用いて脱銅精錬を行って得られる脱銅スラグの処理に際し、脱銅スラグ中の酸素含有量を3質量%以上にすると共に、脱銅スラグを600℃以上800℃以下の温度範囲で3時間以上保持することによって、脱銅スラグ中の銅を金属銅に改質して回収し、無機化合物のスラグと金属銅とを分離する。 (もっと読む)


【課題】機械式攪拌装置において溶銑脱硫処理を行う際に、脱酸剤の添加なく、脱硫剤の酸素ポテンシャル増加を抑制して、脱硫率を向上させる手段を提供する。
【解決手段】器内の溶銑に回転していないインペラーが浸漬された静止浴面からインペラーの高さを変えずにインペラーを回転した時の渦中心の凹みまでの距離である渦中心の凹み深さ(H1)が,静止浴面からインペラー上端までの距離であるインペラーの浸漬深さ(H2)とインペラーの高さ(h)との和(H2+h)よりも大きくなるように、攪拌条件を定めて処理する方法において、インペラーの高さ(h)/基準インペラー高さ(L)が0.9〜1.2となる条件で処理する。 (もっと読む)


【課題】 機械攪拌式脱硫装置を用いて溶銑を脱硫処理するにあたり、添加した脱硫剤を溶銑中に効率良く分散することができ、溶銑を従来に比べて高い脱硫率で脱硫処理することのできる脱硫処理用精錬容器及び脱硫処理方法を提供する。
【解決手段】 本発明の精錬容器13は、底部の内面形状が該精錬容器の中心軸に対して軸対称とはならないように、底部に施工される耐火物16の施工厚みが施工箇所に応じて異なることを特徴とし、本発明の脱硫処理方法は、内部に耐火物が施工された、ほぼ円形平断面の鍋型精錬容器に収容された溶銑に、前記精錬容器のほぼ中心位置でインペラーを浸漬させ、且つ該インペラーの回転軸をほぼ鉛直にして溶銑中で回転させ、溶銑上に添加された脱硫剤と溶銑とを攪拌して溶銑を脱硫処理するにあたり、前記精錬容器として、その底部の内面形状が該精錬容器の中心軸に対して軸対称ではない鍋型精錬容器を用いる。 (もっと読む)


【課題】芯金に曲がっている部分を有するランスパイプであって、粉末など固体の溶湯処理剤を導入しても芯金が損耗し難く、且つ容易に製造することができるランスパイプを提供する。
【解決手段】金属製で円管状の芯金10、及び、芯金の外周面を被覆する耐火物層20を備え、固体の溶湯処理剤を溶融金属に供給するランスパイプ1であって、芯金は、溶湯処理剤が導入される導入口21から直線状に伸びる直管部11、及び、直管部から湾曲して延設される曲管部12を備え、金金の直管部の内周面、及び、曲管部において曲管部において曲管部の湾曲に対して外側となる方向の内周面から、芯金の内径の1/20〜1/2の高さ突出している一以上の金属製の突片Pを具備する。 (もっと読む)


【課題】脱りん処理における気体酸素と固体酸素源との供給量や供給タイミングを規定することによって、確実に所望の[P]を得られることができるようにする。
【解決手段】脱りん処理において、前記気体酸素の供給量が30%となるまでに、転炉型精錬容器の上方から添加する脱りん剤の投入を完了し、第1吹き込み期間では、気体酸素の供給速度を0.9〜1.2Nm3/min/tとする。第2吹き込み期間では、気体酸素の供給速度を0.5〜0.8Nm3/min/tとする。第3吹き込み期間では、気体酸素の供給速度を0.9〜1.2Nm3/min/tとする。転炉型精錬容器の上方から添加する固体酸素源の球換算直径を1〜10mmとする。第1投入期間では、固体酸素源の平均供給速度を5〜20kg/min/tとする。第2投入期間では、固体酸素源の平均供給速度を0〜0.5kg/min/tとする。 (もっと読む)


【課題】フッ素を含有しない精錬剤を用いて溶融金属の精錬処理を行う際に、精錬容器耐火物へのスラグ付着を抑制する方法を提供する。
【解決手段】フッ素を含有しない精錬剤を用いて溶融金属の精錬処理を行う際に、精錬処理の事前又は精錬処理と同時に精錬容器内にソーダ石灰ガラスを添加することを特徴とする精錬容器耐火物へのスラグ付着抑制方法である。溶融金属の精錬処理が溶鉄の脱硫処理であり、フッ素を含有しない精錬剤がCaOと金属Mg、MgO、焼成ドロマイト、Alドロスを含む脱硫剤であるときに優れた効果を発揮する。前記精錬処理が、KR溶銑脱硫処理、トーピードカー溶銑脱硫処理、溶鋼への粉体吹き込み脱硫処理、溶鋼真空脱ガス処理のいずれかである。ソーダ石灰ガラスの添加量を、溶湯トン当たり0.5〜5kgとすると好ましい。 (もっと読む)


【課題】銅含有鋼屑を使用して製造した溶銑中の銅を、大がかりな設備を必要とせずに硫黄含有フラックスを用いて効率良く除去し、次いで、前記硫黄含有フラックスにより持ち来たされる溶銑中の硫黄を、銅を含有する硫黄含有フラックスを排出することなく、同一反応容器内で効率的に除去し、銅含有量及び硫黄含有量ともに少ない溶銑を製造する。
【解決手段】溶銑からの銅及び硫黄の除去方法は、銅含有鋼屑を加炭溶解して製造した、反応容器内に収容された溶銑に、硫黄含有フラックスを添加し、該フラックスに溶銑中の銅を吸収させて溶銑中の銅を除去し、次いで、この銅を含有する硫黄含有フラックスを排出することなく、前記反応容器内に脱硫用フラックスを添加して溶銑に含有される硫黄を除去する。 (もっと読む)


【課題】 鉄源として銅含有鋼屑を使用し、該鋼屑を溶解して製造される溶銑中の銅を、FeS−Na2S系フラックスなどの硫黄含有フラックスにより除去するに際し、大がかりな設備を必要とせずに効率良く銅を除去する。
【解決手段】 本発明による溶銑の脱銅処理方法は、反応容器内に収容された銅含有溶銑に、精錬剤として、アルカリ金属の化合物と鉄−硫黄合金とハロゲン化物とを添加し、前記精錬剤により銅含有溶銑中の銅を吸収・除去することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 鉄源として銅含有鋼屑を使用し、該鋼屑中の銅に起因する溶銑中の銅を硫黄含有フラックスにより除去して高級鋼を製造するに際し、溶銑中の銅を大がかりな設備を必要とせずに効率良く除去するとともに、硫黄含有フラックスを反応容器から排出しなくても、該フラックス中の銅の溶銑へ戻りを防止して、硫黄含有フラックスにより溶銑中に持ち来たされる硫黄を効率良く除去する。
【解決手段】 本発明による鋼屑を鉄源とした溶銑の製造方法は、銅含有鋼屑を加炭溶解して製造した、反応容器内に収容された溶銑に、硫黄含有フラックスを添加し、該フラックスに溶銑中の銅を吸収させて溶銑中の銅を除去し、次いで、この銅を含有するフラックスを排出することなく、前記反応容器内にCaO含有物質を添加し、該CaO含有物質による熱吸収により前記硫黄含有フラックスを固化させる。その後、前記CaO含有物質を脱硫剤として続けて脱硫処理を行うことが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 主たる鉄源として銅含有鋼屑を使用し、該鋼屑中の銅を硫黄含有フラックスにより除去して高級鋼用溶鋼を製造するに際し、大がかりな設備を必要とせず、且つ、鋼屑中の銅を少ない硫黄含有フラックスで効率良く除去することができ、最終的には銅含有量及び硫黄含有量ともに少ない溶鋼を製造する。
【解決手段】 本発明の溶鋼の製造方法は、鋼屑を鉄源として溶鋼を製造するにあたり、シュレッダー処理、及び、該シュレッダー処理後に磁力選別及び/または比重選別が施された鋼屑を加炭溶解して製鋼用溶銑を製造し、その後、該溶銑に含まれる銅を硫黄含有フラックスを用いて除去し、次いで、溶銑に含まれる硫黄を除去し、更に、硫黄を除去した溶銑に脱炭精錬を施して溶鋼を製造することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】過剰に脱硫せずに、最小の処理時間で目的の溶銑中S濃度を得る。
【解決手段】Sが0.020〜0.0050質量%含有された溶銑260〜300tonを対象として、脱硫剤を3〜7kg/ton使用し、該溶銑中に羽根上部における径が1300〜1700mmのインペラーを浸漬して120〜140rpmで回転し、目標のS濃度を得る溶銑脱硫方法であって、インペラーの回転開始から回転終了までの脱硫処理時間tを、23−0.01×r≦t ≦27−0.01×r式のrに脱硫処理開始前のインペラーの羽根上部における径を代入して求めた範囲に定めて調整し、脱硫処理を終了する。
【効果】脱硫率のばらつきを抑制し、過剰に脱硫せずに、最小の処理時間で目的の溶銑中S濃度を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】鉄源として銅含有鋼屑を使用して高級鋼を製造するに際し、鋼屑中の銅を効率良く、且つ大がかりな設備を必要とせずに除去する方法を提供する。
【解決手段】鋼屑中の銅の除去方法は、銅含有鋼屑を加炭溶解して製鋼用溶銑を製造し、その後、該溶銑に含まれる銅を硫黄含有フラックスを用いて除去し、次いで、溶銑に含まれる硫黄を除去する。この場合、前記硫黄含有フラックスとしてNa2Sを主成分とするフラックスを使用すること、溶銑に含まれる銅の除去処理を、機械攪拌式精錬装置で行う、或いはフラックス吹き込み法により行うことが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 製鋼用の溶銑中に含まれる有害成分である銅を効率良く、且つ大掛かりな設備を必要とせずに除去する方法を提供する。
【解決手段】 本発明による溶銑の脱銅処理方法は、反応容器内に収容された溶銑に、精錬剤として鉄−硫黄合金とNa2CO3とを添加し、該精錬剤によって溶銑中の銅を除去する溶銑の脱銅処理方法であって、脱銅処理前の溶銑中に含まれる硫黄質量S1(kg-S/t-溶銑)と前記精錬剤中の硫黄質量S2(kg-S/t-溶銑)との合計値(S1+S2)が5〜30kg-S/t-溶銑となり、且つ、前記Na2CO3の質量N1(kg-Na2CO3/t-溶銑)と前記合計値(S1+S2)との比(N1/(S1+S2))が0.5〜5となるように調整する。 (もっと読む)


【課題】機械式攪拌装置においてCaO含有物質をベースとした脱硫剤を用いて溶銑脱硫処理を行う際に、併用するCaC2含有物質のCaC2の脱硫反応利用効率を高くする方法を提供する。
【解決手段】脱硫処理に要する全撹拌時間が5分間から20分間の場合であって、脱硫処理に用いるCaC2含有物質以外の全ての脱硫剤のうち80質量%以上を脱硫処理開始時あるいは開始前に添加し、かつ、CaC2含有物質を脱硫処理に要する全攪拌時間のうち攪拌開始から50%以上95%以下の期間に添加する。CaC2含有物質を溶銑1トンあたりCaC2純分で0.05kg以上1kg以下のものとすること、および/またはCaC2含有物質添加前にAl含有物質を添加することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】本発明は、現状よりコストをかけないで、且つ予備処理での溶銑の温度をあまり低下させずに、転炉におけるスクラップの使用量を高めることの可能な溶銑予備処理方法を提供することを目的としている。
【解決手段】 処理容器に保持した溶銑中に、インジェクションランスを浸漬し、該ランスを介して酸化剤と石灰系造滓剤を、処理の開始当初より終了まで連続的に吹き込み、該溶銑から脱珪及び脱燐を行う溶銑の予備処理方法を改良した。改良後の方法は、処理開始当初は、気体酸素だけを吹き込み、溶銑のSi濃度が0.1質量%まで低下した後に、前記気体酸素に加え、固体酸化剤及び生石灰を吹き込むと同時に、前記処理容器の上方空間に別途設けた上吹きランスを介して、該溶銑の浴面上に気体酸素を吹き付けるものである。 (もっと読む)


【課題】 回転する攪拌羽根を有する機械式攪拌装置を用いて溶銑や溶鋼などの溶融鉄を精錬するに当たり、脱硫剤などの精錬用フラックスを効率良く溶融鉄中へ添加・分散させて、効率良く精錬を実施する。
【解決手段】 攪拌羽根4を備えた機械式攪拌装置を用い、攪拌羽根を回転させて溶融鉄3と精錬用フラックス7とを攪拌混合して溶融鉄を精錬するに際し、前記攪拌羽根の回転数と攪拌羽根の直径とが下記の(1)式の関係を満たすように調整する。但し、(1)式において、Fは、攪拌羽根の回転数(rpm)、Rは、攪拌羽根の直径(m)である。
F×R>200 …(1) (もっと読む)


【課題】CaOとNaCOと有する脱硫剤を用いる溶銑の脱硫において、NaCOの蒸発損失を大幅に抑制でき、これにより、脱硫に要する脱硫剤の量及び発生するダスト量を削減可能な溶銑の脱硫方法を提供する。
【解決手段】Cを2.5%以上含有する溶銑を機械撹拌式脱硫法により脱硫するに際し、NaCOを4%以上33%以下含有し、CaOを66%超95%以下含有する脱硫剤を溶銑に添加するとともに、脱硫を行った後のスラグに含まれるSiOの濃度が8%以上20%未満となるように調整して脱硫を行う。 (もっと読む)


【課題】溶銑予備処理に際して発生するダストを用いた機械撹拌式溶銑脱硫装置による、溶銑予備処理ダストのリサイクル方法を提供する。
【解決手段】溶銑予備処理装置より発生するダストを乾式集塵機により集塵し、得られた集塵ダストを機械攪拌式脱硫装置にリサイクルして使用する方法において、集塵ダスト単独または一種類以上の精錬剤とともに、溶銑鍋内の溶銑表面の直上に設置したノズルより溶銑に向けて上方から吹き付けか、溶銑中に浸漬させた攪拌羽根に設置したノズルより溶銑中に吹込む。 (もっと読む)


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