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Fターム[4L037PF32]の内容

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【課題】炭素繊維束への油剤の総付着量を抑制して過剰付着を防止しかつ油剤を均一に付着させる。また炭素繊維束の工程通過性を安定にする。
【解決手段】炭素繊維前駆体アクリル繊維束を、200〜300℃の酸化性雰囲気中で加熱する耐炎化工程に導入する直前に、該炭素繊維前駆体アクリル繊維束に、トリメリット酸エステルを50〜60質量%とポリエーテル骨格を含む乳化剤を40〜50質量%とを含む油剤組成物を付着させる炭素繊維束の製造方法。 (もっと読む)


【課題】
末端部同士の接続部を有する繊維束を、焼切れなどで断糸することなく、連続的に焼成することができる、作業性および生産性に優れた炭素繊維の製造方法を提供することにある。
【解決手段】
先行する炭素化可能な繊維束と、後続する炭素化可能な繊維束とを、それぞれの末端部同士を絡合接続して接続部を形成し、次いで当該接続部に、耐炎化遅延元素の単体または化合物が界面活性剤で溶媒に分散された分散液を付与して後、焼成することを特徴とする炭素繊維束の製造方法。 (もっと読む)


【課題】静電気による繊維束の収束性低下の抑制と、シリコーン系化合物由来の微粉体発生の抑制を同時に達成可能な、耐炎化繊維束および炭素繊維束の製造方法を提供する。
【解決手段】シリコーン系化合物を含有する油剤組成物を炭素繊維前駆体アクリル繊維束の繊維質量当たり0.1〜3.0質量%付与し、その後耐炎化処理する直前に、該炭素繊維前駆体アクリル繊維束に、更に特定の芳香族エステルを60〜90質量%と、酸化防止剤を1〜10質量%と、250℃で2時間加熱後の残渣率が1.0質量%以下のノニオン系界面活性剤を9〜35質量%とを含有するからなる油剤組成物を繊維質量当たり0.1〜3.0質量%付与し、200〜300℃の酸化性雰囲気中で加熱する耐炎化繊維束の製造方法。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維前駆体アクリル繊維束の製造において擦過による繊維表面の損傷を防止または軽減可能な油剤組成物を提供する。
【解決手段】アクリル繊維を複数有するアクリル繊維束に、下記式(1)で示される化合物を40質量%以上90質量%以下含有する油剤組成物を付着させる。


(式(1)において、R1及びR2はそれぞれ独立して炭素数11〜17のアルキル基であり、A1及びA2はそれぞれ独立してエチレン基またはプロピレン基であり、m及びnはそれぞれ独立して1〜2である。) (もっと読む)


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