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Fターム[4K043AB32]の内容

Fターム[4K043AB32]に分類される特許

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【課題】製造時の球状化処理時間の短縮化が図れるうえに、十分に硬さを低減することができる高炭素鋼線材および高炭素鋼線材の製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】質量%で、C:0.95〜1.10%、Si:0.15〜0.70%、Mn:1.15%以下(0%を含まない)、Cr:0.90〜1.60%、P:0.050%以下、S:0.050%以下、Al:0.100%以下、Ti:0.015%以下、N:0.025%以下、O:0.0025%以下を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなり、フェライト結晶粒径が20.0μm以下であって、且つ、炭化物中のCr濃度が、質量%で6.0%以上である。 (もっと読む)


【課題】熱延後の冷却中や、保管・搬送時には剥離せず、MDの際に容易に剥離するスケールが形成された線材、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明は、C:0.05〜1.2%(質量%の意味。以下、化学成分について同じ。)、Si:0.01〜0.5%、Mn:0.1〜1.5%、P:0.02%以下(0%を含まない)、S:0.02%以下(0%を含まない)、N:0.005%以下(0%を含まない)を含有し、残部が鉄及び不可避不純物である鋼線材であって、厚さ7.0μm以下のスケールを有し、且つ、該スケール中のFeO比率が30〜80体積%であり、Fe2SiO4比率が0.1体積%未満である鋼線材である。 (もっと読む)


【課題】部品としての引張強度が1200MPa以上1500MPa未満であり、かつ耐水素脆化特性に優れた機械部品を得ることが可能な特殊鋼線材、鋼線および機械部品とその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼材化学成分が質量%で、C:0.35〜0.85%、Si:0.05〜2.0%、Mn:0.20〜1.0%、P:0.030%以下、S:0.030%以下、Al:0.005〜0.05%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、熱間圧延後の変態前のオーステナイト結晶粒の粒度番号が8以上であり、変態後のパーライト組織を体積率で64×(C%)+52%以上含み、残部の組織が初析フェライト組織、またはベイナイト組織の1種または2種からなる特殊鋼線材。該線材から製造された特殊鋼鋼線。該鋼線から製造された引張強さが1200MPa以上1500MPa未満であり、かつ耐水素脆化特性に優れた機械部品。 (もっと読む)


【課題】強度、靱性、および、耐食性に優れるだけでなく、起歪体性能に優れた起歪体用析出硬化型ステンレス鋼を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.010〜0.060%、Si:1.0%以下、Mn:1.0%以下、P:0.05%以下、S:0.03%以下、Cu:2.0〜4.0%、Ni:2.5〜5.0%、Cr:13.0〜17.0%、Mo:1.0%以下、Al:0.030%以下、O:0.020%以下、N:0.010〜0.050%、および、Nb:0.10〜0.40%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、C+N:0.025〜0.095%、Cu+Ni:8.5%以下、以下の式で示されるα値が510以下である析出硬化型ステンレス鋼とする。α=1320([C]+[N])+52[Ni]+14[Cu]+10[Cr]+20[Mo]+26[Mn]+20[Si] (もっと読む)


【課題】従来の方法では不可能であった、断面変化連結部の前後においても所望の機械的特性を得ることが可能な引張強度が980MPa以上の高強度鋼板を製造するための有用な方法を提供する。
【解決手段】所定の複合組織を有する高強度鋼板を連続焼鈍ラインで製造するに際して、均熱温度(Tss)、焼入れ前温度(Tq)、再加熱温度(TRH)および通板速度Vを、各鋼板の断面積に応じて夫々予め設定しておき、鋼板断面積が異なる鋼板の連結部が連続ラインの焼入れ領域を通過するときに、設定条件の変更を開始し、所定時間かけて上流側の鋼板の設定条件に移行する。 (もっと読む)


【課題】軟化焼鈍を施しつつソリッドワイヤ用鋼線材を製造するに際して、軟化焼鈍条件を適切に制御することによって、ソリッドワイヤ用鋼線材を酸洗性に優れたものとする方法、およびこうした方法によって得られる酸洗性に優れたソリッドワイヤ用鋼線材を提供する。
【解決手段】化学成分組成を適切に調整した鋼線材を軟化焼鈍する際に、軟化焼鈍炉内の温度を700〜850℃に設定すると共に、軟化焼鈍炉内の酸素濃度を10容量%以下、水蒸気濃度を20容量%以下とし、且つこれら酸素濃度と水蒸気濃度が下記(1)式および(2)式の関係を満足するように調整し、60分以上、15時間以下で軟化焼鈍する。
Y≧0.02X-7.5388 …(1)
Y≧0.02X-0.301 …(2)
但し、X:軟化焼鈍炉内の酸素濃度(容量%)、Y:軟化焼鈍炉内の水蒸気濃度(容量%)、を夫々示す。 (もっと読む)


【課題】冷間鍛造前の軟質化焼鈍温度の低温化が可能であり、焼鈍後には優れた冷間鍛造性を実現する鋼線材とその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.005〜0.60%、Si:0.01〜0.40%、Mn:0.20〜1.80%、P:0.040%以下、S:0.050%以下、N:0.0005〜0.0300%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、金属組織が初析フェライト組織とパーライト組織、及びベイナイト組織から構成され、パーライト組織を体積率で1.40×C(%)×100%以上含み、初析フェライトの体積率が(1-1.25×(C%))×50%以下(0%を含む)であり、ベイナイト組織の体積率が20%以下(0%を含む)であり、引張強さが340+920×Ceq.MPa以上である。 (もっと読む)


【課題】本発明は、プレストレストコンクリート等に用いられているPC鋼線に関するものであり、特に、耐遅れ破壊特性と延性に優れる強度が2000MPa以上の高強度PC鋼線とその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.9〜1.2%、Si:0.01〜1.5%、Mn:0.2〜1.5%、Al:0.001〜0.05%、N:0.0005〜0.010%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、かつ90%以上の伸線加工パーライトと10%以下のフェライト、ベイナイト組織からなり、引張強さが2000MPa以上であるPC鋼線であって、該PC鋼線の線径をDとしたときに、PC鋼線の表面から0.1Dの領域(表層部)の表層Hv硬さ(Hv表)と表層部より内側の領域(内部)の内部Hv硬さ(Hv内)の比(Hv表/Hv内)が1.1以下であることを特徴とする耐遅れ破壊特性に優れた高強度PC鋼線、及びその製造方法である。Cr、Mo、V、Ni、Cu、Bの1種又は2種以上、及び/又は、Ti、Nb、Zrの1種又は2種以上を含有しても良い。 (もっと読む)


【課題】伸線加工性に優れ、太径からの強加工でも断線を充分に抑制できる熱間圧延線材を提供すること。
【解決手段】C:0.35〜0.65%、Si:1.4〜3.0%、Mn:0.10〜1.0%、Cr:0.1〜2.0%、P:0.025%以下(0%を含まない)、S:0.025%以下(0%を含まない)、N:0.006%以下(0%を含まない)、Al:0.1%以下(0%を含まない)、およびO:0.0030%以下(0%を含まない)を含有し、残部がFeおよび不可避不純物からなり、鋼中水素量が2.50ppm以下であり、硬さ(HV)が、460×C00.1以下(C0は、深さD/4(D:線材直径)の位置におけるC含有量(質量%)を表す。)である熱間圧延線材。 (もっと読む)


【課題】搬送時にはスケール密着性が良くてスケールが剥離しにくく、メカニカルデスケーリング時にはスケール剥離性が良くてメカニカルデスケーリング性に優れた鋼線材を提供する。
【解決手段】(1) C:0.05 〜1.2 質量%、Si:0.01〜0.5質量%、Mn:0.1 〜1.5 質量%を含有する鋼線材において、スケールと鋼との界面に、P濃度の最大値:2.5 %以下のP濃化部が形成され、かつ、このP濃化部の直上にFe2SiO4 層が形成されていることを特徴とする鋼線材、(2) 前記鋼線材においてFe2SiO4 層の厚みが0.01〜1μmであるもの、(3) 前記鋼線材においてCr:0%超0.3 %以下および/またはNi:0%超0.3 %以下を含有するもの、(4) 前記鋼線材においてCu:0%超0.2 %以下を含有する。 (もっと読む)


【課題】安価なフェライト系ステンレス鋼線において、ガラス封入時のクラックや気泡の発生を防止することができるガラス封入用フェライト系ステンレス鋼線およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C+N:0.005〜0.040%を含有し、更に、Nb:0.05〜1.0%,Ti:0.05〜1.0%,V:0.05〜1.0%,Zr:0.05〜1.0%のうち1種類以上を含有し、下記(A)式のγpが0以下であり、500〜1200℃の加熱で相変態しないことを特徴とするガラス封入時の耐クラック発生および耐気泡発生に優れるガラス封入用フェライト系ステンレス鋼線およびその製造方法。
γp=470N+420C+30Ni+7Mn-11.5Cr-11.5Si+189
-47Nb-49Ti-50V-50Zr ・・・(A) (もっと読む)


【課題】 断線を防止でき、結晶粒子を小さくして、耐割れ性等を改善できるフェライト系ステンレス鋼溶接ワイヤを提供する。
【解決手段】 線材として、C:0.03質量%以下、Si:3質量%以下、Mn:3質量%以下、Ni:2質量%以下、Cr:11〜20質量%、Mo:3質量%以下、Co:1質量%以下、Cu:2質量%以下、Al:0.02〜2.0質量%、Ti:0.2〜1.0質量%、O:0.02質量%以下、N:0.04質量%以下、Nb及びTaの少なくとも1つ:CとNとの合計の質量%の8倍〜1.0質量%を含み残部がFe及び不可避不純物からなる線材を用いる。熱処理を施して線材の結晶粒度を3〜10にする。線材を伸線してフェライト系ステンレス鋼溶接ワイヤを製造する。 (もっと読む)


【課題】 高強度と冷間コイリング性が両立するばね用鋼線に供するばね用鋼を提供する。
【解決手段】 質量%において、C:0.45〜0.7%、Si:1.0〜3.0%、Mn:0.05〜2.0%、P:0.015%以下、S:0.015%以下、N:0.0015〜0.0200%、t−O:0.0002〜0.01%、W:0.05〜1.0%、Cr:0.05〜2.5%、Zr:0.0001〜0.0005%を含有し、さらに、Al≦0.01%、Ti≦0.003%に制限したことを特徴とするばね用鋼。 (もっと読む)


【課題】 高強度においてもコイリング性に優れたばね用鋼線を提供する。
【解決手段】 質量%において、C:0.45〜0.7%、Si:1.0〜3.0%、Mn:0.1〜2.0%、P:0.015%以下、S:0.015%以下、N:0.0005〜0.007%、t−O:0.0002〜0.01%、残部が鉄および不可避的不純物を含み、引張強度2000MPa以上、かつ検鏡面に占めるセメンタイト系球状炭化物に関して、円相当径0.2μm以上の占有面積率が7%以下、円相当径0.2〜3μmの存在密度が1個/μm2以下、円相当径3μm超の存在密度が0.001個/μm2以下を満たし、かつ旧オーステナイト粒径番号が10番以上、残留オーステナイトが15質量%以下、円相当径が2μm以上のセメンタイト系炭化物の存在密度が小さい希薄域の面積率が3%以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


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