説明

Fターム[4K037FF01]の内容

薄鋼板の熱処理 (55,812) | 熱延板焼鈍 (529) | 加熱温度 600℃以下 (54)

Fターム[4K037FF01]に分類される特許

41 - 54 / 54


【課題】450〜550MPaの引張強度、20%以上の全伸びを有し、さらには降伏伸びが5%以下となる缶用鋼板およびその製造方法を提案する。
【解決手段】成分として、Nb:0.005〜0.05%、Ti:0.005〜0.05%、B:0.0005〜0.005%の1種以上を含有することにより、析出強化、結晶粒微細化した鋼板を連続焼鈍により製造する。Nb、Ti、Bの1種以上を添加した鋼を熱延後、40℃/s以下の冷却速度で冷却し550℃以上で巻取ることで、冷圧、再結晶焼鈍後のセメンタイト析出を促進し、その結果、降伏伸びを5%以下にする。 (もっと読む)


【課題】r値が1.5以上で深絞り性に優れ、かつ耐二次加工脆性にも優れるTSが340MPa以上の高強度鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.0005〜0.04%、Si:0.01〜1.0%、Mn:0.2〜3%、P:0.003〜0.15%、S:0.015%以下、Al:0.005〜0.5%、N:0.006%以下、B:0.0003〜0.01%、およびNb:0.003〜0.1%とTi:0.003〜0.1%のうちから選ばれた少なくとも1種、を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成を有し、平均r値が1.5以上であり、かつ下記の式(1)で定義されるYが30未満であることを特徴とする高強度鋼板;Y=1500XP-3[B]-1.3X・・・(1)、ただし、XP=[P](1+0.1[Si]+0.2[Mn])で、Xは粒界を挟む2つの結晶方位差が15°以上の高傾角粒界のうち結晶方位差が50°以上の高傾角粒界の存在比率(%)を表し、[M]は元素Mの含有量(質量%、ただし[B]はppm)を表す。 (もっと読む)


【課題】引張強度が980MPa以上で、耐水素脆化特性が高められた高強度薄鋼板を提供する。また、上記高強度薄鋼板を生産性良く製造することが可能な冷延用の熱延鋼板であって、冷延性が改善された熱延鋼板を提供する。
【解決手段】C、Si、Mn、P、S、Al、Mo、Ti、B、およびNを含有する薄鋼板であり、該薄鋼板は、下記式で算出されるZ値が2.0〜6.0で、全組織に対する面積率で、残留オーステナイトが1%以上、ベイニティックフェライトおよびマルテンサイトが合計で80%以上であると共に、上記残留オーステナイト結晶粒の平均軸比が5以上であり、引張強度が980MPa以上である。
Z値=9×[C]+[Mn]+3×[Mo]+490×[B]+7×[Mo]/{100×([B]+0.001)} (もっと読む)


【課題】焼入れ前は軟質で加工性に優れ、かつ焼入れ性が良好な中炭素鋼板及びその製造方法を提供する
【解決手段】質量%で、C:0.15〜0.35%、Si:0.01〜0.25%、Mn:0.3〜1.2%、P:0.005〜0.03%、S:0.001〜0.01%、Cr:0.01〜0.50%、Ti:0.01〜0.05%、B:0.0005〜0.005%、Al:0.01〜0.08%及びN:0.0015〜0.01%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、下記数式で規定されるVc90が55未満である組成とし、更に、平均炭化物粒径を0.5μm以下、平均フェライト結晶粒径を15μm以上にする。
(もっと読む)


【課題】 表面キズを防止した耐候性、耐塗装剥離性に優れた鋼材の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.001〜0.15%、Si:2.5%以下、Mn:0.5〜2.5%、P:0.03%以下、S:0.005%以下、Cu:0.05〜1.0%、Ni:0.01〜0.5%以下、Cr:0.01〜3.0%、Al:0.003〜0.2%およびN:0.001〜0.1%、O(酸素):0.005%以下、さらにSn:0.03〜0.20%を含有し、残部がFeおよび不純物からなるスラブであって、Ni/Cuが0.5以下であるスラブの表面温度を1175〜1325℃に加熱した後、900℃以上の温度域で、全圧下量のうち70%以上の圧延を終了し、700℃以上で圧延を終了させたのち、必要により、30℃/s以下の平均冷却速度で500℃以下の温度まで冷却する。 (もっと読む)


【課題】引張強度TSが440MPa以上の高強度冷延鋼板の素材として用いるコイル内の材質ばらつきの小さい熱延鋼板とその製造方法を提案する。
【解決手段】C:0.010〜0.20mass%、Si:2.0mass%以下、Mn:1.0〜3.0mass%、P:0.005〜0.1mass%、S:0.01mass%以下、Al:0.005〜0.5mass%、N:0.01mass%以下を含有し、さらに、Nb,TiおよびVのうちから選ばれる1種または2種以上をそれぞれ0.01〜0.3mass%の範囲で含有する鋼スラブを熱間圧延し、コイル巻き取り後、均熱温度を500〜750℃とする連続焼鈍を施すことを特徴とする高強度冷延鋼板用熱延鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】鋼板の組成と組織を規定することにより、深絞り性と延性に優れた高強度冷延鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.05〜0.2質量%、Si:0.1〜2.0質量%、Mn:0.5〜3.0質量%、P:0.10質量%以下、S:0.02質量%以下、Al:0.005〜1.5質量%以下、N:0.02質量%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物元素よりなる組成を有し、かつフェライトを70体積%以上、残留オーステナイトを2体積%以上およびベイナイトからなる複合組織を有し、ランクフォード値(r値)が1.1以上である高強度冷延鋼板である。 (もっと読む)


【課題】440MPa以上のTS及び1.3以上のr値を有する深絞り用高強度複合組織型冷延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.015〜0.050、Si:1.0以下、Mn:1.0〜3.0、P:0.005〜0.1、S:0.01以下、Al:0.005〜0.5、N:0.01以下、Nb:0.01〜0.3を含有し、残部Fe及び不可避的不純物からなり、かつNbとCの含有量が式(1)を満たすスラブを、熱間圧延後、720℃以下の巻取温度CT℃で巻取り、式(2)と(3)から求まる範囲内の圧下率CR%で冷間圧延して、500〜750℃の均熱温度で熱処理後、さらに冷間圧延し、連続焼鈍して、面積率で、50%以上のフェライト相と1〜15%のマルテンサイト相を含むミクロ組織を得る方法;[C]-(12×[Nb]/93)≧0.01・・・(1)、350-CT+1000×ε1.2≧0・・・(2)、ε=ln(1+CR/100)・・・(3)、ここで、[M]は元素Mの含有量(質量%)を表す。 (もっと読む)


【課題】プレス成形後の製品の表面性状が良好で、優れた焼付硬化性および耐常温時効性を有する、引張強度が340MPa以上の複合組織を有する高張力冷延鋼板を提供する。
【解決手段】主相がフェライト相であるとともに第二相がマルテンサイト相を含む低温変態生成相である組織を備え、板幅方向へ長さが10mmである任意の断面におけるフェライト相の硬さ分布が、Hv(max)−Hv(ave)<0.5×Hv(ave)により規定される関係を満足する高張力冷延鋼板である。Hv(max)は、高張力冷延鋼板の板厚をtとした場合に表面から深さ方向への距離が(1/8)t〜(1/4)tの範囲におけるフェライト粒の最大ビッカース硬さであり、Hv(ave)は、この範囲におけるフェライト粒の平均ビッカース硬さである。 (もっと読む)


【課題】外観、化成性及び延性が優れた高強度薄鋼板並びにその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.3%、Si:0.001〜2.0%、Mn:0.01〜3.0%、P:0.0010〜0.1%、S:0.0010〜0.05%、Al:0.005〜2.0%、N:0.0010〜0.010%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、Si及びAlの総含有量が0.8〜2.0%であり、ミクロ組織における主相が、フェライト単独の相、又はフェライトに加えてベイナイト若しくはベイティックフェライトを含んでいる相であり、第2相が炭素を平均で1.0質量%以上含有したオーステナイトからなり、前記主相を合計で50〜97体積%含有し、前記第2相を3〜50体積%含有する。 (もっと読む)


【課題】鋼管の段階で高強度を付与し、曲げ加工した後の焼入れ焼戻しの処理を施すことなく所望の強度を有するスタビライザを低コストで提供する。
【解決手段】C:0.15〜0.30質量%,Si:0.5質量%以下,Mn:1.0〜2.5質量%,P:0.013質量%以下,S:0.01質量%以下,Cr:0.5〜1.5質量%,Mo:0.1〜0.5質量%,B:0.0005〜0.005質量%,Ti:0.01〜0.1質量%,N:0.010質量%以下及びAl:0.02〜0.08質量%を含み、残部がFe及び不可避的不純物からなる、ベイナイト主体の熱延コイルを電縫鋼管とする際に、電縫溶接部をMs点以下の温度に冷却した後に連続して電縫溶接部を(Ac1変態点)〜(Ac1変態点−100℃)の温度域で焼きなますことにより素材鋼管を製造し、この電縫鋼管を450〜650℃で1時間以下保持した後、この温度域で曲げ加工を施す。 (もっと読む)


【課題】高ヤング率鋼板、それを用いた溶融亜鉛めっき鋼板、合金化溶融亜鉛めっき鋼
板、高ヤング率鋼管、高ヤング率溶融亜鉛めっき鋼管、及び高ヤング率合金化溶融亜鉛め
っき鋼管、並びにそれらの製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の高ヤング率鋼板は、質量%で、C:0.0005〜0.30%、
Si:2.5%以下、Mn:0.1〜5.0%、P:0.15%以下、S:0.015%
以下、Al:0.15%以下、N:0.01%以下含有し、Mo:0.005〜1.5%
、Nb:0.005〜0.20%、B:0.0001〜0.01%、Ti:48/14×
N(質量%)以上0.2%以下の1種または2種以上を合計0.015〜1.91質量%
含有し、板厚1/8層の{110}<223>及び{110}<111>のいずれか一方
または双方の極密度が10以上、圧延方向のヤング率が230GPa超である。 (もっと読む)


【課題】 高強度かつ加工性に優れるCr含有合金熱延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明のCr含有合金熱延鋼板は、質量%で、C:0.003%以上0.03%以下、N:0.003%以上0.02%以下、Si:1.0%越え3.0%以下、Mn:1.0%越え3.0%以下、P:0.05%以下、S:0.01%以下、Cr:4%以上9%以下、Ni:3%以下、Al: 0.05%以下、B:0.0002%以上0.0020%以下、O:0.0050%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、フェライトが体積分率で50%以上である組織を有する。また、前記組成を有する鋼を、800℃以上1000℃以下の仕上温度で熱間圧延し、900℃以下の温度で巻取り、熱延板としたのち、該熱延板を550℃以上950℃以下の温度で焼鈍することにより製造される。 (もっと読む)


【課題】合金元素添加量を抑制してフェライト結晶粒の微細化により強度を上昇させ、しかも同時にプレス成形時に重要となる強度と延性とのバランスに優れ、静動差が170MPa以上である、ナノ結晶粒(結晶粒径が1.2μm以下)を含む高強度鋼板を提供する。
【解決手段】フェライト相と上記フェライト相中に分散する硬質第2相とからなる金属組織を呈し、前記金属組織に占める硬質第2相の面積率が3〜30%であり、前記フェライト相中に占める、結晶粒径が1.2μm以下のナノ結晶粒の面積率が15〜90%であり、結晶粒径が1.2μm以下のナノ結晶粒の平均粒径dSと結晶粒径が1.2μmを超えるミクロ結晶粒の平均粒径dLとが下記の式を満たすことを特徴とする高強度鋼板。
【数1】
dL/dS≧3 (もっと読む)


41 - 54 / 54