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Fターム[4K037FB08]の内容

薄鋼板の熱処理 (55,812) | 熱間圧延 (632) | 熱延スケジュールを規定したもの (187) | 仕上圧延率、仕上圧延パススケジュール (110) | 仕上後段パスあるいは最終パス圧下率 (55)

Fターム[4K037FB08]に分類される特許

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【課題】 強度および延性の双方を改善し、特に延性の優れた高強度薄鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 金属組織が軟質相であるフェライトと硬質相であるパーライト、ベイナイト、オーステナイトまたはマルテンサイトの1種または2種以上から成り、板断面の組織観察で軟質相結晶粒と硬質相結晶粒のそれぞれの一部または全部が結晶粒の方位差で5度以下の結晶粒の群をなし、軟質相の結晶粒群と硬質相の結晶粒群の両方について、結晶粒の群のアスペクト比が5.0以上であることを特徴とした延性に優れた高強度鋼板であり、熱延の仕上げ圧延の最終圧下率を10%以上で行い、仕上げ温度を880℃以下とし、750〜650℃の温度域に1℃〜100℃/sの平均冷速で冷却し、引き続き750〜650℃の温度範囲で巻取った熱延鋼板を酸洗後、冷延し、その後焼鈍することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】強度−延性バランス、伸びフランジ性、耐衝突特性、更には剛性に優れた高強度冷延鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】C、Si、Mn、P、S、Al、Nを含有し、更に、質量%で、Nb:0.005〜0.100%、Ti:0.005〜0.100%の一方又は双方を合計で0.130%未満含有し、Ac1[℃]が700℃以上であり、未再結晶フェライトの面積率が10〜70%であり、硬質第2相の面積率が1〜30%であり、好ましくは板厚1/2層における{112}<110>方位の極密度が6以上であることを特徴とする高強度冷延鋼板。鋼片を熱間圧延し、酸洗後、冷間圧延を施した後、(Ac1[℃]−100℃)からAc1[℃]までの昇温速度を20℃/s以下、Ac1[℃]〜{Ac1[℃]+2/3×(Ac3[℃]−Ac1[℃])}の温度範囲内での滞留時間を10〜200sとして焼鈍する製造方法。 (もっと読む)


【課題】局部延性能に優れた熱延鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】Ti、Nb、Mo、Vのうちの1種又は2種以上を合計で0.05%以下含有し、フェライトを主相とし、鋼板表面から板厚の1/4の深さ位置におけるフェライトの平均結晶粒径D(μm)が下記の(1)式及び(2)式を満足し、降伏比が0.8以上であって、引張試験における降伏後の塑性歪み0.005から一様伸びの65%の歪みまでの範囲の歪みまでにおける平均塑性接線勾配H'が下記の(3)式を満足することを特徴とする局部延性能に優れた熱延鋼板。 1.2≦D≦7・・・・・(1)式 D≦2.7+5000/(5+350・C+40・Mn)・・・(2)式 0.1≦H'/TS≦−2×YR+3.1・・(3)式ここで、CおよびMnは鋼中の各元素の含有量(単位:質量%)、TSは引張強度(MPa)、YRは降伏比を示す。 (もっと読む)


【課題】SiやCrという易酸化性元素を多く含有する鋼板を母材とすることが可能なめっき鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、Si:0.2〜1.5%及びCr:0.5〜1.0%のうちの1種または2種を含有し、フェライトを主相とする炭素鋼または低合金鋼からなる鋼板を母材とする合金化めっき鋼板であって、母材表層のフェライトの平均結晶粒径が4μm以下であるとともに、母材表面から1μm以内におけるSi及びCrのEPMA線分析の最大強度が、母材中のSi及びCrのEPMA線分析の平均強度に較べて10倍以下であることを特徴とするめっき鋼板。 (もっと読む)


【課題】 テーラードブランク用熱延鋼板およびテーラードブランクを提供する。
【解決手段】フェライトを主相とし、マルテンサイトの体積率が5%以下の炭素鋼または低合金鋼からなる鋼板であって、鋼板表面から板厚の1/4の深さにおけるフェライトの平均結晶粒径D(μm)が下記の(1)式および(2)式を満足するとともに、鋼板表面から板厚の1/4の深さ位置におけるフェライトの平均結晶粒径の700℃における増加速度X(μm/min)と前記平均結晶粒径D(μm)が下記の(3)式を満足し、下記の(4)式で定義されるC当量(Ceq)が0.10〜0.33であるテーラードブランク用熱延鋼板及びテーラードブランク。 1.2≦D≦7 (1)式 D≦2.7+5000/(5+350・C+40・Mn) (2)式 D・X≦0.1 (3)式 Ceq=C+Mn/9+Si/24+Cr/5+Mo/4+Ni/40+V/14 (4)式 (もっと読む)


【課題】自動車用、家電用等の用途に好適な機械的強度、加工性及び熱的安定性に優れた熱延鋼板とその製造方法の提供。
【解決手段】質量%で、C:0.02〜0.2%、Si:0.01〜1.0%、Mn:0.1〜2.0%、P:0.2%以下、sol.Al:0.001〜0.5%、Ti:0.1%以下、Nb:0.1%以下、V:0.5%以下、Mo:0.5%以下、Ti+Nb:0.1%以下を含有し、残部がFe及び不純物からなる鋼組成を有し、フェライトを主相とする鋼板で、鋼板表面から板厚の1/4の深さ位置におけるフェライトの平均結晶粒径の700℃における増加速度X(μm/min)と平均結晶粒径D(μm)がD・X≦0.1を満足し、平均粒径200nm以下のセメンタイトがフェライト粒内に所定量析出している熱延鋼板。 (もっと読む)


【課題】硬化を目的とした熱処理を行うことなく、所望の硬さを有ししかも、打抜き加工後の平坦度および端面性状に優れた冷延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.10〜0.20%、Cr:0.05〜0.5%を含み、Si、Mn、P、Sを適正量に調整した組成を有する鋼素材に、仕上圧延の仕上圧延終了温度をAr3変態点以上とする熱間圧延と、仕上圧延終了後、8s以内に500〜650℃まで冷却し、500〜650℃で巻き取る処理とを施し、初析フェライトとパーライトと、あるいはさらにベイニティックフェライトまたはベイナイトとからなる基地を有し、かつ該基地中に存在するセメンタイトが平均で、2.0×104個/mm2以上分散した組織を有する引張強さ:440MPa以上の熱延鋼板としたのち、該熱延鋼板に好ましくは圧下率:30〜70%の冷間圧延を施し冷延鋼板とする。これにより、板面の硬さ確保を目的とした熱処理を行うことなく、所望の硬さを有ししかも、打抜き加工後の平坦度および端面性状に優れた冷延鋼板となる。 (もっと読む)


【課題】局部延性に優れた高ヤング率高強度冷延鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】高強度冷延鋼板を、質量%で、C:0.05〜0.25%、Si:1.00%以下、Mn:0.5〜3.5%、P:0.150%以下、S:0.0150%以下、Al:0.200%以下、N:0.0100%以下、Nb:0.005〜0.1%を含有し、残部が鉄及び不可避的不純物からなり、金属組織が、面積率で、10〜70%の未再結晶フェライト及び1〜30%の硬質第2相からなるものとし、その高強度冷延鋼板の製造方法として、鋼片を熱間圧延し、酸洗後、60%超の圧下率で冷間圧延を施した後、(Ac1[℃]−100℃)からAc1[℃]までの昇温速度を10℃/s以上、Ac1[℃]〜{Ac1[℃]+2/3×(Ac3[℃]−Ac1[℃])}の温度範囲内での滞留時間を10〜200sとして焼鈍する方法を採用する。 (もっと読む)


本発明は、高張力フラット鋼生成物を、少ない労力で、幾何学的寸法の広い範囲で、製造する方法に関する。このために、本発明によると、以下の組成(重量%で表示)
C: 0.08 〜 0.11%
Mn: 1.00 〜 1.30%
P: ≦ 0.030%
S: ≦ 0.004%
Si: 0.60 〜 0.80%
Al: ≦ 0.05%
N: ≦ 0.0060%
Cr: 0.30 〜 0.80%
Ti: 0.060〜 0.120%
残余鉄及び不可避の不純物
を有し、そして、複合相ミクロ組織を形成する鋼を、厚さ1〜4mmを有する鋳造ストリップへ鋳造して;
900〜1100℃の範囲にある最終熱間圧延温度、20%を超える変形度で、前記鋳造ストリップを連続圧延中にインラインで、0.5〜3.2mmの範囲にある厚さを有する熱間圧延ストリップへ熱間圧延して;
前記熱間圧延ストリップを、550〜620℃の範囲にある巻き取り温度で巻き取り;
10%の最小破断伸びA80での、800MPaの最小引張強さRを有する熱間圧延ストリップを得る。 (もっと読む)


【課題】優れた耐火性と圧延方向の高ヤング率とを兼備した熱延鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明は、質量%で、C:0.0005〜0.3%、Mn:0.1〜3.5%、Si:0.05〜2.5%、Cr:0.05〜2.5%、P:0.005〜0.15%、S:0.015%以下、Mo:0.01〜2.0%、Nb:0.005〜2.0%、B:0.0001〜0.01%、Ti:48/14×N(質量%)以上、0.2%以下、Al:0.15%以下、N:0.01%以下を含有し、かつSi+Cr≧0.2を満足し、残部はFe及び不可避不純物からなり、板厚の1/8層における{110}<223>、{110}<111>の何れか一方又は双方の極密度が10以上である。Ni、Cu、V、W、Caを含んでも良い。 (もっと読む)


【課題】極軟質高炭素熱延鋼板を得る。
【解決手段】C:0.2〜0.7%、Si:0.01〜1.0%、Mn:0.1〜1.0%、P:0.03%以下、S:0.035%以下、Al:0.08%以下、N:0.01%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる。組織は、フェライト平均粒径が20μm以上、粒径10μm以上のフェライト粒の体積率が80%以上、炭化物平均粒径が0.10μm以上2.0μm未満である。そして、粗圧延後、最終パスの圧下率を10%以上、仕上温度を(Ar3-20℃)以上で仕上圧延を行い、仕上圧延後2秒以内に120℃/秒超えの冷却速度で600℃以下の冷却停止温度まで1次冷却を行い、2次冷却により600℃以下の温度に保持した後、580℃以下の温度で巻取り、酸洗後、680℃以上Ac1変態点以下の温度で球状化焼鈍して製造される。 (もっと読む)


【課題】FB加工性に優れ、さらにFB加工後の成形加工性にも優れた鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.1〜0.5%、Si:0.5%以下、Mn:0.2〜1.5%、P、Sを適正範囲に調整した組成を有する鋼素材に、熱間圧延を施して熱延鋼板とするに当り、熱間圧延の仕上げ圧延が、Ar変態点〜850℃の温度域における総圧下率:25%以上、圧延終了温度:Ar変態点〜850℃、好ましくは仕上圧延終了後、50℃/s以上の平均冷却速度で冷却し、500〜700℃の温度域で冷却を停止し、巻取り温度:500〜650℃とする圧延を施す。これにより、パーライトを主体とする組織を有し、前記パーライトのパーライトコロニー平均粒径が1〜5μmで、あるいはさらにパーライトブロック全数のうちの60%以上が、パーライトコロニー数が2個以下のパーライトブロックである組織となり、FB加工性、金型寿命、およびFB加工後の加工性に優れた鋼板となる。 (もっと読む)


【課題】高強度で加工性に優れ、島状スケールが抑制されて表面性状にも優れた高張力熱延鋼板の提供。
【解決手段】C:0.05〜0.30%、Si<0.5%、Mn:0.5〜3.0%、Al:0.1〜2.0%を含有するとともにSi+Al:0.5〜2.0%を満たし、残部はFeと不純物の化学組成で、組織中に体積割合で5%以上のオーステナイトと60%以上のポリゴナルフェライトを含有し、オーステナイトの平均結晶粒径が2.0μm以下、前記ポリゴナルフェライトの平均結晶粒径が1.0μmを超えて3.0μmまでで、前記オーステナイト中のC含有量が0.7〜2.0%である高張力熱延鋼板。下記(1)〜(2)群のうちの少なくとも1群から選んだ1種以上の元素を含有してもよい。(1)Nb:0.005〜0.10%、Ti:0.005〜0.20%、V:0.005〜0.20%、(2)Ca:0.0002〜0.01%、Zr:0.002〜0.10%、REM:0.002〜0.10%。 (もっと読む)


この加工用熱延鋼板は、質量%にて、C=0.01〜0.2%、Si=0.01〜0.3%、Mn=0.1〜1.5%、P≦0.1%、S≦0.03%、Al=0.001〜0.1%、N≦0.006%、残部として、Fc及び不可避的不純物を含有し、そのミクロ組織が、主相であるポリゴナルフェライトと硬質第二相を有し、硬質第二相の体積分率が3〜20%であり、硬度比(硬質第二相硬度/ポリゴナルフェライト硬度)が1.5〜6であり、粒径比(ポリゴナルフェライト粒径/硬質第二相粒径)が1.5以上である。
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【課題】焼付硬化性と成形性ともに優れた高張力熱延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の高張力熱延鋼板は、所定の成分からなり、フェライト相を主相とし、第2相が10〜25%のパーライト相を有し、かつ、前記フェライト相の平均結晶粒径が10μm以下である混合組織であり、さらに、固溶N量が0.004〜0.010%である。また、上記高張力熱延鋼板は、上記成分からなる鋼を、1000℃以上1300℃以下の温度に加熱し、粗圧延後、10%以上の最終スタンド圧下率、(Ar3+10℃)以上の最終仕上げ圧延終了温度FDTで仕上げ圧延を行い、次いで、100℃/sec以上200℃/sec以下の冷却速度で、650℃以上750℃以下まで冷却した後、10℃/sec以上25℃/sec以下の冷却速度で、450℃以上600℃以下の巻取り温度まで冷却し、該巻取り温度で巻き取ることにより得られる。 (もっと読む)


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