説明

Fターム[4K043CA07]の内容

ストリップ・線材の熱処理 (4,781) | 加熱手段 (217) | 流動床 (7)

Fターム[4K043CA07]に分類される特許

1 - 7 / 7


【課題】伸線加工性に優れた線材を得て、これを素材とする鋼線を高い生産性の下に歩留まり良く廉価に提供する。
【解決手段】成分が、質量%で、C:0.95〜1.30%、Si:0.1〜1.5%、Mn:0.1〜1.0%、Al:0.1%以下、Ti:0.1%以下、N:10〜50質量ppm、O:10ppm以上40ppm以下を含有し、残部はFe及び不純物からなる、パーライト組織の面積率が97%以上、残部がベイナイト、擬似パーライト、フェライト、粒界フェライト、初析セメンタイトからなる線材であり、線材中心部の半径が100μmの領域における初析セメンタイト面積率が0.5%以下であり、且つ線材表層から50μmまでの深さの領域における初析セメンタイトの面積率が0.5%以下であるような、延性に優れた高強度鋼線用線材。 (もっと読む)


【課題】異形線加工を行う線材において、高強度、且つ高延性を付与することができる高強度異形鋼線用線材と、その製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.80超〜1.1%、Si:0.7〜1.3%、Mn:0.2〜0.8%、N:0.001〜0.006%、B:0.0004〜0.0025%を含有し、更に、Al:0.005〜0.05%、Ti:0.005〜0.02%の何れか1種又は2種を含有し、残部がFe及び不可避不純物からなり、線材の直径が5.0〜15.0mmであり、表層からの深さが100μm以内において、非パーライト組織の分率が10%未満、且つ、平均パーライトブロック粒径R[μm]がR≦0.625×d+8.6の関係を満足し、引張強さTS[MPa]がTS≧350+1000×[C]+150×[Si]+75×[Mn]−9×dの関係を満足する、冷間加工特性に優れる高強度線材。 (もっと読む)


【課題】 直進する棒線を連続的に流動床加熱する際、従来の浮遊流動床の持つ欠点である送風による1)熱効率低下と2)酸化性雰囲気の二問題を解消する。
【解決手段】 水平の円筒状伝熱管に熱媒体として粉粒体を装填し、該管を軸回りに回転させて転動流動床を形成する。管両端部に粉粒体の流出防止機構を組み込み、流動床を安定させる。該流動床に埋没するよう棒線を通過させる。該伝熱管を加熱すると急速加熱炉として機能し、容易に雰囲気制御でき且つ熱効率が向上する。該管を冷却すると油焼入装置として機能する。回転数により伝熱性が調節される。 (もっと読む)


【課題】流動層から被処理材への熱伝達が一定で安定した熱処理を行うことがきる流動層熱処理炉およびその制御方法を提供する。
【解決手段】固体粒子を気体によって流動させて流動層17を形成し、その流動層中に線材5を挿通させて熱処理を行う流動層熱処理炉1において、炉体1の下部に燃焼用気体供給管6と流動用気体供給管7が複数取付けられており、気体供給管6,7の端部は、一方は管端の開口部を閉鎖して炉体側壁に接合され、他方は炉外に設置されているそれぞれの気体供給系に接続される構成としており、気体供給管の上面には、複数の上方に延びる分配管14,15が取付けられ、前記分配管の上端部から炉内へ燃焼用気体および流動用気体を送入し、炉内で燃焼用気体と流動用気体を混合させて燃焼させるものである。 (もっと読む)


【課題】 高品質ピアノ線の製造に際して線材に適用される鉛パテンティングと同等品質を確保し且つ多品種・多サイズの併行処理が可能な無鉛パテンティングの方法・装置を提供し、鉛の消耗による重金属汚染の危険性の問題を解決する。
【解決手段】
本装置は線材供給、加熱炉、冷却炉、空冷帯、保温炉、線材巻取から成り、線径の異なる多数の線材を数段の線径群に集約して平行直進走行させ、該ラインを通過させて連続的にパテンティングする。冷却炉は群毎に並列隔壁を持つ流動床が適用され、群毎に適切な炉長・炉温・空冷長・保温長を設定する。恒温性の向上のため相対的低温冷媒の流動床に次いで空冷帯で変態を完了させる。各群の基準線速は基準線径に反比例させ、各郡内の個々の線材は基準線径からの差に対応して線速を微調整する。
(もっと読む)


【課題】オイルテンパー線の材料に起因するノイズ信号を低減し、および/または、スケールの剥離に依存するノイズ信号を低減することで、既存の探傷器を用いて30μm程度の微小な疵の検出を可能にしたオイルテンパー線およびその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼線表面にスケールを有するオイルテンパー線であって、鋼線の金属組織が、焼戻しマルテンサイトと、焼戻しマルテンサイト中に分布したCoを含有する球状化セメンタイトとを含み、鋼線の保磁力が38.0Oe以上であることを特徴とするオイルテンパー線である。 (もっと読む)


【課題】 伸線と熱処理の両工程を直結し、しかも多様な熱処理を可能とすることにより設備コスト、操業コストを低減する。
【解決手段】 鋼線材を伸線して鋼線とし、該鋼線を非回転垂直螺旋リングに成形し、走行するコンベア上に落下させ、コンベア直上で1リング毎走行方向左右に分配してジグザグ・リング列を形成し、該リング列を断熱隔壁により3帯から成る流動床伝熱装置を通過させて加熱又は冷却又は保持する。連続冷却変態、恒温変態とも可能になる。3帯の個別温度条件により焼鈍、焼準、パテンティング、オーステンパー、焼入焼戻し等の熱処理がなされる。更にリング列の温間収束・保持により鋼中の脱水素処理がなされ鋼材の耐遅れ破壊性を改善する。
(もっと読む)


1 - 7 / 7